食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

冬瓜とろっと煮と給食の余りを処分

見かけは悪いが味は良い

先日ご紹介したHanna Cheさんのクックブックより、冬瓜の煮たの。

とろっとろに出来て、意外や意外、夫の箸が止まらない。

700グラムの冬瓜を使うレシピでしたが、買ってきた冬瓜が900グラムちょっとあったので、200グラム切り分けて置いといてもどうしようもないので全て使って料理しました。

なので調味料も若干多めで。

レシピの説明ではどちらかというと炒め煮という感じでしたが、中華鍋でも直火でもないので水分に浸してない状態で全てにきちんと火が通る気がしなくて、レシピの何倍ものだし汁を使いましたけど。

 

あと、買ってきた生姜はいつもフープロで粉砕して瓶に入れておくので、スライスじゃなくてすりおろし状。

 

それでも美味しくできましたよ〜。

レシピに厳格に従わずとも、要するに甘辛煮というか、砂糖醤油とオイスターソース(ヴィーガンのオイスターソース=マッシュルームソース)が入り、八角とベイリーフを入れてあるのが若干日本の煮物と違うかな、というところ。

 

冬瓜がこんなに美味しく炊けたのは初めてだったので嬉しいです。

 

冬瓜メインじゃタンパク質がアレだな、ときゅうきょ豆腐を片栗粉でぱぱっとまぶして焼いてみました。

 

これは特に料理というほどのもんじゃないんですが、Hannaさんの豆腐レシピにあった、塩を入れて沸かしたお湯に3分入れて豆腐の中の冷たい水を出す、というのをやってみました。

ものすごく味が変わるわけじゃないですが、こういう下処理をすると豆腐が味を吸いやすくなるように感じます。

豆腐はいくらタレなどに漬け込んでおいても味はなかまで滲み通らない(これは経験済み)けれど、加熱されることで味を吸うのだ、ということです。

ほほ〜。

 

こういう簡単な豆腐でもカリッと焼けてて夫には「チキンナゲットみたいなもん」と好評でした。

チキンナゲットを目指したわけでもないし、チキンナゲットが大好きな子供に食べさせたらきっと異論が出るとは思いますが。

 

 

 

余った給食のご飯を食べ続けて処分を受けた調理員さん

こんな報道を目にしました。

 

 www3.nhk.or.jp

 

読売やヤフージャパンなどでも報道されています。

 

Yahoo! JAPANのリンクではコメントでルール違反を批判する意見が目立っている様子(私が拝見した時点での印象)でしたが、Twitterでは食べ物を無駄に捨てることを正しいとすることへの疑問や、最近の物価高で困っている人もいるだろうに、という視点なども見られました。

 

どういう状況だったのかはよくわかりませんので、調理員さんを非難も擁護もどちらもできないと感じますが、大量の食品廃棄物が連日発生するのを現場で目の当たりにしていたら、捨てるくらいなら、と考えるのは理解できますね。

その一方で食品価格の高騰で生活が厳しくなっている昨今ですからね。

 

市のルールでは、保育士や調理員でもお金を払えばおかずを食べることができるようですが、ご飯に関してはそれが認められておらず、残ったら廃棄処分することになっていたそうです。

 

なぜご飯だけそういうことになってるんでしょうね。

目の前で捨てられるご飯があるのに、家からご飯だけ炊いて持ってくるってのもなんか変な気がします。

 

 

市営の保育園で調理するお昼ご飯の量とは比較になりませんが、我が職場でも連日ランチを調理して提供しています。

どうやって頑張っても作りすぎてしまうことはありますので、心を痛めながら食べ物を捨てるということはありますが、我が職場の規模では、工夫すれば捨てる量を減らすことはできます。

 

先日はAGM(日本語でなんというのか、と調べたら「年次総会」ですって、そうか、そう言うのか、、、)で大勢人が集まったのですが、夕方開催されるものなので、夕食までの間のつなぎと、集まってくださる方々を慰労する(食べ物で釣るとも)意味で、サンドイッチや野菜のディップ、クッキーやチーズやクラッカーなどなどを準備しました。

 

毎年のことなのですが、どれほど人が集まるのか、はっきり予測することはできず、かといって集まってもらっておいてリフレッシュメンツ(食べ物と飲み物)がすぐに無くなってしまってはいけませんので、多めに準備します。

 

今年も余りましたよ、ツナサラダサンドイッチとエッグサラダサンドイッチ、スティック状に切ったにんじん、パプリカ、セロリ、チーズ、チェリートマト、イチゴやクッキーやアレやこれや。

 

にんじんやチェリートマトは翌日以降のランチの材料として使いまわせるんですが、サンドイッチやイチゴなどは足がはやいので翌日フリーランチとして提供(普段はランチは低価格で提供)しますが、それでも余ってしまいます。

 

今年は3年ぶりの対面でのAGMでしたので、例年以上に勘が狂って大量に余りました。

 

個人的には、こんなの週末まで大丈夫なんじゃないの、という気がするんですが、公共の場で他人様に提供する食品でお腹を壊されたら大変ですから、どうしても捨てる結末が待っているのですが、どうにかして捨てないように、、と持ち帰ってもらえる人には無料で配ります。

 

きちんと「昨日作ったものだから、必ず今日明日中には食べてしまってくださいね」と伝えますが、他人の手に渡った後でその食品がいつどのように消費されるのかまではコントロールできませんので、政府が運営しているような職場なら持ち帰ってもらうのを禁止される可能性もありますね。

 

食べ物を無駄にしない努力は常に必要ですが、完全に無駄をなくすのも難しい。

そんな中で余剰食品のご飯を食べた職員、懲戒処分になってしまって気の毒な気がします。

 

 

ご飯だけ例外な理由がとても気になります。
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