食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

Nicolet 訪問紀最終回と森林火災の影響再び

ケベック州森林火災の影響

で、再び街が煙くなってます。

ヨーロッパの方まで煙が流れていっているという話も聞きました。

アジアの方までは流石に届かないでしょうけれど、ものすごい広範囲の森林火災だけに影響も広範囲で深刻です。

 

モントリオールでは喘息など肺の病気のある方、その他の疾患、高齢者、妊婦などを対象に無料でN95マスクを配布することにしたそうです。

 

 

森の小人?
先週末に訪問したケベックの田舎町、Nicolet

滞在中に見かけた面白いものを脈略なく集めてみます。

到着初日にバイクパスを50キロちょっと回って見てみた田舎風景。

 

森の小人の公園でした。

Parc des gnomes は森の小人公園とでも言いましょうか。

Gnomeは英語だとGは無音でノームと発音するのですが、フランス語だとグノームとなるそうです。

 

へえー、語尾の子音は無視するのにそこは発音するんですか。

psychology も英語だと「サイコロジー」が、フランス語だと psychologie ピシコロジーになるのと心意気は同じかな?

 

看板見てギョッとしてみたり

お次はこの看板↑。

大きめの道を車で走っていて街と町の境界線付近へ来ると「***へようこそ」みたいな看板が出てることが多いですが、田舎道の境界線には地味な道路標識だけ出てます。

 

問題は標識のサイズとか地味さではなくて、集落の名前。

 

ここら辺はNicolet の東側に隣接するBéancourという街なのですが、もともと存在していた小さな集落を統合してその中の大きめの町の名前で一括りにした行政区。

看板は、そのまとめられた統合したBéancour町の中の、Prècieux-Sang町の区画に入ったことを示しています。

 

で、このPrècieux-Sang、英語で言えばPrecious Blood、日本語で言えば「貴重な血」でしょうか。

 

なんだなんだ、って思いますが、これはジーザスが流した血のこと。

ケベック州は1960年代くらいまでカソリックの 教会がものすごく権力を持っていましたが、町の名前にもこんなのがついちゃうくらいだったんですね。

 

カソリックの権力が強いってどんなんだろう、と想像しにくいですが、よく聞くのは例えば結婚した夫婦の間に子供が二、三人しかいなかったら、神父さんが家にやってきて「もっと子供を作りなさい」叱られた、とかいう話。

 

カソリックの一家は確かに子沢山で、夫も7人兄弟でした。

同時期の日本は多分平均2人から3人くらいの時代です。

 

カソリックの影響が今なお残るケベックの田舎は、玄関先や道端に十字架にかかるジーザス像とか、マリア像とか、何かしら地元民が祀ってるキリスト教のモニュメントがあるんですが、この辺も例外にあらず。

 

あちこちに点在するほったらかされて朽ちていく納屋

だだっ広い農地の片隅、3〜4軒に一軒は農業を辞めてるのか縮小してるのか、何しろ朽ちかけている納屋をたくさん見ました。

納屋って住宅よりも大きいですから、手入れも大変なのかな。

 

ハイウェイ(右側の道路)と並行するこの道は多分以前はハイウェイだった?

上の写真はハイウェイ沿いの奇怪な道。

 

モントリオールのバイクパスを走ってるとよくあるのが、車線がきちんと真っ直ぐになってない(グワーンと曲がってたり、何故か1箇所飛び出てたり、徐々に斜めっていったのでもう一本真っ直ぐに引き直してあったり)ことが結構ありますが、ここは何?車線を引く練習でもしたのか?

 

 

トリはやはりこの方

田舎道へ出るちょっと前に通りかかった住宅地で見かけたのはこのお車。

路肩に停車中だったんですが、Googleマップ見ながら道順確認してるのかな?

ここで撮影したストリートビューはいつ頃アップデートされるのかな?

とみんな大興奮。

 

車の上に乗ってるカメラは3dというか、ありとあらゆる角度でそこらへんの様子を撮影するんでしょうね。

 

中に乗ってたのは普通のおじさんで、我々が大喜びで写真撮ってるのを苦笑い。

この後もうちょっと先でもまた遭遇しましたが、ゆっくりゆっくりあちこちの道を網羅していくんでしょうね。

 

 

そのうちNicolet近辺のストリートビュー確認してみようっと


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