食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

田舎旅先でヴィーガン外食と、野鳥観察、Nicolet訪問2

夕飯はファラフェル・プレートをとあるパブで
Nicoletでヴィーガン飯

先週末、三連休を利用して友人カップルと我ら夫婦の4人でTrois-RIvières のすぐ南に位置する小さな街Nicoletに行きました。

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昼ちょっと過ぎに到着したら自転車で田舎を50キロばかり散策ライド。

友人たちと一緒の行動だと、おしゃべりが間に入るので何かと時間がかかってしょうがないというか、スピードもまちまちなので、50キロなのに戻ってきたのは7時前でした。

大急ぎでシャワーを浴びたら夕ご飯の相談。

ヴィーガン対応できそうなパブがダウンタウンにあるよ、しかも今夜はfête nationaleの催しがあるね、そうしようそこに行こう、、と言いながら、ふと時計を見るとすでに8時半くらい。

 

田舎だし週末だしfête nationale前夜だし、お店閉まっちゃうよ、と大慌てで街へ。

案の定店に入ったら「あと15分でキッチンが閉まります」と。

 

メニュー見て、あれこれ質問して、注文して、食事が出てきたのはすでに9時半近く。

自転車乗って運動したのでお腹減ってたせいもあるかもしれませんが、赤蕪の下に隠れているサラダがめちゃ美味しかった。

 

ファラフェル自体はまあまあでしたが、この真ん中に切って置いてある白いもの、これピタじゃなくてメキシカンのトルティヤなんですよ。

ピタを使う商品が他になくて、トルティヤを使いまわしてるんだろうけど、

個人的に北米で出回ってる市販品のウィート・トルティヤが嫌いな私。

なんかね、焼き加減が不足してて生っぽい生地っぽい食感と匂いなんですよ。

 

それ以外は全て美味しかったので、さらに残念。

 

ちなみにこれは前菜の品で、メインメニューにはヴィーガンが食べられそうなアイテムはありませんでした。

お腹いっぱいになりましたけど。

 

旅先での外食は、そこの街の規模や、住民の層などによってはヴィーガンには厳しいです。

橋を渡って北側にある小さな街、Trois-Rivièresには大学があるせいか、街の規模の割には開けてるんですが、Nicoletはやっぱりちょっと厳しめでしたね。

 

朝食を食べに入ったグリーシースプーンでは、ベーグルと果物をいただきましたが、タンパク質はベーグルに塗りつけたピーナットバターだけ。

朝食の選択は、ヴィーガンカフェなどがない場合は北米は特に難しいです。

何しろ朝食の定番には乳製品と卵が頻出しますもんね。

 

連泊する場合はホテルの部屋に豆乳とかタンパク源を仕込んで対応しますが、今回は一泊だけだったのでそこまで気にしてませんでしたが。

 

 

バイオダイバーシティと野鳥観察

NicoletにはBird Sanctuaryという公園というか保護区みたいなところや他にも自然保護関係の公園や博物館があります。

 

二日めは野鳥観察しに行くことに。

 

向こうに見えるのはセントローレンス川。手前から川まではずっと湿地帯が続きます。

ボードウォークから見える湿地帯

母鴨と小鴨達数匹が葉っぱの下に隠れています。見えますか?

 

Chickadee

入り口の案内センターを通り過ぎると、湿地帯の上をボードウォークが続いていて、所々にベンチやセントローレンス川のチャンネル(この辺りは水深が浅いので川底を掘って大型船が通れるようにしてある水路みたいなもの)やそこを航行する技術などについての展示パネルがあります。

 

ボードウォークを降りて直に散策できる箇所もありますが、小道には「マダニ注意」の看板

ボードウォークの上をまっすぐ歩くだけじゃ面白くないので、こういう小道を見つけると本当は彷徨いたいのですが、マダニに注意の看板を見て早速気が変わりました。

 

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マダニって本当に怖いです。

聞いた話では奈良の鹿なんかも注意するべきとか。

可愛らしいからよってきたら触りたくなりそうですけれど。

 

 

鳥や野生動物に詳しい友人に、マダニは鳥にもつくのかと尋ねたら間髪入れず「イエス、しかも鳥は飛ぶからタチが悪いよ。都市部の住宅地にマダニを運んでくるのは鳥だから。」と。

 

モントリオール郊外の我が家、鹿が出るほどの田舎じゃないから関係ないやと思ってたら、鳥からもらうマダニという可能性がありましたか。

 

ボードウォーク終点にあるタワーの上から今来た道をパチリ

向こうに見える陸地はセントローレンス川北岸

ここでは便宜上「川」と書きましたが、長い長いセントローレンス川のあちこちには川幅が膨らんでて、地元民には湖と呼ばれている部分がいくつかあり、Nicoletのすぐそばのこの部分はLac St-Pierre(セントピエール湖)と呼ばれています。

 

 

Cornel UniversityのMerlin app

早速散策開始と同時にコーネル大学のMerlinアプリを開いてどんな鳥がいるのかチェック開始しました。

 

 

Yellow Warbler

Red-winged Blackbird

Song Sparrow

Warbling Vireo

Swamp sparrow

Least Flycatcher

Black-capped Chickadee

 

などの声が聴かれましたが、他にも何種類か飛んでました。

ずっとアプリを開けてたらもっと記録されたんでしょうけど、携帯のカメラも使いたかったので、途中で声の判別はお休み。

こうやってアプリがすぐに写真を出してくれるので素人でも「ああ、あれが***」と学びやすくて助かります。

それでも同じ鳥が何種類もの声を出すのですぐに混乱してわからなくなってしまうんですけどね。

バードウォッチャーにはなれませんけれども、ゆったりのんびりと鳥の声を聞きつつ観察しつつ散策するのは楽しかったです。

 

 

あんなに小さいのにあんなに素早く飛び回れるとは、鳥の筋肉ってすごいな


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