食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

Happy Canada Day! 森林火災の煙による空気汚染

ケベックシティでのイベントのページバナー、地味だけど結構良い感じ



7月1日はカナダデー

先週はケベックのナショナルホリデーでしたが、今週はカナダ連邦のナショナルホリデーです。

この日はカナダ全土で花火が上がったり何かとイベントがあったりして人々が盛り上がります。

ケベックでもイベントは予定されていたようです(お天気とスモッグの影響でどこまで盛り上がったのかは不明。)

 

モントリオールではこの日は多くの賃貸アパートの年次契約更新の日で、それに伴って引っ越しする人が大勢います。

それでも最近は契約の日付が7月1日じゃないという例も増えてはいるようです。

引っ越す先のアパートにトラックで乗り付けたら、今まで住んでいた人たちの撤去作業がまだ終わってなくて何時間も待たされた、、とか、そういう笑えない笑い話もありますし、引っ越し業者はこの日の引越し料金をうんと値上げしたり、もしくは引越し業者自体を見つけられなかったりと、大勢が同じことを同じ日に行わなければいけないことの弊害は数しれず。

 

という話題で「ね〜、ケベックってやっぱりおかしいよねえ」などという話をするのがカナダデーの過ごし方ともいえます。

 

我が家はパンデミック前は大体ケベックのナショナルホリデーとカナダデーの間に有給をもらって長めの連休にして旅行へ行くことが多かったんですが、他所の州でカナダデーを迎えると、まるで盛り上がらないケベックと滞在先の州での盛り上がりとの差を体験できて面白いです。

 

 

森林火災によるスモッグ

毎朝ネットで天気予報をチェックして、雨の予報の日は雨具持参で冬は長靴、夏はサンダルで出勤するのですが、ここ最近は雨の予報だけでなく、空気の状況についても気をつけるように。

パンデミック初頭もそうでしたけど、どんなマスクが有効なのかとか、実際マスクは有効なのか、どんな状況が危険なのか、などをきちんと把握したり情報源を見極めるのに若干時間がかかるというか、今まで気にしてなかったことを急に気にしなくてはいけなくなるのはやっぱりあたふたしますね。

 

私はいつもWeather networkというサイトで天気をチェックしていますが、そこに赤いバナーにsmog warning と出てくるのを見て判断していました。

 

 

市が無料で配布し始めたN95マスクをもらうにはまだ若いし病気持ちでもないのですが、実際にどれほど危険なのか、自転車で20分弱の通勤で肺をやられたりはしたくないけれど、そこまで危険なのかどうなのか、と思って赤いバナーの右手の Learn moreというリンクをクリック。

政府関連のリンクを追っていって出てきたリアルタイムの空気の状態に関する情報ページに載っていた地図がこれ↓

7月1日朝9時の時点での状況です。

これを書いているのは9時45分なので、あと15分したらアップデートされるんでしょうか。

赤いのがプア、黄色が許容範囲、緑が良好、灰色がデータ無しですが、よくみるとモントリオールは白いまんま。

白は何?どゆこと?

とモントリオールをクリックしてみると、モントリオール市のサイトに飛びました。

montreal.caでもこれ、現在の森林火災によるスモッグの状況については触れてなくて、モントリオール市の空気汚染予防に関する規制や取り組みについて書かれているんですよね。

 

モントリオールには独自の11箇所(プラス2箇所の一時的な)モニタリング・ネットワークがあるそうで、このネットワークによるアップデートが毎時間公開されるのだそうです。(でもこのページにはリンクはなし)

 

多分モントリオール近辺の空気の状況が真っ赤なのに、都市部であるモントリオールが良好なわけはないので、きっと市内も真っ赤なんだろうとは思いますが、なんであえてこんなふうに情報をわかりにくくしているのでしょう。

 

とはいえ上のページ、空気汚染予防対策として、暖炉、ウッドストーブなどの利用に関する規制についての詳細が載っています。

 

Vous possédez un foyer ou un poêle à combustible solide (bois, bûches écologiques, charbon, granules) ? Vous devez le déclarer. Votre appareil doit être conforme aux normes en vigueur pour être utilisé. Un permis est aussi nécessaire pour l’installer, le remplacer ou l’enlever. Dans le cas d’une alerte de SMOG à Montréal, vous ne pouvez utiliser votre foyer ou votre poêle, sous peine d’amende.

 

うちにはないから関係ないですが、古いお宅などだと暖炉がついてたりウッドストーブがあったりしますけど、所有者は申告しなければいけない、とあります。

現在は環境ガイドラインに沿わない古いものなどは使用禁止ですが、撤去や新しいものの購入・設置などの際には許可を申請する必要があるそうです。

そして、現在のようにスモッグ警報が出ている時にウッドストーブなどを使用するのは禁止で、違反すると罰金だそうです。

 

夏場の暑い時はあえて暖炉やウッドストーブを使う人はいないでしょうけど、夏はキャンプファイヤーとかBBQとかありますからね。

火を燃やすというのは一番空気汚染に繋がりますから要注意です。

 

他にも、なるべく車の利用は控えましょうとか、停車中のアイドリングをしないようにとか、森林火災による煙が流れてくるのはどうしようもないですけど、代わりに個人ができることをやってなるべく空気を汚さないように、、というメッセージが載っています。

 

連日空気汚染が気になるので、現在は携帯のWebブラウザでモントリオールのリアルタイムのAQIページを表示して、気になるたびにリロードしてチェックしています。

AQI=0に近いほど良好で、100以下は健康な人には無害、100以上になると危険度が上がるという指標らしいです。

 

 

 

綺麗な空気の大切さが改めて身に沁みます


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