ストリートフードで朝ごはん
ある日の朝ごはんは、チックピーのおかずというのかスナックと言うのか、、、と、野菜とじゃがいもの餡をクレープのような生地で包んで焼いたもの。
チックピーの一食分ずつプラスチックラップで包んで携帯しやすいようになってて、三角形のはそのまま積み上げてあって、一個いくら、、でやはり気軽に買い食いしやすく提供されてます。
他にはサモサや筒状になって揚げられた、中身は基本サモサと似たようなロール類(魚が入ってたらフィッシュロール、野菜だけならベジタブルロール、、、)などが一緒に並んでることが多いです。
泊まった宿には朝食オプションがなく、朝は写真のようなスナックを前の晩に買っておいてそれを食べて済ませました、、、が、エアコンのない宿に泊まった時ふと、この灼熱の室温で一晩放置された食品を食べても良いものか?と気になり、朝買うことに。
とは言うものの、こう言うのをおいてる道端の商店、どこも、失礼ながらかなり貧しそうで不衛生そうで、冷蔵庫ってあるのか?とかなり疑わしい。
売ってる小屋と言うか掘立てスタンドというか、その場で中華鍋とコンロと揚げる前の状態のものが並んでて、作った順番に並べてる店もあるんですが、調理施設はどこにあるのかわからないような店も多く、しかもどこもそう言った売り物が道端からもよく見えるように、ガラスケースがどでんと炎天下の歩道際に迫り出してる感じで。
私の宿で室温で一晩放置されてるのと、店の残り物(しかも数時間西陽を浴びてたりして)を冷蔵もせずに翌日また売ってるのかもしれないのを買うのと、どっちが安全なんだろう、なんて気になり始めたり。
その場で揚げてる店で買う時に、ふと目に入った中華鍋の底には油を何度も使い回したであろう形跡も。
売り物を袋に入れてくれるおじちゃんは素手で掴むし(トングを使ってくれる店もあり)、細かいことを気にしててもしょうがないんですけどね。
それにしても、店先に陳列されて日光をたっぷり浴びつつ1日で売り切れそうにない食パンやらあらゆる食品やら、しなってる野菜類やらをみるだに、鮮度とか食品衛生にこだわることができるのってある程度の経済的余裕が必要、と言うのはまあ当たり前ではあるんだけど、考えさせられるものがあります。
生卵も生魚も炎天下、その辺に陳列されてるんですよ。
魚なんかは臭うからちょっと強烈です。
ヴィーガンだから関係ないけど、もし魚介類大好きだったとしても、ああ言う状態の魚を見たら店で注文する勇気はでてくるだろうか。
でも地元の人たちはあれを食べてるんだろうから、冷蔵技術の無い世界に生きていたら体もそれに慣れてて平気なのだろうか。
朝食付きの宿
宿で出てくる朝食、西欧人向けだとトースト、オムレツ、フルーツ、コーヒー、みたいな構成が多く、ヴィーガンはパンとジャムだけ、みたいなことになりがちなので、朝食付きを選ばないことが多いのですが、スリランカの場合、アジアン・ブレックファーストもあり、なんてところもあるので朝食付きを選ぶこともあります。
アジアンって何?と思いますが、アジアというのは日本、中国、韓国など東アジアからイランなどあっちの方まで含む巨大なエリアですので、スリランカは南アジアということなんですね。
と言うわけで、アジアンブレックファーストあり、と見たらとっても魅力を感じるのです。
これは宿で出て来たものではありませんが、朝食。
ダール、ポテトカリー、ココナットサンボルとスプリングホッパーという細い麺が固められたガレットみたいなもの(柔らかいです)。麺上だけど、麺みたいにツルツルといけないのであんまり好みではありません。
スリランカではローカーブダイエットは難しかろう