食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

りんごに溺れ気分・バナナブレッド(りんご入り!)

バナナブレッドなんですが、りんご一個と油脂の代わりにアップルソース入り、ついでにアップルソースをトッピング

 

りんごの収穫と食料の保存と消費

野菜や果物で、足が早いものってちょっと悩ましいですね。

 

もやしとかほうれん草、インゲン豆、きゅうり、コリアンダーの葉っぱ、これらは買ったらすぐに洗って切って調理してしまわないと、買ったまんま冷蔵庫に入れちゃって忘れちゃうと、三日後には葉っぱや実のあちこちに煮えちゃったみたいな傷んだ部分が発生し始め、そのまま全部を食べるわけにはいかなくなります。

まだ食べられるところがありますからね、傷んでる部分を取り出して捨てるという過酷な作業をしたのち、ちゃんと食べ切らなきゃ。(と思うと億劫で、先延ばしにしちゃうと全部ダメにしちゃうし、悩めるところです。)

 

 

日本のきゅうりは小さいからあんまり関係ないですかね。

 

こちらで買うイングリッシュキューカンバーはでっかくて、ラップでピシッとラッピングしてあるのですが、太くて長くて、一回に全部使い切れないことが結構多く、大根みたいな感じに5センチ切って使い、3センチ切って使い、してるうちに残りが痛んでしまう、みたいなことがよくあるんです。

 

そういう次第で、好きだけど足の速い奴らを買った時は、真剣に先手必勝でチャチャっと洗って切ってすぐ使えるようにして、使いたい分はドカンドカンと使ってしまう、と覚悟を決めて買ってきます。

葉物は一種類しか買わない、とか夫がインゲン豆(好きなので毎回買いたがる)をカゴに入れる時には「それ今週中に使い切るよね?」と料理の予定を決めてもらう、など我が家のルールも決まってます。

 

なま物は鮮度が命ですから、家の中に持ち込んだら割と真剣な消化活動が始まります。

 

 

林檎も同じ。

 

リスや鳥に突かれたくないばっかりにどっかーんと残りの何十キロを収穫してしまったばっかりに、これがスカスカ(おいしくない)状態や傷んでしまう状態に陥らないうちに消化せねば!

 

というストレスが。

 

 

バナナブレッド

バナナは好きじゃないので基本は買わないんですが、先日夫が高熱と喉の痛みで何も食べられない状態になったので、バナナなら飲み込むように食べられるか?と買ってみたのが、黒くなって残っていました。

 

バナナって、フルーツフライを呼び込むし、やっぱり嫌いです。

しょうがない、バナナブレッドにしてくれるわっ!

 

5本合わせて520グラムほどだったんですが、いろんなレシピを見ると3本だの小さい時は4本だので、まあ大きくて5本で520グラムだけど、まあいっか、と全部投入しました。

 

りんごも入れちゃったバナナブレッドのレシピはこちら
  • バナナ5本(520グラム)多分3本くらいが一番膨らむ量だと思われますが。
  • スペルト・フワラー 100グラム
  • オールパーパス・フラワー 110グラム
  • ベーキングパウダー 小匙1
  • ベーキングソーダ 小匙1
  • 塩 ひとつまみ(多分小匙8分の1くらい)
  • アップルソース 90グラム (バターとか油脂の代わりに)
  • バニラエクストラクト 小匙1
  • 豆乳 4分の1カップほど (タネが粉っぽかったため)
  • シナモン 小匙1
  • 小ぶりのリンゴ 一個分
  • 胡桃の刻んだの 100グラム分くらい
  • レーズン 半カップくらい

手順

  1. オーブンの余熱350℉を入れる
  2. バナナをボウルに入れてフォークなどで潰し、液体の材料を入れて混ぜておく
  3. 粉物の材料を別のボウルにふるい入れて合わせてから液体のボウルにいれ、ざっくり混ぜたらリンゴ、胡桃、レーズンなどを入れて軽くまぜ、型に入れる。
  4. オーブンで50分から60分くらい(オーブン次第で臨機応変に)

 

料理もパンもお菓子もあまりキチキチしっかりレシピ通りにやらないタイプなので、このレシピは美味しかったからあなたもさあ!という意図ではなくて、こんな感じで写真のようなものができましたよ〜、というサンプルのようなものです。

 

今回はバナナの量が多かったのとりんごまで入れちゃったりしたのもあって、あんまりふっくらしたバナナブレッドになりませんでした。

砂糖を入れたら甘すぎるだろうと思って入れなかったのも膨らみがイマイチだった要因かもしれません。

夫の朝食用なので、本人が美味しいと言って食べてくれてるのでうちではこれが成功品です。

 

アップルソース

北米のコレステロール値を気にしてベーキングをしている人々の間で知られているのは、ベーキングのレシピの中にある油脂(バターとか油とか卵とか)をアップルソースで代用できちゃう、という技。

 

庭のりんごが収穫できるようになってから、アップルソースを作るようになり、それから油の代わりにアップルソース、という使い方をするように。

毎回じゃないですけどね。

 

他にはアップルソースといえば豚肉とあうと言われてるようで、ポークチョップの付け合わせに出したりもしますが、うちではポークチョップは夫が食べたいと思いついた時だけなのでほぼ出番なし。

 

子供のおやつにアップルソースを食べさせてる親御さんも結構いらっしゃいますからね、うちでもデザート代わりにアップルソースを器に盛って出しても良いかも。

 

美味しいですからね。

 

自分で作るアップルソースは何を入れるか自分で決められますけど(うちはレモン汁とシナモンだけ)市販のは、加糖か無糖(果物の中にもともと含まれてる果糖ではなく後から砂糖が添加されて無いという意味)かの表示を見て、さらに裏面の添加物のリストなども見て買いましょう。

豆乳やアーモンドミルクなどのプラントベースのミルク製品などもそうですが、安定剤とかなんとかかんとか結構添加物がたくさん入っていることが多いのです。

 個人的には正直、アップルソースってりんごを食べ尽くしきれないからどうにかしなきゃ、と煮てカサを減らすためのもので、買ってまで食べるモンでもないと思ってるんですけどね。

 

 

生のりんごが一番


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