
クリスマスディナー
今年は客人なしで二人だけですので、いつもより作る量を減らそうと言ってたのに夫はベーキングシート一杯一杯に野菜を敷き詰めてローストするし、ドレッシング(七面鳥など丸焼きする場合にお腹に詰める詰め物)もいつも通りにたっぷり作ろうとするし、いやいやいやいや、もう少し減らしてくれー、、、とか、やいやい言いながら作りましたよ。
オーブン料理と野外のバーベキューになると俄然リーダーシップを発揮する夫。
これってなんでしょう、男の料理って思ってる?
夫の担当は野菜のロースト、ドレッシング、マッシュポテトをするときはマッシュポテト。
私は夫が作るドレッシングのための豆乳を作る、グレイヴィー、クランベリーソース、肉を食べなくなって以来は肉の代わりのメインになるタンパク源のものを作る、、のが担当です。
クランベリーソースはオレンジの皮とか果汁を入れて作ると美味しいんですが、面倒だったのと繊維質を捨てたくない気持ちとで、半分くらい皮を剥いてザクザクっと切ったのを入れて作りました(オレンジの甘みもあるので砂糖は大匙1杯くらい。)
クランベリーソースは、めっちゃ簡単に作れます。
多分ご馳走を何品も作るので鍋がもうない!とかそういう理由で買う人が多いんだと思いますが、余裕があったら手作りの方が絶対美味しいです。
クランベリーと砂糖少しと水(好みでオレンジもちょっと)を10分も煮たら出来上がり。
砂糖は思いっきり控えめにしても結構いけます。
毛糸の帽子問題
頭の形が良くないんです。
父と頭の形が同じなので、生前は父を見るたびに血のつながりを感じていました。
冬、ニットの帽子をかぶる季節になると、ヘリを引っ張って耳をカバーすると歩いているうちに帽子が目の上までずり落ちてきてしまいます。
耳当て付きの、モスクワ特派員が被ってそうなああいう帽子とか、そういうのでないと達成できない位置に目と耳があるようです。
でもうちにある帽子はどれも、英語でいうビーニー、ケベック語でいうトゥーク、歩いているうちに目の上にずり落ちてくるスタイル。

冬になるたびに「ああ、頭の形にあった帽子が欲しい」と思うのに、冬が始まるともう何だかあれこれ冬に対応するのに忙しくなって結局毎年「来年はね」って思っておしまい。
でも今年こそは目の上にずり落ちない、それでいて耳を隠せる毛糸の帽子を編みますよ。
ふふふ。
冬が終わるまでに編み終えられるかどうかが問題ですけど。
ネットで有料パターン(デザイン)購入
帽子のパターンを探してネットを徘徊していたらやたらと目にした、今年はこれ流行ってるのかな?という編み物デザインがいくつか。
一つはスリッパ。
純毛でどでかく編んで、洗濯機で縮ませてフェルト化させて暖かく履くという、フェルトになるから 編み目の質感が消えて、編み物とは別物の可愛らしさが強調されてて、おお、暖かそう、でもウール100%の極太毛糸を買うことはないから、これを作ることはないな。
帽子を編む予定なのにスリッパに引きずられなくてよかった。
で、帽子を編むつもりなのにスカーフの写真やビデオがガンガン私のブラウザに侵入してきました。
ソフィー、、ってやつ。
先ほどのスリッパと違い、大変シンプルで「普通」なのでなぜこれがそんなに人気なのかわからないわー、しかも私はスカーフじゃなくて帽子だから、とスルー。
そしたら、銀行強盗が顔を隠すためにかぶる目出し帽みたいな構造だけど顔は全部露出する(から銀行強盗は採用しないであろう)バクラバ、みたいな名前の(でも若干違う)作品の写真が溢れてきて、それと一緒に、スカーフの真ん中部分がフードになってるマチコマキっぽい、先日目にしたソフィーなんとかの変形版フードみたいなのも。
帽子!っていうデザインよりもこういうやつの方が私の目と耳問題には良さそうだわ、と、ちょっと見てみると、一旦それらをクリックしたもんだから、GoogleもYouTubeも、どこもかしこもフード付きスカーフだらけに。
世界中にそれ以外ないみたいに。
で、このソフィーなんとかのパターンを編み物サイトで見てみたら、カナダドルで7ドルくらい(米ドルで5ドルに設定してあるのかな?)
編み方解説のYouTubeもたくさん出てるので、文章のパターン(日本のパターンは製図が主なので記号が読めたらわかりますが欧米のは文章で、ちょっとわかりにくいことがあります)だけどできそうだな、と判断して購入。
銀行強盗系のも余裕があったら編んでみたい気がします。
今年は耳をしっかり隠して目をしっかり出して外を歩けそうですよ。

ソフィーフードだと巻き方次第では早歩きの時や風がある時は耳がちょっと冷気に触れちゃうかもしれませんけど。
やはり銀行強盗スタイルかな。