食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ターキー・ハムもどき(セイタンレシピ)作りました。

お昼ご飯にサンドイッチ。

夫は、ハムとかチーズとかをパンに挟んでサンドイッチ、というのが一番簡単で馴染みがあるのです。ハムがなければチーズだけ、そんなのでも平気なのです。

でもハムは、肉を食べる人たちだって健康を気にする人たちは避けるようにしている食材です。添加物すごいですからね。

夫も、ハムは避けてターキーとかローストビーフとか、別のものを買ってきたりしますが、ターキーだろうとロースト・ビーフだろうと、ああいうデリカウンターで売られてるものって大体同じなんじゃなかろうか、と思うのです。

 

それでも最近はそういった体に悪そうなコールド・カッツ(ハムとかサラミとかサンドイッチやつまみによく出てくる加工肉の総称)はあまり買わなくなった夫。よしよし。

でもやはり、慣れってありますので、彼が「ううーん、最近食べてない!食べたい!」と思う前に、作ってみました。

 

ヴィーガン・ターキー・スライス。

 

参考にしたのはこちらのブログです。

 

参考にしたレシピから、ないものはあるものに置き換えたり、ないものは無視したりした、私のレシピですので、オリジナルに忠実に作りたい方は上のリンクでオリジナルをどうぞ。

 

ヴィーガン・ターキー・スライス

材料

  • 白いインゲン豆 100グラム(調理後の状態で。水は捨てる)
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 水 1カップ
  • 醤油 大さじ2
  • ニュートリショナルイースト 大さじ2杯半
  • オニオン・パウダー 小さじ1
  • 海塩 小さじ4分の1
  • 乾燥セージ 5枚ほど
  • 乾燥タイム 小さじ半分
  • グルテン粉 1と二分の一カップ

 

手順

  1. ハーブ類を石臼かすり鉢で細かくすりつぶし、海塩、ニュートリショナルイースト、オニオンパウダーなどを加えて全て細かくすりつぶす。
  2. フードプロセッサーに白インゲン豆と水、醤油、オリーブオイルを入れてクリーミーになるまでプロセスする。
  3. 乾燥ハーブミックスを加えてよく混ぜる。
  4. 大きめのボウルにグルテン粉を入れ、液体ミックスを加えて全体に手早く混ぜ、混ざったらへら(菜箸でもなんでも)についた粉を指でこそぎ落として、素手で生地をよくこねる。
  5. 全体が良くまとまったら球状もしくは楕円状に形を整え、アルミフォイルでぴっちり包む。
  6. 蒸し器で1時間むす。
  7. 350℉に予熱したオーブンで30分焼く。
  8. 完全に冷ましてからスライスして召し上がれ。

1カップはアメリカのカップ、240ml弱が1カップです。

大さじ、小さじは日本もアメリカも同様、小さじが5ml大さじが15ml。

 

セイタンって小麦粉から作るやり方と、グルテン粉を使うやり方とありますが、グルテン粉の場合、このように豆などを足してやることで、グルテンのゴムっぽさを調整できるんですね。

これは参考になります。

 

グルテン粉で作るセイタンの場合、手順は基本的に「水分とグルテン粉を前もって計量」「水分とグルテン粉を混ぜる」「こねる」「茹でるもしくは蒸す」

そう考えると割と簡単です。

 

混ぜる段階で、慣れないとやっぱりギュギュッとゴムっぽくなってしまっている部分がある一方でまだ粉が残ってる!とかそういう焦る状況も出てきます。

 

ここに、豆をマッシュしたものを混ぜたことで、この強烈なゴムっぽさという問題が若干緩和されたかと。笑

 

調味料やスパイスは、こちらのレシピに基本的には従いましたが、私は別にターキー風味を出したいと思ってるわけでもない(基本的にターキーのあの匂いは好きではない)のと、家にないものはないから、ということで、ヴィーガン・ウスター・ソースとか、スモークド・ソルトとか、入れませんでした。

でもスモーキーが欲しいなら、とスモークト・パプリカをほんの耳かき1杯分ほど入れてみましたけれど。入れなくてもよかったかも。

 

材料をよく混ぜてよく練った後、1時間蒸して、30分350℉のオーブンで加熱しますが、出来上がりの食感は、ズバリ、かまぼこ系でした。

おでんの練り物とか、ああいう方向を目指すならセイタンは結構使えるかもしれません。

でも、ハム系を狙うとしたら、これはちょっと歯ごたえ的に違うかな。

 

マスタードやマヨネーズをつけて、他の具をたくさん乗せたらば、ひょっとしたらいい感じになるかもしれませんが、これだけだとちょっと、やっぱり、カマボコっぽい。 

 

でもまあ、「え?これ、ハムじゃないの?ええ?ターキーかと思った」

という反応こそ期待できそうにありませんが、これはこれでサンドイッチの具に使えないことはなさそう。

 

明日の昼にでも食べてもらって、感想を聞いてみたいと思います。

 

蒲鉾っぽさを逆手にとって、蒲鉾のつもりで使うのもありかなと思いますし、食感をちょっと変えるには、加えた豆の比率を調整することで何かが得られるのかもしれません。。。

 

ヴィーガンでハムがわりになるもう一つの食材は、シート状になった豆腐(名前を失念)ですが、これは中華系の食料品店に行くと豆腐コーナーにあります。

ハムがわりになるといっても、味じゃなくて、あくまでも存在感というか食感です。でもパスタサラダとか冷やし中華とか、そういうのに切り刻んで入れる分にはちょうどいい感じなのは確かです。

広げると割と大きいですが、売り場には、折りたたんで15センチx20センチくらいのビニールのパッケージに入っておいてあります。

 

が、このシート状の豆腐、買ってきてすぐに使わないと、結構足が速い。

賞味期限が印字してあっても、そんなもの当てにはなりません。なぜそんなに足が速いのかは知りませんが、あれは、使う予定があって、それから買いに行くようにしないと。

 

このセイタン・ハムも、そんなに長持ちはしないかもしれないので、このレシピで作った一回分、半分くらい冷凍して見ようかと思います。

 


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