食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ムジャダラと冷蔵庫の残り野菜炒め

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先々週あたりからこっち、バタバタしていたので、冷蔵庫の中の野菜が使い切られることなくずっと滞っていました。

 

ズッキーニ3本と、マッシュルーム16oz、しいたけ4つ、、、

人参とか、割と長持ちするものはいいんですけど、足が速いやつは早く使ってあげたい。

 

と言うことで、ズッキーニとマッシュルーム炒めを作ることに。

トマトベースで何か作ってもいいんですけれど、疲れがたまっているのでちょっと楽したく、ただ塩胡椒で炒めるだけにしてやりましたよ。

適当に切って、オリーブオイルで炒めて塩胡椒。

でも、マッシュルームたっぷりなので香りが良くて美味しい。

 

で、これに合わせるのに何を作ろうかな、、と思って、これまた簡単なムジャダラを作りました。

 

中近東〜インド〜あたりの食べ物ですよね。

コメとレンティルの組み合わせなので、たんぱく質が完璧な上、鉄分とか、他にもいろんなミネラルが取れて素晴らしい上、簡単なのがいい。

 

ムジャダラレシピはいろいろありますが、今日作ったのはこんな感じです

 

ブラウン・バスマティライスのムジャダラ

  • ブラウン・バスマティライス 2カップ
  • 水 3カップ半
  • レンティル 2カップ
  • 玉ねぎ中くらい3つ(スライス)
  • にんにく二分の一バルブくらい
  • マスタードシード
  • クミンシード
  • シナモン
  • クミンパウダー
  • ターメリック
  • カイエンペッパー

手順

  1. レンティルは小石などがないかチェックして洗い、小鍋でアルデンテに炊いて水を切っておく。
  2. 厚手の鍋に油を入れ、マスタードシードとクミンシードを爆ぜさせ、玉ねぎを飴色になるまで炒める。
  3. にんにくを加えて香りを出したら粉のスパイスを入れてなじませ、コメを入れて混ぜ合わせ、レンティルを入れ、水を入れ、蓋をして沸騰させる。
  4. 沸騰したら火を弱めて20分くらい炊いてやる。

 

ご飯とレンティルが両方いい具合に炊けるように時間差を与えるのと、好きなスパイスの組み合わせを入れてやるのと、玉ねぎ、これだけ気にしてやればすぐできるので便利です。

仕上げにレモン汁を絞るとさらに味が引き締まりますが、今日は冷蔵庫になかったので割愛。

 

 

ブラウンライスを使用しているのと、レンティルの茹で汁もちょっと入れているので、出来上がりが茶色くて写真写りが悪いですが、美味しいですよ。

白米で作る場合は水を減らします。

 

 

 

慌ただしいと冷蔵庫の在庫管理も後手後手になりがち、、、


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Sweet Greens でヴェジ・バーガー

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チックピー・ベースのパティとトマトとレタスが挟まれたバーガーです。サイドのピクルスは、ディル・ピクルス。

 

義母がホームに入ってから見つけたお店、Sweet Greensですが、ここに来ることもこれが最後だろうと思いつつ、食べに行って来ました。

 

 

初めて食べた時の記事を見たら、レタスが水っぽかったんでしたね。でも、写真で見るとソースがたっぷりですよ!今回のはレタスは比較的よく水切りされてましたが、ソースがかなり減っていました!笑

 

何度か通ううちに、日曜定休というのは抑えてましたので、月曜に。

 

同行した義姉が水を所望したので、みんなついでに一杯ずつ水をいただきましたが、出て来たカップを見てびっくり!

 

プラスティックの使い捨てカップじゃないですか!

結構あるんですよね、店内で飲み食いしてるのに使い捨て容器で出してくれる店って。

なぜ?

しかもこの店は、Sweet Greensなんて言って、グリーンを強調してるのにね。

 

あ、でも考えて見たら、以前にも注文したバーガーが紙のケースに入れられて出て来たことがあったんでした。紙のケースから出して、ケースをお返ししましたけど。笑 

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なんて思っていましたら、よく見ると、「石油ではなく植物性の材料を使用したカップです」と。

その下にあるURLに行って見ると、製造元の企業でした。

バイオディグレーダブルの使い捨てカップやカトラリーを作っているようです。なるほど。だからいけなくないのよ、てことですかね。

 

 

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カップの裏を見て見ると、#7ですって。

6まではよく見かけますが、7は初めて。

 

#7のプラスティックってなんだろう、とググって見ましたら、「1〜6以外の全て」というような、なんでもありなカテゴリーなようで、実際にはっきりと素性がわからないのが気になります。

 

 

このサイトには植物性原料で石油由来のプラスティックとほぼ同じような製品ができる仕組みについての説明があります。

 

バイオディグレーダブルってことは、空気に触れている間にボソボソっと崩れて来てそのうち土に還る、ということですけれど、分解されたものが全く無害な物質とは限らないので、「これはバイオディグレーダブルだから平気よ」と手放しでは喜んでられないと聞いたことがあります。

 

どうしても使い捨て、どうしてもプラスティック、という場面はありますし、商売であればやっぱりガラス容器ばっかり使ってられないこともあるとは思うのですが、「うちはバイオディグレーダブルを使っててグリーンだよ!」と宣伝できるとでも思ってるのか、使い捨てのものをバンバン使ってるお店が結構多いように感じます。

 

お店の中で水を飲むくらい、グラスのコップに入れてくれて、あとで洗えばいいのになあ。洗うっていう行為ももちろん水や洗剤を使うから、全く無害ではないですけれど、使い捨てよりは、、ねえ、、、。


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久しぶりにVIAに乗ってオンタリオへ

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義母の訃報を受け、先に一人で義母の元にかけつけていた夫とその兄弟姉妹たちと合流すべく、私は長距離列車・VIA Railでひとまずトロントへ行きました。

 

義母が住んでいた老人ホームや自宅はトロントからだと2時間くらいの田舎にありますが、そこへ運んでくれる電車やバスはないので、最寄りの大きめの街までトロントから乗り継いで行こうと思いましたら、VIAだと待ち合わせが3時間とか、そういうふざけたことになっていました。

乗客があんまりいないから、そんなにしょっちゅうは電車を出せないんでしょうね。

そこで、VIAはトロントまでにして、そのあとはオンタリオのトランジットシステム、その名もGO Busでハミルトンという街へ行くことに。

Go Bus & Trainは通勤の足ですし、ハミルトンはとても大きな街ですので利用客も多いようで、週末でもバスが20分おきに出ています。

 

 

義母の住む町の最寄りの比較的大きめの街まで、ハミルトンからさらにバスを乗り継いで行こうと思ったのですが、夫がハミルトンまで車で迎えに来てくれるというので、渡りに船とはこのこと、楽させていただくことにしました。

 

 

カナダは大きな国ですからね、田舎までの足は本当に、公共の交通機関のみだとかなり不便です。

車社会になってしまうのも、わかります。(夫がハミルトンまで来てくれなければ、次の街まではバスで行かれますが、その先は公共の交通機関は途絶えるので、タクシーか、、、タクシーなんかないかも、、、やはりお迎えをお願いするか、レンタカーか、、、レンタカーの支店なんかないかもしれないので、それならハミルトンとかトロントからレンタルして来ちゃうしかないか。)

 

 

 

というわけで、電車とバスの部分は、久々に一人旅なんだと思ってせいぜい楽しみました。

 

旅の目的がお葬式っていうのは悲しいですけれど、一人で電車に乗って車窓を眺めたり、ぼーっとしたり、本を読んだり、WIFIがあるのでネットで色々読んだり。

ただ、日本からカナダに来て、旅の楽しみとしてVIAを組み込む予定の方は、モントリオールートロント間は景色は特に美しくもありませんので、景色で勝負している別の区間を選ぶことをお勧めします。WIFI もちょっと遅いと感じましたしね。笑

 

乗り換えのトロントも、いつもは車で高速を通過するだけです。トロントの渋滞に引っかかりたくないので、高速から見えるトロントの建物の屋根を見るだけです。

 

今回は駅とバス・ターミナルの間のほんの5分ちょっとだけですけれど、街中を歩いて、そのぶんだけ街を感じることができました。

いや、実際は駅を出て、バスターミナルに行き着くまでに人に尋ねたり、切符を買う列に並んだり、そういうのもあったので、トロントの世俗を感じたのは15分くらいでしょうか。笑

 

 

GOTransit.com - Home Page

 

旅行でトロントへ行く方が楽しみにして見に行くようなところはかすりもしませんでしたけど、義母の容体が悪化して、訃報を受けて、ずっと頭の中が暗くなっていたので、長距離移動や慣れない街での乗り換えはいい気分転換でした。

 

 

義母もですが、数年前に亡くなった義父は船で北米にやって来て、最初は生活を確立するのに一生懸命で、義父の両親が亡くなってもヨーロッパにお葬式に帰るなんて想像もできなかった時代だったとか。そう考えると現代は恵まれています。


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義母のこと

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義母が住んでいた家のすぐ裏のライ麦畑。この写真を撮ったのは、2年前。義母はまだ自宅に住んで家事もこなして暮らしていました。

 

私ごとですが、こちらの現地時間の9月16日の朝、義母が亡くなりました。

1931年生まれの85歳でした。

病気ではなく、老衰で、子供達に囲まれて息を引き取ったので、幸せな最後だったと言えるのかとは思いますが、そう言ってしまえるのかどうなのか、なんとも複雑な気持ちがします。

 

現代社会の現実として、こう言う展開はありがちなのでしょうけれど、老人ホームに移されて、とても悲しそうでした。

 

老人ホームに移される前の数ヶ月間は、毎日自宅にケア・ワーカーがやってきて、家の掃除や食事の支度、入浴のサポートなどをやってもらっていたのですが、とても抵抗がある様子でした。

他人が家に入って来て、入浴やトイレなどと言った一番プライベートなことに手を出すのですから、それが必要だからしょうがないのは理解していても、やっぱり抵抗があるのは当然です。

 

ケア・ワーカーの人たちは慣れたもんですし、皆さんそれぞれに朗らかでいい感じの方達でした。

けれど、介護の必要な老人としての義母しか知らない彼女たちの声の掛け方や声音は、どうしても「弱々しい老人への声音」で「何もできない老人への言葉」になってしまいます。

 

それ自体をどうしろと言うことはできませんけれど、なぜ健康な大人への声の掛け方とは別の声音になってしまうのだろうといつも気になってしまいました。

その声音に象徴される、老人や弱者への態度そのものが、優しさや尊敬の気持ちではなくて、「できないあなたのためにやってあげてるのよ」というふうに見えてしまうのでした。

 

介護が必要になった義母を訪問するたびに、義母にとって一番好ましい状況とはどんなだろうか、それを叶えてやれないならば、次に好ましい、実現可能な状況とはなんだろうか、と考えました。

でも、「自分の家で、自分の好きなように暮らす」以外には、義母が望むことはなく、たまに顔を見せて以前の暮らしに少しでも近い状況を持ちこんでやるくらいしか私たちにできることはなく、罪悪感とやるせなさを誤魔化すために、クッキーを焼いて持って行ったりしました。

 

 

 

弱ってしまう前の義母は、声にも張りがあって、健康で、クッキーが好きで、花が好きで、働き者で、料理以外の家事はバッチリで、編み物が上手で、政治の話、科学の話、医療システムの話などになると話が尽きなくなり、自転車で遠出をしたり、キャンパー・バンでメキシコやアメリカの南部を今はなき義父と一緒に旅したり、エネルギーに満ちた人でした。

 

熱心なカソリック教徒で、夫が幼い頃はかなり厳しかったそうで、吹雪の時でも教会に行くのは欠かさなかったとか。

本当にとことん厳しいカソリックだったそうで、夫を始め、義母の子供達は成長するにつれことごとく宗教を拒否するようになりました。

 

私が出会った頃の義父母は、かなり丸くなっていた頃で、私がキリスト教徒ではないことも問題ではなく、教会に一緒に行くだけでも喜んでくれたし、やっぱり信者じゃないから居心地が悪いので行かないといえば、それはそれでいいよ、問題ないよ、と受け入れてくれました。

 

いや、それどころか、当時のローマ法王、ヨハネ・パウロ2世への批判的世論に関して夫やその兄弟姉妹たちがワイワイと議論してるところに参加したりするほどでした。

 

私とは生まれ育った文化も時代も全く違う義母でしたが、移民してきたという経験は共有していました。

彼女はオランダから、私は日本から。

 

ヨーロッパ人だから、パッと見で「あ、この人よそ者だ」ということはなかっただろうけれど、義母がカナダに来た当時は、まだまだ北米とヨーロッパは遠くて、現代のようにテレビやインターネットでリアルタイムにポップカルチャーや政治経済の動向を共有できる訳ではありませんでしたから、そういう意味では義母の方が異国へ来た、という覚悟が大きかったかもしれないと思います。

 

訛りがあるので(義母は最後までオランダ訛りが消えませんでした)やはり外国人として軽くあしらわれるようなこともあったようで、「でも自分の本当の価値は自分が一番分かっているから、慌てることはない。他人にどう思われようと、自分の頭で考えて、言うべきことは言ってやるべきことはやる、それだけ。」

 

人種差別とかではなくて、異物に慣れていない人たちの間に異物として混ざると、悪意のない偏見を感じることがあるよね、という話です。

 

悔しい思いをした、というような話は義母も私もしませんでしたが、自分が居心地のいい状況にいる現在、どこかから新たにやって来た人に対しては、偏見を持たずにその人そのものを見て受け入れられる人間でありたいと思います。

義母もそうやって私を受け入れてくれてたんだろうと思います。

 

 

義母と出会えたこと、彼女が夫の母だったことで、私はとても恵まれていたと思います。

 

 

たいへん 個人的な長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

環境に優しいパンの保存なるか

ビーズワックス・ラップス

先日ビーズワックス・ラップスを作りました。 

パンの保存にいいんじゃないかと思って。

 

 

 

ラップスを作る前夜にパンを焼いて、温度が冷めるまでおいておいて、翌日作ったラップスで早速包んで見ましたよ。

 

昼にスライスして食べた残りを包み直して、夕方またスライスして残りを包み直し、、

三日続けて見ましたが、パンの状態は大変よろしくて、ラップ様様でしたよ。

 

二日目の夕方、スープのお供にパンをたくさんスライスしたのですが、食べ切らずに4枚くらいスライスした状態のものが残り(実験のためあえてたくさんスライスして見たのです。笑)これらを一緒にラップして、翌朝まで置いておきました。

 

 

スライスしたぶんも翌朝まで乾燥することなくて、三日目も、フレッシュな感じは継続。

 

また、スープの残りをお弁当として職場に持って行ったのですが、スープは容器に入れ、パンは1枚スライスしたのを小さめのラップに包んで容器の上に乗せ、サーモ・バッグに入れて持って行きましたが、昼に食べた時もパンはフレッシュで美味しうございました。

これならサンドイッチを包んでも大丈夫。

 

普段は焼いた翌日に食べたら残りは全部スライスして冷凍庫へ入れるのですが、今回はなんとなくラップしてカウンターに置きっぱなし。

 

そこにあるせいか、スープのお供に二人で食べたせいもあるのか、減りが早くって。

これは嬉しいことです。

 

 

三日目の終わりに、一枚だけになったパン、ラップし直して、冷凍庫に入れて見ました。

冷凍庫に入れなくても翌日食べちゃえばいいんですけれど、夫は事情があって今夜から出かけていて不在ですし、私は基本的にご飯が好きなので、パンは「ご飯ないなあ、麺を茹でるのも面倒だなあ、お腹減ったなあ」という時でなければ食べません。

 

ということで、この一枚、冷凍庫での保存状態の実験ということで、数日後に夫が帰ってくるまで冷凍して置きましょう。

 

とりあえず、ラップ製作後のほんの三日間ですが、室温での保存には問題なく、楽しみながらパンを包んで置けましたね。

ラップを作った時からずーっと台所に花の香りが残っていて、パンを包んだり包みを開けて取り出したりするたびに、ふわっといい香りがするのもかなりなボーナスです。

この香りはそのうち消えてしまうものですけれども、台所にいい香りが漂うのはいいことです。

 

 

そして実験再開

さて、本来は、我が家の普段の保存法だった、冷凍に使うプラスティック・バッグの代替品を探していたわけなので、スライスして冷凍したパンが、どんな保存状態なのかを調べたかったわけですね。

 

ということで、再びパンを焼いてラップして様子を見て見ましょう。

 

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前日まで別のパンを包んでいたので、その時の折りじわというか、折ったところが白っぽくなります。洗ったりするうちに、こういうのはこなれてくるもんだと思いますが、この点も洗った後でご報告したいと思います。

 

プラスティック・ラップとは違う点

プラスティック・ラップなら、お皿に入れた食品をカバーして、皿のヘリにピシッとくっつけておけばいいですし、パンを包むにも、包んだ端はくるっと本体に沿わせればくっついてくれます。

ビーズワックス・ラップはプラスティックのようにペタッと他のブラスティックやツルツルの表面にくっつく性質ではありませんので、包んだ後、ヘリを沿わせてやるだけでは、密閉にはなりません。

くるくるっと丸めてやる(風呂敷包みというかプレゼントラップというか)ことで、中身が空気に触れることはかなり制限してやれますけれど、ラップの端っこを下にして置いておくとか、輪ゴムでとめるとかしてやる方がいい感じです。

また、プラスティック・ラップなら皿のサイズや包むものがきっちり包まれるジャストサイズで済むものも、ビーズワックス・ラップなら、もう一息大きめのものにしてやって、くるくるっと包んだ後もう一回り包んでやれるようにした方が安心な感じです。

 

最初のパン(サワドーのカントリーブレッドなので、円形)を包む場合、パンのサイズぴったりのラップで包んだ後、筒状のラップに入れて、最初のラップが解けないようにしてやりました。

パンを食べ進むにつれて、包むラップに余裕ができるので、パンが半分以下のサイズに減った頃からは筒状の外側ラップなしでも余裕で包めるようになりました。

 

二度目のパンはサンドイッチブレッドなので、細長く、比較的包みやすい。

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こうやって包んだ後、包み終わりを下にしておいておいたらそれで落ち着きました。

 

冷凍庫に入れる時にはこれを筒状ラップに入れて(開かないように)スライスして冷凍したものが、フリーザー焼けすることなく保存できるかどうか、様子を見てみるつもりです。

 

洗濯と手入れ

パンを包むぶんにはそれほど汚れてるようには見えませんけれど、食品に直に触れるものですから、定期的に洗ってやらなければいけません。

 

私は自作の洗濯石鹸を薄めて洗ってあげようと思っています。

うちにある洗剤は全て自作なので、正体不明の化学薬品は一切入っていませんけれど、

市販の洗剤って、たんぱく質を溶かす成分などが入ってるんですよね。

ビーズワックスはたんぱく質ではないですけれど、他にも色々入っているであろう変な薬品がくっつくのは抵抗があります。

ワックスが洗い落とされてしまうのも困りますし(それほど簡単には落ちないと思いますけれど)

参考にしたサイトによると、使用頻度にもよるけれど、半年くらいはもつようです。

いや、私はもっと長持ちさせたいなと思ってるんですけどね。

ビーズワックスは、作業する道具にはこびりつくし、熱いうちに指で触ると指先がゴワゴワするし、扱いにくいわけじゃないですけれど、洗いにくいものではあります。

でも、ワックスを染み込ませた布そのものは触っても手が汚れるわけじゃなし、洗ったことはないですけれど、熱いお湯で洗うのでなければ水に溶けて出ることもないのではないかと思います。

熱いお湯で洗うのを避けるためにも、このラップで包む食品は野菜とかパンとか、プラントベースのものが一番あってると思います。

例えば魚とか肉とかを包んでしまったら、使用後にきっちり雑菌を殺すような洗い方をしたいですもんね。

 

素材

 

食品を包むためのものですので、オーガニックのコットンがいいと思いますが、たくさん洗った古いシーツなどでもいいかと思います。

 

私が使ったのは、夫が着ていた古いバスローブやパジャマです。

なので全部青いですねえ。セクシストなカラースキームですねえ。笑

ちなみに、大きめのパンを包んだ時に使った「筒状のラップ」は夫のパジャマのズボンの裾の方なので、筒状だったわけですね。

この筒状の布、片方を縫って袋にしようかなと思っていたんですが、袋にすると食べ物のカスが角にたまりやすいかなあ、裏返して洗うのも面倒くさいかな、と思うので、やっぱり袋にはせず、筒で使ってみようと思います。笑

 

布の暑さはそれこそ、シーツや枕カバーの厚さがちょうどいいということでしたし、ビーズワックスを染み込ませた後はちょっとこわばるというか、厚く感じるので、薄めのコットンで上等です。

 

 

これ、作って一週間近く経ちますけれど、台所にはまだまだビーズワックスの香りが立ち込めていますよ。てことは、作りたてのラップで食品を包む場合、臭いが移っても困らないような食品を選んだほうがいいってことかもしれませんね。

 

 

これでプラスティックの袋を使わなくて済むのであれば、万々歳です。ホクホクです。


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