食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ルクセンブルグの公共交通機関無料化と、手洗いの習慣調査

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訳あってクッキー焼いてはサイズ測ったり試食したりしています。詳細は次回に。

 

こんな記事見つけました。 

www.reuters.com

 

ルクセンブルグ政府が国内の公共の交通機関の乗車賃を廃止し、無料で利用できるようにしたというニュースです。

 

ヨーロッパの小さな国、ルクセンブルクの人口は60万人ですが、これに周辺諸国からルクセンブルクへ通う21,4万人が加わるため、ルクセンブルク・シティ内の交通渋滞は酷いそうで、小さな街の中を移動するのに時間もストレスも大変なものだったとか。

政府によると、無料で乗降できるのはスタンダード・クラスで、ファーストクラスを利用したい人は料金を払って利用できるということ。

 

 

これまでの同国の交通機関の年間パスは440ユーロだったそうで、これが無料になることで低所得者層の負担はかなり軽減しますし、交通渋滞や空気汚染の解消、そして温暖化ガスの排出削減にも繋がることでしょう。

 

国として交通機関の利用料金制度を廃止したのはルクセンブルクが初だそうですが、以前から都市規模でこのような試みをしているのはエストニアの首都タリン、モスクワ始めロシアの数都市、スェーデン、ポーランドなどの数都市があり、他にもオランダでは学生は国内全て無料など、年齢制限付きでの無料制度もあるようです。

 

年齢や収入でこう言ったサービス享受資格を制限するのは年齢差別や階級差別に繋がるので、できるなら全員無料にしておいて、高所得者から若干の税金を徴収するようにするなどすると良いのではないかと思いますが、その前に年々上がっていくメトロ料金、どうにかしていただきたいですモントリオールは。

 

 

 

 

トイレを使用したあと、手を洗いますか?

 

英国の新聞社が行った調査の結果、ヨーロッパの人々は結構あんまり手洗いの習慣が身についてないようだと判明しました。

 

まあね、洗ってなさそうだなー、って思うことはたまにありましたけど、オランダの50%って、えええ?

 

今は亡き義父母は共にオランダ育ちのオランダ人で、義母なんかよく「オランダの人々は清潔好きで掃除をきっちりやってるんで知られてて、だから洗剤にもダッチなんとか、って言うのがあるくらいなのよ」と話していたのです。

 

そう言いつつ義母本人はお掃除が好きではなく(私だって好きではないですが)忙しいせいもあり、あんまり綺麗好きとは言えない感じだったんですけれども、まあね、細かいこと言わないのもカナダ流だし、子沢山で自営でずっと忙しく働きづめで生きてきたら、ちょっとしたホコリくらいなんてことないわ、って言うのも理解できますけども。

 

でもでも、50%の人たちがトイレから出てきて手を洗ってない、ってのは、オランダ、頼むよ、と思いましたよ。笑

 

www.independent.co.uk

 

他に手洗い習慣が怪しい国は、イタリア、スペイン、フランスも結構低いですね。あとは東欧諸国が若干低めでしょうか。

 

イタリア系の知り合いがいるんですが、彼女の家は常にピッカピカ。

家の中を綺麗にピカピカに保ち、美味しいご飯を家族に食べさせるのはマンマのプライドですらあるような、そんな話っぷりの彼女ですが、本国の人たちはどうなんでしょうか。

 

 
殺菌、除菌は良いことばかりでもない

もちろん菌の種類によりますけれど、人間の体には、健康維持に必要な良い菌が住んでいるわけですし、何でもかんでも菌を全て綺麗さっぱり除去してしまえば良い、というものではないというのは年々明らかになってきています。

 

夫の妹とその夫が医師なんですけれども、この二人(が手洗いするかどうかという話ではなく)の子育ての方針は「室内の暖房をガンガンかけ過ぎず、汚れやホコリに神経質にならず、子供たちは伸び伸びと遊んで雑菌にも程々に接して強く育てる」。

 

 

そうは言ってもカナダですし、スラム街で側溝に汚水が流れているような環境で暮らしているわけではないからそういう「おおらかさ」を受容できるんだとも言えますけれど、この両親の方針のせいかどうかは知りませんけれど、二人の子供たちは今は健康で健やかな若者に育っています。

 

 

私は毎日比較的規則正しく、朝昼晩ちゃんとご飯を食べて運動して、割と正しく過ごしている方ですけれども、実はご飯を食べ忘れたり毛布もかけずにうたた寝したり冬のひんやりした室内でも靴下もはかずに夜更かししたりしている夫よりも風邪を引く頻度は 多いのですよ。

 

なんでそんな生活してる夫が風邪一つ引かない(二年に一度くらいは引くかもしれませんが)んでしょうか。

 

夫はトイレから出る前にちゃんと手洗いしてますし、石鹸もちゃんと使っていますけれど、洗う丁寧さで言ったら、ちょっと手早すぎるだろうなと思います。

感染症対策でよく言われる、指の間や手の甲や指先、親指の付け根、、、なんて気にしてないのは明らか。

 

 

やっぱりクヨクヨしないのが一番。


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感染症、心配と気遣い、社会

コロナウィルス 

 

コロナウィルス騒動が続きますが 皆さんの日常はいかがでしょうか。

私は日本のメディアが自然に入ってくる環境にいないので、日本ではどうなっているのかな、とネットでチェックしていますが、実際の街の雰囲気などはわからないので歯痒いです。

 

日本ではいろんなことが巻き起こっていますね。

マスクの買い占めとか。

 

 

カナダではBCとオンタリオに感染者が発見されていますが、イランからBCへやってきた感染者は、フライトの乗り継ぎでモントリオールのトゥルドー・エアポートを経由していたとか。

空の旅であちこちに拡散する可能性ってこういう風にあり得るんですね。

感染者ご本人も多分「風邪気味かなあ」程度だったとか、気がつかなかったんじゃないでしょうか。

若者や子供は感染しにくいとか、してもすぐ治っちゃうとか聞きますし。

 

 

肺などに持病のある方や高齢者が感染すると大変だ、というので、日本に住む両親が心配ですが、隠居の身ですから、人混みを避けるとか体調に変化を感じたらすぐに休息するとか、そういうことは仕事してる人たちよりも簡単にできます。

高齢者だから医者に縁があるので、通院先の病院で感染と言うリスクは高いですけどね。

 

でもインフルエンザだって風邪だってうつるときは移るし、高齢者はそういうのだって辛いですからね、気に病みすぎてもしょうがない、、でも常識的な予防だけはお願いしますよ、という気持ちです。

私に言われるまでもないでしょうけど。

 

拡散を止めることはもはやできないので、今後はインフルエンザと同様の対応策に移行するだろう、という話を耳にしましたが、日本はどうかなと思ったらこんなページを見つけました。

 

記事のタイトルは「新型コロナ、なぜ希望者全員に検査をしないの?  感染管理の専門家に聞きました」

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-sakamoto?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter via @nonbeepanda

 

コロナウィルス に感染しているのかどうかを調べるPCR検査の流れや、検査の精度などについて説明されています。

また、(インタビューの時点で)検査が陽性だった場合どうなるのか、『広まる陰謀論「日本で検査が少ないのは政府が感染者数を少なく見せたいからだ」 』についての専門家の見解などにも触れられています。

 

記事の最後にある、風邪の症状などが出て不安に感じた場合どうすれば良いのかという質問への答えをこちらに引用しておきます。

心配かもしれませんが、知っておいていただきたいのは、感染者の80%は軽症で、1週間ほど風邪のような症状が続いて治ってしまうということです。また、お子さんはなぜか感染者も重症者も非常に少ないですし、妊婦さんも今のところ重症化しやすいという報告は出ていません。

重症化する危険があるハイリスクな人は、だいたい50歳より上の方や持病のある方ですが、COVID-19の進行は比較的緩やかですので、風邪症状が出たら慌てずに休養し、症状を注意深く見守ってください。

 

日本での感染者の方の状況で、体調が悪かったが出社した、という例があったと思うのですが、風邪なのかコロナウィルス なのか判断ができない状態で、「だから休みます」が言いにくい職場(が圧倒的なのではないでしょうか)では、やっぱり休めないでしょうね。

かといってその後「やっぱりコロナウィルス だった」となり「自己判断で無茶しやがって」などと批判されることになるというのなら、本人にしてみればどっちに転んでも酷い話です。

 

日本ではありませんが、私の職場も風邪で休みにくいです。

慢性的人手不足で。

ダメだー、と思ったら休みますけれども、気軽にホイホイと休めるような職場はありませんよね。

 

ただ、休むことにして連絡を入れた場合、同僚も上司も必ず「心配しないで、ゆっくり休んでください、早く楽になりますように」というような言葉をかけてくれます。

 

休職期間中の給与が払われるのかどうか、職場や取引先が自分の欠勤を受け入れてサポートしてくれるのか、この条件が整わないと「休養が必要です」と言われたって休めませんよね。

 

マスクは日本の外ではどうか

コロナウィルス の報道がされ始めてから、母が「カナダにはマスク売ってる?送ってあげようか?」と、いかにもお母さんな発言をしまして。

送られても使うとは思えないので丁寧に辞退しました。

 

カナダでも感染者が、、と聞き、カナダでもマスク使用者を見るようになるかしらと思っていたのですが、その気配は一切ありません。

 

マスクが予防に有効だ、という話すら聞きません。

 

くしゃみや咳をするときには手のひらで口を覆うのではなく、肘の内側を口の前に持ってきて、、とか、そういうのは以前からよく聞きますけれど。

 

10年くらい前に、普通の風邪でしたが結構咳が出ている状態で、仕事を休めなくて(と判断して)でも職場の人たちに風邪をうつしちゃいけないな、と思ったため、マスクを使ったことがあったんですが、職場の皆さんにかなり不評で、上司に呼ばれて「クライアントの皆さんが怖がってるんだけど、、、、気持ちは嬉しいんだけど、、、、ちょっとね」と(カナダの人たちはあんまり直球で苦情を言いません)やんわり辞めてくれと言われたことがあります。笑

 

日曜大工用の、ホームデポかどこかで買ったマスクでしたし、ピンクだったんですけどね、マスク=医療現場=仰々しくて恐ろしい、という印象だったようでした。

 

SARSが流行ってた当時、流行真っ只中なのにやっぱり会う人、会う人、みんなハグするし、モントリオールはフレンチ式なのでほっぺとほっぺを合わせてチュッチュ、とやるし、ウィルスが蔓延しやすい気がしますが、習慣は今でも健在です。

(風邪ひいてる時などはみんな控えてますが) 

 

医療機関での感染

日本の方が「医者で検査してもらったらインフルエンザだった」とか「風邪で医者に行った」と仰るのを耳にしては、北米との違いを感じます。

 

北米だけではなく多分西欧諸国も、風邪程度の症状で医療機関へ足を運んでも何もしてもらえません。

 

風邪で医療機関へ出向かない理由としては、

 

  • 風邪に聞く薬なんて存在しないから
  • 医者に会いに行く時間も労力も無駄になるから(米国以外多くの欧米諸国では医療費は無料なのでお金の問題ではありません。)
  • 医者に会いたくてもその前に予約をとるのが大変
  • 予約なしでも良い救急医療室はだいたいものすごく混雑しているから、家で横になって休養している方がよっぽど回復への近道
  • 風邪で病院へ行ってもっと酷い感染症を移されて帰ってきたくない

 

それでも医療機関の待合室などには、咳き込んでいて多分肺炎かインフルエンザか何かかな、という人はいますから、長時間待たされてでも医師に見てもらう方が良いと判断する場面はあり得ます。

 

でも日本のような、気軽な「風邪気味だね、医者に行こう」はあり得ません。

 

欧米の医療機関が日本ほど気軽にアクセスできないシステムだから、というのが主な理由とはいえ、それに慣れると、風邪くらいで医者に行く習慣そのものが風邪やインフルエンザの蔓延にもつながるのではないかしら、とも思えます。

 

ゆっくり休むことを奨励する社会って難しいですが、パニックより休息の方が必要な時かも。 

 

 

 ゆっくりしっかり睡眠をとって、体も心も休息を取らせてあげましょう。


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シェアー・エコノミーは本当にコストや収益をシェアしているのか

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夫作・日曜の朝食は豆腐スクランブル、じゃがいも、トースト。

覚書:豆腐スクランブルは在庫がこれしかなくて中華豆腐(firmじゃなくてソフト)ですが、夫はこっちの方が良いらしい。ふむ。

 
モントリオールでもAirbnbに迷惑する住民たち

Airbnbには10年くらいお世話になってます。

もっぱら旅先で滞在するゲストとして。

自分の家を他人に提供する気分にはなかなかなれないものですから。

 

でもここ最近利用した宿泊先の中には、自宅(の一部)を旅人に提供するというよりも、実は商売で普通のB&Bを経営していて、Airbnbの集客力も捨てがたいのでここにも登録してるのよ、というようなところや自宅とは関係なく所有する家やアパートを短期滞在者向けに貸し出しているオーナーとか、そういうパターンに遭遇することが増えている気がします。

 

日本で滞在したところなんかは、全く一切お互いに顔を合わせず、何かあったらどうなるんだろう、とちょっと不可解な気持ちにも。

 

でも大概は貸し手と直接会ってフレンドリーな雰囲気で鍵のやり取りがあり、「近所の人たちと良い関係を保ちたいですから、夜遅く帰宅する場合など、くれぐれも騒音などに気をつけて」というような意味合いのことをさりげなく言われます。

 

お互いに商売じゃない個人同士ですし、貸し手のお住まいは普通の住宅地だし。

こちらもホストからネガティブなレビューを書かれたくないですし、無意味に騒ぐ気もありませんから、大騒ぎしたり叫んだりなんてことはもちろん注意されるまでもなく、やりません。

 

でも何百人もの人たちに貸せば、中にはそういう迷惑な行動をする人たちも来るんでしょうね。

 

 モントリオールの英語新聞、Montreal Gazetteに載っていた関連記事です。 

montrealgazette.com

 

モントリオールでも、アパートに入居したい住民の数と市内に空室を提供しているアパートの数との需要と供給のバランスが崩れ、Airbnbで短期滞在者を優先するオーナーや、個人で借りておいてAirbnbに利用しているテナントが問題になっています。

 

条例やコンドミニアムの規制を破ってAirbnbで自分のユニットを貸していたテナントがついに罰金の刑に処せられましたよ。

montrealgazette.com

 

ホテル業界、タクシー業界とシェアエコノミー

ノヴァスコシアの美しい町出身の友人が以前、出身地のホテル業界がAirbnbをはじめとするシェアエコノミー系の宿泊サービスの普及のせいで被害を被っている、自治体に登録して税金を収め、地元の観光産業を盛り上げるために努力してきた伝統的なサービスが、素人が自宅の部屋を解放したり買ったばかりの住宅のローンの返済の足しにしようというつもりで改築して貸し出したりしているような、そんな人々のために倒産するところも出てきている、とFacebookで訴えていました。

 

個人の利益だけのために地元の人々の雇用機会を奪うことにつながるような行為をしている人たちのスペースに、ホテルより安いという理由だけのために泊まるのはやめてほしい、というのが彼の主張。

 

宿を決める際、値段はその宿の立地と共にかなり重視します。何しろ予算に限りがありますし、できれば安い値段で条件の良い所に泊まりたいのは人の情けですよね。

 

でもまあ、素晴らしい自然を守りつつ魅力的な町を維持しつつビジターを歓迎してくれるコミュニティでホテル業界が軒並み倒産なんてことになってしまったら大変ですから、そういう視点も持ちつつ宿泊先を選ぶべきかなあ、などと思ったものでした。

 

シェアエコノミーでもう一つポピュラーなのが、一般人が自分の車で空き時間を提供してタクシーもどきのサービスをする、Uberですね。

今やUberは世界中に広まり、Uberのドライバーで生計を立ててる、という人たちもいるくらいです。

Uber人気で仕事が激減して経営が成り立たない、とタクシードライバーたちが抗議行動を起こした街もいくつかあります。

 

「自分はタクシーに乗らなくても空港から自宅に戻れるようになってとても嬉しい。Uberに仕事を取られると怒る前に、タクシーの運転手たちは自分たちが提供している劣悪なサービスを見直すべきだ」と言っている人もいました。

 

私はタクシーはそれこそ空港への往復くらいしか使わないのですが、確かに芳香剤の匂いがきついタクシーとか、愛想が悪くて運転の荒いタクシーとか、ありますね。

でもUberのようなサービスはスマホを持っていないお年寄りやスマホを所有できない経済状態の人たちは使うことができませんし、Airbnbでホテル業界が困るのとUberでタクシー業界が困るのは基本的に同じ構図です。

 

お客の側は、便利でより心地よいサービスがより安価に得られるなら、そちらへ流れてしまう、それも同じこと。

 

 
シェアエコノミーは何をシェアしてるのか

発足当初はAirbnbもUberも、「たまたま自分が所有しているアパートや車を、空いてる時にほしい人に提供して小遣い稼ぎをできる」ことでサービスが安価に提供され、ネットや携帯でそのサービスがいつどこで可能なのかを即座に見つけて顧客がつく、というような流れで、素人同士が素人なりの助け合いをするエコノミー、という発想でした。

 

でもこれが人気を博し、世界中に広がるにつれて、素人なんだけど商魂の逞しい人々や商売の人々にもうまく利用されるようになり、今や元々の発想とは若干違った展開になってますよね。

 

だいたい、自分が持ってる家を貸すにしても自分の空き時間と車を使うにしても、商売で他人を巻き込む場合に伴う危険や細々とした目に見えない経費などをカバーして、それで常にそのサービスを提供している素人のホストやドライバーたちが本当に収益を得ているのだろうかと言えば、問題がない間は見えませんけれど、何かあった場合にやっぱり危険は素人もち、安全な所にいるAirbnbやUberの本社は危険を回避して儲けだけさらっていく、そういう構図になっているのではないかと思うのです。

 

こんな記事もありました。

こういう商売って結局鼠講と同じで最初に飛び込んで盛り上がった時期に儲けた者勝ち?

www.vox.com

 

自分が今まで泊まったAirbnbはどこも基本的にはポジティブで、便利にフレンドリーに事前にやりとりして決められてラッキーでした。

とは言えAirbnbの構造を悪用した詐欺もありますし、他人の迷惑を顧みず大騒ぎするお客もあり得ますし、だいたい宿泊してるところが夜中に火事になったとか、洪水になったとか、そういう場合には保険はどうなるのか、とか、実際はビジネスで基準に従って営業しているところならカバーされる細かい万が一の部分がAirbnbでは曖昧でよくわかりません。

 

お客として利用する分には一度の体験で「損した」「嫌な気持ちになった」程度ですみますが、自分の住宅や車、自分の労働を提供している方が被害を受ける場合は問題は長期的で深刻になりかねません。

 

そこらへんのコストを素人の個人持ちにしている母体のAirbnbやらUber は、ずるいと言えます。

 

 

とは言え次に旅行する際にAirbnbを全く考えないとも言い切れず。


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パンの保存、クッキーの保存、とインジェラ

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マグを右に置いたのでサイズがわかりますか、巨大です。

先日焼いたヴィーガン・チョコレートチップ・クッキーはとりあえずクッキージャーに入れて保存しました。(これ書いてる段階ですでに全部消えました。)

クッキーも冷凍庫で保存が可能ですが、18枚のクッキー、夫がボチボチ食べるのでカビとかそういう心配などはないだろうと。

 

 

パンの保存は、室温で保存するにはどうしたら一番いいかしら、とググってみたらこんなページを発見しました。↓

 

www.theartofdoingstuff.com

 

室温でパンを保存する場合に気になるのは、

  1. 新鮮な時同様な柔らかさを保てるか(乾燥してバリバリになったりガッチガチになったりするのを防げるか)
  2. 湿度を絶ちすぎてカビが発生するのを防げるか

 

この二点に尽きると思います。

上の記事ではガラスのケーキ保存ドームをかぶせてちょっと隙間を開けておく、とか、大きめのドームをかぶせる、とかいろんなパターンで保存するパンが空気に触れるかどうか、その容器は換気ありか密閉されてるか、その度合い、などがポイントですが、どれもあんまりパッとしないような。

 

この記事の中で実験としてバゲットを切ったものを容器に入れて条件を変えて比較されている、そのバゲットの切り身のサイズ自体がまず、うちで焼いて保存するパンのサイズとは比較にならない(小さすぎる)上、私はせっかく焼いたパンを実験的にカビさせたくはないので、これを見て自分もやってみよ、という気持ちにどうしてもなれません。

 

でもね、昔の人は焼いたパンはブレッド・ボックスに入れて保存していたわけですよね。

でも多分、一週間以上も同じパンがそこに存在し続けるということはなく、多分三日四日以内に家族のみんなで食べてしまっていたんでしょうね。

そして、そもそも四日目のパンは硬い、なんてのも生活の一部というか現実として当然で、だからこそ硬くなったパンを利用したレシピというものがあちこちに存在するわけで。

 

うちのパンも、半分くらいは冷凍庫で残りはブレッド・ボックスで、カビさえ防げれば硬いパンレシピを採用して、、ということも考えられるわけです。

 

で、この、カビさせない容器、これが問題。

通気性がある程度あって、容器とパンがきっちりサイズじゃないことが多分重要な気がします。

今のところ暇があればネットでちょっと検索したりしてますが、実際にあれこれ買って試すというわけにもいかないので、対策案が定まるまではどこかで誰かが試してレビューを書いてるのを読んだりブログを読んだりするのみですが。

 

冒頭の写真のクッキーは、ちょうど一週間で消費されました。

カビることもなく、硬くなることもなく。よかったよかった。

 

 

Hudson で Injera

週末、ちょっと遠出して島を出てHudsonへ行ってきました。

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Hudson はかなり Ontario寄りです

昔はもっと「田舎!」だったんですが、やっぱり最近はどんどん新しい家が建ってて、雰囲気もかなり変わってしまっていますが。

 

多分出先でお腹が減るだろうと思ってHappy Cow で調べて行ったので、遅めのお昼はヘルスフード及びグリーンな商品などが並ぶブティーク&カフェ Que de Bonnes Choses というところに。

Rue Main 沿い、 IGAが入っている建物内です。

www.happycow.net

 

メニューで見つけてつい注文してしまったのがエチオピア料理のInjeraですが、出てきたのはエチオピア料理屋で食べるものとは若干プレゼンテーションが違うというか、確かに「Injera」というのはクレープ状のものの名前ですけれども、エチオピア料理屋ではどちらかというと「InjeraとInjeraをちぎってつけて食べるディップっぽいおかず各種の盛り合わせ」だと思うんですが、このカフェでは「Injera で具を包んだラップ」でした。

 

 

まあ美味しかったので良いんですけども。

 

 

でもエチオピア飯屋で出てくるような、おかず各種が楽しみだったので心の中はちょっとがっかりでしたけど。

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お洒落っぽいですけどちょっと違う、でも美味しかったですけど。

お店のお姉さんに「ここで injera 作ってるんですか?」と聞きましたら、エチオピア出身の方が作ってるのを仕入れているそうです。

確かに、既製品のものよりちゃんと美味しかったですよ。

 

 

次にここに寄ったらヴィーガンピッツァとか別のものも試してみたいものです。

 


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なめ茸作りと生姜の処理で1時間

今日は久々に平日休みで、銀行に行ったり買い物に行ったり雑用を細々。

買い物に行った先で、エノキダケが4袋で2ドルの叩き売り。

エノキって夫もですが、あんまり受けないんです。

歯に挟まるし。

だからあんまり売れないのかな。

普段でもシメジよりも安いんですけれどね。

 

4袋も一気には食べませんけれど、エノキが安かったらやってみたいと思っていた、なめ茸を作ってみました。

なめ茸自体日本に暮らしていた頃に食べる習慣がなかったので、作ったのは今回が二度目くらい。

そういう場合は白ごはん.comでレシピを探すことが結構多いです。

探してみたら、やっぱりありました。

www.sirogohan.com

 

でもちょっと醤油が多いような気がしたので醤油は三分の二くらいに減らして日本酒を入れてみました。

後、昆布の量が「*センチ」って、昆布の厚みによってかなり違うので、*グラムってあるといいのになあ、と思いつつ、まあ適当にレシピの三倍くらい入れてみました。

 

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250mlのジャムの空き瓶に二つできました。横にあるのはカボチャ

もっと煮詰めたほうがいいのかな、とも思いましたが、味が結構濃くなったので、これ以上煮詰めてしまうよりは、と止めてみました。

一つは蓋をきっちり閉めずに冷凍して、それから蓋をきっちり締め直して冷凍保存します。

最初から蓋をきっちり閉めて冷凍庫へ入れると、水分が膨張してガラスが割れてしまう可能性がありますからね。

 

さて、このエノキ作業は単にことことと煮るだけなので、これを火にかけてから、早速再び生姜をフードプロセッサーでガガガーっとペーストっぽくして酢を混ぜて保存、、の作業をやりましたよ。

 

風邪ひいたときにとっても助かりましたもん。

風邪でぐったりしてる時に生姜を剥いておろして、、なんてできませんけど、瓶詰めにしてあったおかげで、小さじで救い上げて紅茶に入れたりおかゆに入れたり、気軽にジャンジャン生姜をとることができました。

本当に良い保存法を教えていただいたわ、と感謝感激でしたよ。

 

で、十二月初旬に仕込んであったこの瓶詰めもからになったので、新たに生姜を買い込んできまして、せっせと洗って軽く皮を剥いてざざっと包丁でぶつ切りにしたのをフードプロセッサーに入れて、今回はプロセスするところですでにお酢を入れてみました。

 

入れたお酢はりんご酢でしたが、まあなんでもよかろう。

不思議なことに保存してる間にこの酸っぱさもこなれてきて、紅茶とかそういうものに酢の風味が入ったら気持ち悪そうなもんですが、全く違和感なかったというか雄の匂いはしなかったんですよね。

 

十二月初旬に作って、使い終わったのも二月初旬でしたので、二ヶ月持ちました。

無駄が一切なく、こんな風に生姜を使いきれたのも初めて。

 

 

で、早速作業を開始しましたが、うちの近所の店に出てるオーガニックの生姜って、オーガニックじゃないものよりも結構小ぶりなのです。

小振りの生姜=ウネウネというか指みたいな出っ張りが細かくたくさん=皮剥き作業が面倒くさい、、、。

オーガニックだからそこまでしっかり皮をむかなくてもいいんですけれども、硬い部分とか土がこびりついていた後でちょっとやっぱり、、な部分とかを重点的に除去するだけでも、全部終わったら1時間くらいたってました。

 

結構大変だったなー。

途中でエノキの鍋が吹き出してしまいましたよ。

昆布が多めだったから吹きこぼれやすかったせいもありますが。

火を止めて、生姜処理に戻り、、、黙々と、、、。

これを乗り越えれば無駄なく生姜が使い切れる!

と頑張って、再びガラス瓶一つ分。

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フープロの中にはまだ大匙3杯分くらい残ってます

前回は風邪のため毎日スプーン二、三杯くらい消費した時期もありますが、これからは冷奴とかに乗っけたりして日常使いすればやっぱり二ヶ月くらいでしょうかね。

 

 

フープロに残った分は夕食の炒め物に使いました。すっきり


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