食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

日本で焼いた、ヴィーガンバナナブレッド

バナナブレッドの写真の代わりに海。ああ、海は良いですねえ。

茶色いバナナと白い日本の食文化

 

日本食ってヘルシーなもの、と世界的に認知されていますが、実際は白いご飯、白いパン、白いうどんに白いパスタにラーメン餃子定食と、炭水化物が濃厚ですよね。

炭水化物って美味しいですけれど。

 

コンビニのサンドイッチが大好きな夫、美味しくて好きだけど、たまには全粒粉入りのパンのサンドイッチも食べたいけど、コンビのは全て白いねと。

そういえばそうですね。

昔は全粒粉のパンも見かけたと思うんですが、スーパーやコンビニは白いパンの勢いが圧倒的というか、全粒粉のパンってありますか?

 

 

母の台所で茶色く甘くなっていたバナナを使って、ヴィーガンバナナブレッド作りました。

日本の軽量カップや焼き型に合わせたレシピを探して参考にしたのは下のレシピ。

ですが、バナナがほぼ倍量ありましたので、レシピも倍にして、母の砂糖の買い置きが何処にあるのか分からず、砂糖壺に入っていた分だけを使ったので砂はレシピの八割ほど、白い小麦粉を減らしオートミールを増やしたので、レシピはあくまでも参考止まり。

 

写真を撮るのを忘れましたが、美味しく焼けました。

が、ちょっとしっとりしすぎだったのは、オートミールを増やしたせいでしょうか。

mamarabbit-kitchen.com

 

白い炭水化物といえば餅ですが、正月は母がいつもお米を分けていただいている農家から買ったものをいただきました。

が、もうそろそろ食べ切りそう、と言うことで市販の切り餅を買ってきていた我が母。

こう言う市販のお餅、昔は嫌っていて買わなかったんですが、餅つく手間をかけるよりはやっぱり市販品をありがたく使うようになったようです。

 

市販品にも色々あるようですね。↓

kakakumag.com

餅が苦手な夫でしたが正月は家族につきあって小さめなのを半分に切って柔らか〜く煮たものを雑煮で食べました。

が、食べなくても失礼にならないならやはり食べたくないそうです。

 

 

 

食って慣れの部分もかなり大きいですよね。


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機内で観た映画二本目、KIMI


アポロ11号とかあの頃の宇宙服はワシントンD.C.のスミソニアンで見ましたが、これも本物?

過去の未来と現在と疲れた現代人とを感じさせるディスプレイでしたが、一体これ何なんだー。

 

AIと暮らす人は

日本の実家、帰省するたびに戸惑う事があります。

そ、れ、は、何から何までテクノロジーが活用されているので、いちいちボタン操作が面倒くさく、しかも音声が入ってる意味が良くわからないこと。

 

リビングルームの天井のライトひとつとっても、どこのスイッチ?と壁のスイッチを探していたら、母がリモコンを手にして、これよ、と。

風呂も、トイレも、インターホンの操作も、電子レンジもオーブンも、わからない〜!

 

そして先日、母がアレクサ(日本の携帯の場合はひょっとしたら別の名前でしょうか?)に「#*$@さんに電話をかけて」と指示するのを聞いて、高齢者の母の方が2023年宇宙の旅に出てしまっていたのだと再認識しましたよ。

 

私はアレクサにもSiri にも何も話しかけていません。

Siriはたまにあっちから、私の指示の意図がよくわかりません、と言うようなことを話しかけてきますが、単に私が知らずにボタンを押しちゃっただけとか、そんな感じで誰も彼女を呼んだつもりはありませんので、無視無視。

 

そういえば裏庭側のご近所さんも良くアレクサに音楽かけてもらってるなあ。

 

 

二本目の機内映画

帰省便の機内で観た二本目は、そんなSiriやAlexa と暮らす現代人にはもはやサイエンス・フィクションでは無くなった世界と、コロナのパンデミックで社会から隔離された暮らしをするのが普遍的と言うかノーマルになった世界を舞台に、過去に受けた性暴力のトラウマでアグラ・フォビアになってしまったと言う設定の女性を主人公にした、やはりバイオレンスも盛り沢山なスリラー気味犯罪映画。と言っちゃっていいかな?

 

私個人の感想は、機内鑑賞で見る事ができて良かったな、、、です。

ふふふ。

 

Sex, Lies, and Videotape やErin Brockovitchなどのスティーブン・ソーダーバーグ監督作品なので少々期待して観たんですが、オンライン上のプライバシーとかAI、パンデミックによるステイホームやらリモートで働く人々のあいだの距離感やら、パンデミックによって悪化したメンタルヘルスの事など、タイムリーなテーマを詰め込みつつ、どんな作品になるのだろうと思ってみていたのですが、広げすぎた風呂敷は最終的には上手く回収できなかったのか、テクノロジーを使いこなす主人公が悪者に殺されそうになりつつ痛快に反撃して、、、という、勧善懲悪の展開で、なんだかそれでおしまいですか、と言う感じでした。

 

仕事で関わりのある、もともとメンタルヘルスの障害で家の外に出る事にものすごいストレスや恐怖を感じて引きこもりがちな人々。

彼らの多くがロックダウン後も家から出られず、2年以上にわたる隔離生活でさらに悪化してしまった状況に苦しんでいるのを知っているので、映画などエンターテイメントで登場するメンタルヘルスの描写やプロットへの組み込まれ方(大体が都合よく出てきて都合よく解消されている)にも批判的になります。

 

 

youtu.be

 

あとね、映画やテレビに出てくる若者が住んでる家やアパートって、なぜあんなにも現実離れした広さやゴージャスさなんでしょう。

シアトルで登場人物のやってる仕事しててあんなところに住める収入って可能なんでしょうか?

 

 

機内で見る分にはちょうどよろしかったですけど。


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高尾山散歩してきました

 

東京の自然を満喫

今回の帰省では関東地方から出る暇がないので、ちょっと自然にふれるべく、高尾山へ行ってきました。

昔一度だけ行った事があったのですが、今回は舗装されたルートではなく、もうちょっと自然の残っているらしきルートで。

事前に調べた所、6号路と言うのが未舗装らしく、大体一時間半くらいで、所によっては滑りやすいので登山靴をお勧め、、とか。

 

蓋を開けてみれば、未舗装で地面が若干濡れている箇所や(ぬかるむというほどではなかった)気の根っこや岩がゴツゴツしている箇所があったので、ハイキングブーツがなければスニーカーが必要でしょう。

普段から普通に運動している人なら全然難しくはないコースですが、ネットで見たページでは、ちょっと大袈裟に書かれていた模様。

時々立ち止まってあれこれ観察したり看板を見たり、ゆっくり登って70分程度だったので、頂上で富士山を眺めたのが9時過ぎ、ランチには早すぎました。

 

と言いつつ朝ごはんが早かったので、早昼もしくは朝食第二弾ということで、やっぱり目をつけていた蕎麦をたべようか、と今度は別のコースでケーブルカーの駅のあるところまで下山。

 

ケーブルカー乗り場のすぐ脇にある食事処にヴィーガンのお蕎麦メニューが、しかもたった一杯ではなくいくつかあるというのを見つけたので是非食べたかったのです。

高尾山近辺は山芋と蕎麦の産地なのかな?

と言うことでヴィーガンのとろろ蕎麦をいただきました。

店内入り口の券売機で食券を購入してカウンターの方に渡し、呼ばれるまで少々待ちますが、私と夫と友人の通し番号が002、003、004で、まさにその日の二杯目から四杯目のお客さんだったようでした。

 

お店は高尾山スミカ。

暖かいとろろ蕎麦、ヴィーガンじゃないのを食べてた友人のはかまぼこ入りで、多分お汁も鰹出汁だったんでしょう。

本当はざる蕎麦が良かったんですが、寒い日には暖かい蕎麦の方が良いかなあ、と汁そば。

店の扉が開放されていて店内も割と寒かったので、お腹はあったまりましたが、手足は冷えました。

 

高尾山でヴィーガンのお蕎麦に出会えて大変嬉しかったです。


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機内食が思い起こさせる物、と日本行きの機内で観た映画

ヴィーガン機内食、日本行きの便で出てきたスナックはこれ↑

何かを思い起こすなあ、なんだろう、、、。

グーグルレンズで見てみたらこんなの出てきました。↓

グーグルが似てると思ったのは空港で押収された麻薬の包み。

私が思ってたのとは違いますけど。

機内での時間の過ごし方

機内では眠ろうとしてもなかなか眠れない方なので、無理せず映画を見たり読書したりして過ごします。

 

今回は日本行き直行便ではなくバンクーバー乗り継ぎを利用。

バンクーバーに到着するまでには映画の長さ次第で二、三本観られます。

観たいものがたくさんならそれもよし。

今回は一本目を観たあと、あんまり気分が乗らない感じのを観始めたら眠くなったのでちょっと眠ることができました。

 

機内で観た映画って、気に入ったらちゃんと見直したいと感じますし、面白くないと感じた場合は機内鑑賞でよかった(支出なしで確認できたという意味で)なんて思います。

 

今回はバンクーバーから日本までの間にも2本観て、合計三本鑑賞。

最初に観たのは Bullet Train

 

Bullet Train はブラット・ピット主演。

日本の東海道新幹線と思われる、でもちょっと違うぞという超高速列車内で繰り広げられるバイオレンスとコメディの映画です。

youtu.be

日本を知る人がこれを観ると、うっそーそれ何よ、と思う点あり、ああわかるわかる、そういうのある、という点あり。

 

全体的に暴力シーンが多くて、暴力をエンターテイメントにする事に抵抗を感じるというか、どうなんだろうなあコレ、と終始距離を感じながら観ました。

 

テレビや映画でこういうシーンやプロットで観客を引き寄せる事自体はエンターテイメントの歴史の始まり当初からあった事で、戦闘シーンや決闘シーンがプロットの流れから自然に受け入れられる場合もありますが、なんでしょう、量なのか必然性を感じないせいなのか、面白おかしく描いているせいなのか、、、。

 

人間は(画面の中など遠い所で)他人が血を流すのを観るのが基本的に好きなのかもしれません。

が、昨今の銃撃事件やら戦争やらの報道で、そう言うのがもう許容量を超えているのかも知れません。

 

あと、新幹線に乗っていたアサシンの一人、若い女性キャラクターの素性の設定が最後の方で明かされて、彼女の動機が語られるんですが、無理やりくっつけてきたような、マッチョな物語(男は家族を守るんだ!というのが何度も出てくる)に女性からの視点も追加しといてバランスを取ろうとしてるのかもしれませんが、単なるマッチョでヤクザな男の世界の復讐の物語をちょっと目新しい場所(日本、ブレットトレイン)でやってるだけに留めておけば良いのに。

 

ステレオタイプにまみれた日本観と超非現実的なキャラクターやプロットの設定はあれど、バイオレンス過多ではあれど、所々に笑える要素はあり、長い長いフライトの時間潰しにはちょうど良い映画だと思います。

 

 

 

この後見た映画は良かった。


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日本で正月2023

 

一升瓶サイズでアルコール凄いと思っていたら、4リットルボトルが!

明けましておめでとうございます。

日本のお正月は三年ぶり。

天気も良くて気温も暖かで、のんびりと。

 

本日は今回の帰省でおおっ、と印象に残った日常写真をすこしだけ。

冒頭は、多くの加工食品パッケージが欧米より小ぶりな日本にあって、たまに遭遇する日本の巨大パッケージ、焼酎4リットル瓶。凄いな。飲みすぎちゃって大変な事にならないのか、など余計なお世話な空想が頭をよぎります。

 

大根、立派です。

ここの畑の大根の多くは地上に飛び出た感じなんですが、、、そういうもん?

 

家家の庭に生えてる蜜柑?八朔?オレンジ?

冬に果物がなる土地、、、パラダイスですか。

 

 

皆様良いお年をお迎えください。


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