食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

風呂吹き大根と肉味噌もどき

大根が美味しい季節になりました。

大根といえば、ヴィーガン転向以前は、ブリ大根とか豚肉の三枚肉と煮たのとか、卵焼きや魚の塩焼きに大根おろしにして添えたりと、何かと動物性脂肪と合わせて調理していたことに、今になって気がつきました。

大根のみで美味しく食べるレシピって、人参と一緒に紅白なますにするとか、ぬか漬けにするとか、味噌汁などの具にするくらいしか思い出せなくてちょっと悩みました。

ヴィーガン、大根、でググってみたら、ヴェジタリアンおでんのレシピと風呂吹き大根のレシピが出てきましたので、以前ニューヨークタイムズで見かけて面白そうだなと思っていた、こんなのを参考にした肉味噌もどきと合わせてみました。

大根は米のとぎ汁で下ゆでをしておいて、昆布出汁と塩少々でゆっくりじっくり味をしみこませるように煮ます。

薄味の出汁の味だけでも私はいいのですが、もうちょっと味にアクセントが欲しそうな人に食べさせることを考えると、味噌だれを用意するのが順当かと。

今回は、ニューヨークタイムズの料理セクションでMelissa Clarkさんが紹介している、チーズグレーターでおろした固めの豆腐と椎茸と野菜の炒め物からインスピレーションをいただき、Clarkさんが醤油とシェリーとごま油で調味しているところを、味噌と酒と味醂とごま油で味付けし、野菜炒めではなくて、豆腐と椎茸とネギの小口切りとゴマでやってみました。

結構美味しくいただけました。おろし豆腐って意外でしたが割と使えそうです。

少し残ったのを翌日にご飯の上に乗っけてみたら、これも行けました。肉みたいではないけど、肉味噌っぽく使える感じです。

こちらのいわゆる普通のスーパーで普通に売られている豆腐は、Firm Tofuと言って、とても固いものが一般的なのです。

こういう豆腐は、豆腐の味をそのまま楽しむような、冷奴や湯豆腐向けではなくて、豆腐をプードプロセッサーでクリーム状にして使うとか、サイコロ状にして調理するとか、濃く味付けすることを前提にしているような気がします。

そのため、以前はこんな豆腐は食べたくないわ、と見下していたのですが、水分量も少ないので水切りも楽で、白和えに使ったりマーボ豆腐などでも壊れにくいので便利なアイテムです。

 

 

 


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