この日の夕飯は、カナダのフードガイド通りに一皿の4分の1を炭水化物、4分の1をタンパク質、半分を野菜いろとりどり、を並べたヴィーガン・ビビンバッでした。
タンパク質は豆腐
炭水化物は米とポット・バーリと黒米
野菜はサッと湯通ししたもやしとほうれん草、ささっと炒めたズッキーニ、にんじん、椎茸。
コチュジャン、ごま油、醤油、メープルシロップと塩少々で味付けたソースをささっとかけて。
美味しかったー。
カナダのフードガイドに沿って栄養バランス
現在職場に来ている栄養学のインターンさんは韓国系。
アジア系の若い学生の多くは痩せ型で、アジアからきた人の目には職場の利用者の多くがかなり太って見えるらしい。
で、みんな太ってるのに職場で出てくるランチはパスタとパン、ピザ、ヌードルと春巻き、マック&チーズとフレンチフライ、、などと炭水化物コンボが続いていることに気がついて、「カナダのフードガイドに添った栄養バランスの良いランチを紹介します」ということで、コリアンのランチを作ってくれました。
「コリアンでカナダのフードガイドに沿ってるレシピって何?」
と聞いたら「ベジタリアンのビビンバっを作ろうと思って」と。
おおお、私も食べたいわ〜、それ、ヴィーガンでも食べられる?と聞いたら、はい、ヴィーガンです!とおっしゃるので、私も食べることに。
ランチプレップの時間にはコリアンフードを一緒に学びたいとやる気満々のボランティア数名と一緒に調理開始。
で、みんなで美味しくコリアンの、でもあんまり辛くないベジバージョンのビビンバッをいただきました。
やる気になった数名がレシピをもらって自宅で今夜(もしくは週末)作って家族に食べさせるわ!なんて。
普段忘れがちなんですけれど、職場の人々の多くは割と冒険しないタイプの人が多いのか、アジア系の食べ物を知らない方が結構多いので、ビビンバっも初めてだという人が結構いました。
私も職場でこれを提供しようという発想がありませんでした。
というか、こんなに野菜ばっかりでチーズとかかかってなくても喜ばれるとは驚き。
豆腐への反応も意外に良かったのにはもっと驚き。
では次回は麻婆豆腐なんかもやってみようか、なんて。
で、私も久々に夕ご飯に作りましたよ〜、ヴィーガン・ビビンバっ。
美味しうございました。
韓国料理って辛いと言う印象が先走りしてしまいがちですが、よく考えるとごま油をふんだんに使いますね。
コチュジャンのソースにもたっぷり入れましたし、湯掻いて水気を絞ったもやしやほうれん草にもささっと垂らしましたし、ごま油が効いてて美味しい。
北米ではヴィーガンでなければここに目玉焼きが乗っかります。
黄身がトロッと半生な目玉焼き。
家ではここにワカメスープも添えようと思ったんですけれども、なんか面倒くさくなり、これ一皿でお腹いっぱいになったので、スープはまた別の機会に。
ヴィーガン・ビビンバ
レシピというほどのことはありませんが、次回のために材料メモを。
- もやしをサッと茹でて絞る
- ほうれん草もサッと茹でて絞って切る(同じ水で最初にもやし、次にほうれん草を茹でました)
- 細切りにしたにんじん、ズッキーニ、薄切りの椎茸を別々に少量の塩と油で炒め、最後にごま油をちょろっと入れて別容器に分けておきます。
- 豆腐は1センチ強くらいのサイコロに切り分けて油を敷いたフライパンで焼く(衣とか一切不要)最後に塩をちょろっとふりかけ、胡椒もふりかける。
- コチュジャン大さじ3杯くらいにごま油大さじ2、水大さじ2、醤油大さじ2、刻んだニンニク、メープルシロップ大さじ1、などを合わせて混ぜ、味を見て好みに調整。
深めの皿かボウルにご飯、野菜類、豆腐を入れて、ソースをかけて出来上がり。
職場ではインターンさんが近所のアジアン・グローサリーで手に入れたプラスチックの四角い容器入りのコチュジャンを使いましたが、我が家はプラスチック容器を避けたくて、ガラスの瓶入りのコチュジャンを使っています。
今回職場で彼女が作ったソースの味を経験した後、自宅で瓶入りの別ブランドのコチュジャンのソースを作ったら結構味が違うので驚きました。
へ〜、唐辛子とコーンシロップ主体のコチュジャン、どれも同じかと思ったら結構違うもんなのか〜。
夫にも好評だったので残りを今日も夕飯にいただきます。楽ちん。