食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

食べ方の習慣とヴェジ・タンパク質

 

噛んで食べる習慣ありますか

 

先日職場で、お昼になってもランチを食べないでいる方がいたので「食べないの?」と聞きましたら「何か食べるたびに胃が痛くなる」と。

 

彼は実は食べるということに関して中庸がありえないタイプの人なので、ああ、今は食べ物を拒絶してる時期なのかな?と思ったんですが、胃が痛い、というので「ちゃんと噛んで食べてる?」と聞いてみました。

 

「自分は食べ物を口に入れたらドリンクで飲み込むから、噛まなくてもいいんだ」と。

 

二、三回程度は噛んでるもんだと思ったら、噛んでないのか!笑

 

まあ、噛むのは面倒くさいし時間がかかりますから、よく噛まないで食べがちになるのはよくある話ですよね。。。

それにしても、ドリンクで流し込むって、、、、。

 

そう考えてみると、食事中に水やジュースを欲しがる人はかなり多いです。

 

 

職場に来る人たちは、医者に処方される強い薬を飲んでいる方が多いので、その副作用で喉が渇くのだそうで、しょっちゅう水を飲んでいます。

 

それ自体は良いのですが、食事中に水を飲んでる人たち、ひょっとして彼らも噛まずに水で流し込んでるのかな? 

 

以前にも書きましたが、うちの職場に来るクライアントの皆さん、食べるのが早いんですよ。

5分とか。

 

熱いスープを出すと「熱くて食べられない」と真っ赤になって嫌がる方が多いのですが、熱いならスプーンですくってふうふう、ってしながらお喋りでもしつつゆっくり食べればいいだけのことでしょ、と思うのですが、「スープを熱くしないで」というリクエストがあまりにも多いので、最近はスープは12時になる10分前くらいには火からおろしてしまいます。

 

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あったかいスープは生ぬるくなる前に出して欲しいと私は思いますが、、、猫舌の方が多いのかな。

 

しっかり噛まないで食事を5分くらいで飲み込むように食べてしまうと、全てを食べ終わったってまだ満足感はないでしょうから、お代わりをする人もいます。

一口ごとに味わって食べるという意識もないのでしょうから、食べる前から塩をバンバンふりかける人も結構います。

 

こういうの、全て健康に悪い習慣じゃないですか。

 

食べ物は安いし、経済的に苦しい人たちが飢えないようにと行政や民間団体による援助のシステムもありますから、食べようと思えば食べ物はあちこちにあります。

でも、彼らの多くは体のことを考えて食べるということは意識にない。

 

フードバスケットに入っていたけど自分はこういうのは食べないから、と言って他の人に分けてあげようと持ってきてくれる方がたまにいるんですが、持ってきたものを見てみると「ええ?チャリティーのフードバスケットに、こんなもの入ってるの?」と驚くようなジャンクフードもあります。

 

社会の底辺に暮らす人たちは、そういうジャンクフードを文句言わずにありがたく食べていろ、と言われてるような感じです。

 

そういうのを喜んで食べる人も中にはいますけど、最近は特に、文化背景の違う外国出身の方が「こんなインスタントのマカロニ&チーズなんて食べない」「缶詰に入ったしなしなの野菜なんか食べない」と言って持ってきて「こういうのが好きな人にあげる」と。

 

私だってもし自分がこんなもの受け取ったら困るな、と思いますもん。笑

 

北米で育ってない人たちは、やっぱり缶詰のインゲン豆とか、異様なものだと思うようです。

昔、ポパイっていうテレビアニメが日本でも放映されていたんですけど、あの中で、ポパイは危機に立ち向かう場面でほうれん草を食べてエネルギー補給をするんですけれど、そのほうれん草は缶詰に入ってるんです。

子供の頃、これを見て「ふむ、ポパイはほうれん草が大好き、それはわかる。でも、ほうれん草を食べなきゃ!って言って口に流し込んでるあのあれは一体何?」ってとても不思議だったんです。

 

北米のスーパーで、缶詰になったほうれん草を発見して「おおおおおお、これがあの有名な、ポパイのエネルギー源の缶詰ほうれん草だ!」

と感動しましたが、買ったことはありません。

 

ほうれん草まで缶詰にするのは多分最近はありえないんではないかと思うのですが、今でもあるのかなあ?

 

あれを食べたことがあるか、という話になった時、「あるある」と言っていたのは確かに割と年齢が上の人たちだけだったから、きっと冷凍技術が発達してからは廃れたものだと思い(たい)ますが。

 

話が逸れましたが、、、、。

 

食べ方も、食べるものの内容も、両方大切ですよねえ。

 

最近よく日本語のブログなどで目にする「食育」って言葉がありますけれど、食べ物に関する教育ってことでしょうけれど、それ、北米でも子供の頃からもうちょっとどうにかしてあげてよ、と思います。

 

 

ヴィーガン・ダイエットのプロテイン源

加工食品を食べないようにして、ヴィーガンでいると、健康のためにヴィーガンをやってるわけではなくても体の調子は基本的に良好です。

 

でも、たまに「ヴィーガンやってて体壊した。ヴィーガンはオススメしないよ」などと友達に言われたことがあるんだけどね、、、な〜んて言う方と遭遇します。

 

その体壊した方がどんな食事をとっていたのか知りませんし、世の中にはいろんな体質の方がいらっしゃるので、その方の言うことを否定するつもりはないんですが、植物油で揚げたフレンチフライばっかり食べてたって、ヴィーガンはヴィーガンです。

添加物が全て動物性ではないからといって、出来合いのヴィーガン・ソーセージが体にとってもいいかと言われるとやはり疑問ですし、ヴィーガンの基準をクリアしてるからヘルシーとは言い切れません。

 

と言うわけで、添加物なしで自然に高タンパクな食品のリストを書いてみました。

 

ヴィーガン・たんぱく質

お約束の豆類が筆頭に来ますけれど、それ以外にも色々とあります。

野菜ばっかり食べてて豆がなくても意外に取れます。

ナッツ類や種類は、油脂も多いですしそんなにいっぱい食べられるものでもないので、たんぱく質のために食べるというよりは味を楽しむとかエネルギー補給のために食べると捉えておく方がいいと思います。

 

豆類(水煮で1カップにつき、、)

  • チックピー(11.9 g)
  • キドニービーンズ(15.4 g)
  • レンティル(17.9 g)
  • ブラックビーンズ (15.2 g)
  • ネイヴィー・ビーンズ(14.7 g)
  • ドライド・ピーズ(8.6 g)
  • スプリット・ピーズ(16.4 g)
  • ブラックアイド・ピーズ(11 g)

 

 

ホールグレイン(白米に対する玄米のように、精製されてないもの)(調理済み1カップあたり、、、)

  • ブラウンライス (5 g)
  • 蕎麦の実(10 g)
  • キヌワ(8 g)
  • ポレンタ(5 g)
  • 高キビ(6 g)
  • ワイルドライス (7 g)
  • アマランス(9 g)

 

 

ナッツや種類 (ドライ・四分の一カップ)

 

  • ヘンプシード 10 g
  • チアシード 8 g
  • アーモンド 8 g
  • ピスタチオ 6 g
  • サンフラワーシーズ 6 g
  • カシュウナッツ、ウォルナッツ  5 g
  • 松の実  4.5 g

 

野菜(調理済み1カップ)

  • ピーズ 9 g
  • ほうれん草 5 g
  • コーン 5 g
  • アスパラガス  4.6 g
  • ブロッコリ 4 g
  • じゃがいも 4 g
  • スイートポテト 4 g
  • ブリュッセルするプラウツ 4 g
  • ケール 2.5 g

 

ケールは案外低タンパクですね。


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