食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

プラスティックの買い物袋禁止は、2018年一月から(地元の話)

2018年の1月より、モントリオール市では商店でプラスティックの買い物袋をお客に渡すことが禁止されます。

 

f:id:casse-pied:20171220091623j:plain

写真は

Banning Plastic Bags Is Great for the World, Right? Not So Fast | WIRED 

より拝借しました。この記事そのものも興味深い内容です。お時間がある方は是非。

 

次の記事は条例が通過した時のニュース、約2年前ですかね。

www.cbc.ca

 

同市にお住まいの皆様、詳しくは市のサイトでご確認のほどを。

http://ville.montreal.qc.ca/portal/page?_pageid=7418,142803238&_dad=portal&_schema=PORTAL

 

 

今までは一枚5セントで希望者に渡す、という決まりだったんですけれど、これを徹底していたのは結局大手チェーン店と中規模クラスのお店くらいで、小さな店や中規模でも客層が高齢者だったりして、生活習慣を変えるのがなかなか難しくて難しくて、、というお店なんかだと、5セント課金せずに袋に入れているところは結構ありました。

 

そういうお店だと、要らない、って本当に上手いタイミングで言わないと袋に入れられてしまって、それが玉ねぎなんかだったら、私のこれを取り出しても玉ねぎの皮がたくさん袋にくっつく(静電気で)から、同じ袋を次のお客さんに使うわけにも行かなくて、レジのお姉さんが「あ、そう」と言ってゴミ箱にぽい、、みたいな、そんな悲喜劇もありましたっけ。

 

1月からは、そんなお店も一切合切袋を出すのをやめるわけですが、どうでしょうね、高齢者の皆様、大丈夫でしょうかね。

 

お店がこの決まりを無視した場合は、罰金が400ドルから2000ドルだったかな。

個人が規則を破った場合は半額の200ドルから1000ドル、、、あれ、個人っていうのはお客じゃなくて、個人商売人ってことでしょうかね。

 

私はこの日のために、ビニール袋なんかなくても生活できる準備をしようと思い立って10年ほど経ちます。

その割にはビーズワックス・ラップとか、最近になるまで知らなかったりしていて心もとないんですけど。。

 

スーパーなどの使い捨て買い物袋は、買ったものの運搬だけでなく、ちょっとしたものを入れて持ち歩くのに便利だったり、ゴミ袋になったり、犬の散歩の際にウンコを捨てる時に使われたり、便利に使われてきたものだと思います。

でも、基本的には一度使ってポイ、というもの。

 

うちの職場に来るクライアントの皆さんの中には、捨てられている空き缶や空き瓶などを目にするたびに拾ってデポジットをもらいに行くのにこういう袋を使っている人もいますし、自分の持ち物を全てスーパーの袋に入れて歩いている人もいます。

 

他にも、うちの職場では、こういったスーパーの袋は、ランチを食べきれなかった人が「これを家に持ち帰りたい」と言った際に、タッパーに入れてあげると「これを入れるプラスティック・バッグに入れたい」とリクエストされることが大変多いです。

 

自分のカバンの中に直接タッパー入り食品を入れたくないのは、溢れた時のことを考えたり、カバンの中に靴などが一緒に入っていたりして、食品をそこへ入れたくない、という気持ちだったり、いろいろでしょう。

 

だから、誰かが買い出しに行って、袋をもらってきちゃった場合はそれを貯めておいて、袋を欲しいという人に使ってあげていたんですが、それができなくなりますね。

 

というわけで、これは一体どうしたらいいんだ、と皆で話し合うことに。

話し合いは来年になるかもしれませんが、職場に来る色々な人たちと一緒に、使い捨てプラスティックの害、プラスティック・バッグに頼らない生活手段を模索する意味などについて一緒に話し合えるので、ワクワクしておりますよ。

f:id:casse-pied:20171220090238j:plain

国境の南、Vermont 州はBurlingtonで見かけた、公園内設置の「犬のフンを始末してね!」のコンポスタブル・バッグ。でも、コンポストできるバッグって実は環境に害悪を与える素材だったりするようで、モントリオール市ではコンポスタブルであってもプラスティック・バッグは禁止です。

 

ついでに、ちょっと前にのあさんに教えていただいた、Terracycleというサービスについても調べていまして、職場を巻き込んで、市町村がやっていないゴミアイテムのリサイクルプログラムに参加しようという目論見でおります。

 

これも、プラスティック・ミーティングの時に提案しようと思っています。

少しずつ、、少しずつ、職場のゴミを減らして行こうという目論見。

 

実際、自分のゴミを減らすことも大事なんですけれども、私が使い捨てのものを極力減らしている目の前で、コーヒーに砂糖を入れてプラスティックのスティア・スティックで2秒ほどかき混ぜてぽいっ、とする人たちが存在するならば、少しずつ、少しずつ、その人たちにもゴミを減らしたいと思ってもらうように持っていかない手はないです。

 

でもね、ヤイヤイ言いすぎると反感とか「またかよ、この人の言うことはいつもそればっかりだぜ」と言う反応を招くだけですので、少しずつ、少しずつ、ジリジリ、ジリジリ、気がつかれないように、、、、と言う作戦。

 

実際、スティア・スティックを出さずにスプーンを出してると「スティア・スティックはどこ?」と聞かれていたのが、最近は誰もスプーンを不思議がらない雰囲気になってきているんですよね。

ホクホク

でも、そう思ったら翌日にはスティア・スティック2本どりの人がいたりするし、一進一退なのですけれど。笑

 

他人様の習慣への影響に関しては、本当に、おまけみたいなもんだと思って、欲張らず、自分のことをもうちょっと振り返って改善していかなきゃ、と思うようにしています。(というのは、ふと気がつくと他人のやり方を見て憤慨する未熟な自分がいるからなんですけどね。笑)

 

 

うちのゴミは今まではスーパーの袋に入れて野外に置いてあるゴミ容器に入れて、二週間に一度の回収に出す、、、という感じでしたが、今後は全て容器に直接(今でもスーパーの袋に入れずに容器に直接入れてるゴミはあるんですけど、小さいものはやっぱり小袋に入っています。)、、、、だとばらけてしまって、回収車が容器を逆さにした時に強風が吹いたらゴミがそこら中に撒き散らされてしまうかもしれないから、、、やっぱり袋に入れることになるのかな?

だとしたら、意味ないな。

 

 

 

スーパーなどでのプラスティック袋の使用禁止なのに、店で買ったゴミ袋ならいいというのはおかしいですからね、プラスティック袋なしでゴミを処理していただきたいもんですけれど、市がどこまで準備しているのだか、、、、多分そんなに準備はしていない気がします。

 

 

 自分が出すゴミの始末は自分でしろよと思いますよね。ムムム。


ヴィーガン ブログランキングへ