もう8月も下旬ですが
今更ですが、今年のプラスティックフリーJulyの反省をば。
何しろ月日はあああああっという間に過ぎてしまいます。
私がのんびりし過ぎなだけなのかもしれませんが、それでも毎年こんな調子ですので、そろそろ自覚して、そして宣言しましょう。
「私はプラスティックフリーJulyは三ヶ月くらいかけてのんびりやります」と。
そして、その三ヶ月くらいの間に気がついたことや変えてみて続けられそうなことは続けて行こうと思います。
というわけで振り返ってみます。
食品パッケージ部門
今年は、食品の買い出し頻度が激減している上、ロックダウンもあってあれこれ求めて遠方へ買い出しにいくなどと言った活動がしにくいこともあり、食品パッケージ類に関しては「いつも通り、なるべくできる限り避ける」で止めましたので、変化なし。
買い物自体減っているので、実際には選択するアイテムの変更はないものの、全体としてのゴミ排出量は減っているはずですけれども。
使い捨てプラスティック消費
元々カフェなどでテイクアウトのドリンクを買うなどは一切しないので、これは0で横這い。
夕食に近所のインド食堂の出前を一度取ったので、マイナス三点。
この食堂、ロックダウンで一時閉店していましたが、デリバリーとテイクアウトサービスを再開してくださいまして、なんとか支援したい、という気持ちと、楽しておいしいもの食べたい、という思いで、注文してしまいました。
この店、メニューにヴィーガン・タリーがあるのです。
この店からの出前で消費してしまう使い捨てプラスティックは、発泡スチロールの容器、夫のと私のと二つの容器を一緒に入れているプラスティックのいわゆるレジ袋的な袋(2018年の規制以来、皮肉なことに分厚くなってゴミの量が増えてしまっている悔しい袋です。)
この店はよその店と違い、不要なプラスティックのフォーク&スプーン&ナイフのセットを自動的にいれるということはやっていません。
よその店はつい習慣なのか、それともオーダーをいれる袋にすでに先に全部入れてしまっているのか、断っても入ってくることが多いです。
アイルランドや英国でのテイクアウトではほとんどの店が再生紙のようなものをプレスして作ったテイクアウト容器や茶色っぽい厚紙の箱などを利用しているようでしたが、ケベックではいまだに発泡スチロール容器が主流。
テイクアウトも物によっては単なる紙袋に入っている場合もあるのですが、インド料理系は紙袋では無理ですし、コンポスタブルな厚紙系の容器は発泡スチロール容器に比べるとかなり経費が上がるので、小さな個人経営の店では手が出ないんだと思います。
ここら辺はもう市か州か連邦の政府が何か対策を打ち出さないと、COVIDの痛手から必死に立ち直ろうとしている個人営業の店には無理すぎますよね。
出前をとったこのインド飯屋、夕飯時はテイクアウトや出前がメインで、レストランの部分は多分昼間に近隣の学生やビジネスマンの利用が主で、夕飯を食べに行くと大概混んでいないのです。
なので今後の方針としては、なるべく店で食べる(もしくは容器を持参して持ち帰りできるか聞いてみる)ことを考えています。
使い捨てプラスティック減量作戦
お尻に穴のあいたカットオフ・ジーンズに布を当てて糸をチクチクやって補修、新しい洋服の消費を回避しました。
先日職場に履いて行ってクライアントの女性に見せたところ、お褒めいただいて気分よくなっております。
彼女は編み物などクラフトをする方で、しかもいつもお召しの洋服がいわゆる流行り物のどこにでもありそうなものではなくて、ちょっと面白い可愛いものをスリフトストアなどで選ぶ方なのです。
こうやって修復したものを見せ合ってキャーキャー喜んで補修ムーブメントを地味に広めていけたら楽しそうです。
まだ完成したのは一着だけですが、よく考えてみると今まで穴が開いたものは「ああ残念、気に入ってたのになあ」と諦めておりましたので、修復して補強してお気に入りの洋服の寿命を伸ばしてあげられるのはかなり嬉しいですよ。
とかなんとか思っていたら、気に入っててしょっちゅう羽織っていたデニムのシャツが薄くなっていたのが、べりっと破れました。
「やった!お尻以外にも修復プロジェクトができた!」
と変な喜びを感じたり。
破れたり薄くなってきたりしても愛着があるものは端切れとして切ってクッションにしてみたり小物入れにしてみたり、または「何かに再利用しよう」と思ってため込んであったりするので、無理やりクッションにするよりはつぎはぎして着続ける方が手軽だし、つぎはぎのデザインをリサーチして再発見した日本の「刺し子」にも興味が出てきました。
これからも楽しんで続けていきたいと思っています。
ゴミを出さない暮らし、進めていきます。