食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

豆苗の葉っぱ炒めと、ヴィーガンなのにウールの靴下

 

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この日の夕飯は、残り物の粕汁と車麩の煮物と、きんぴらごぼう、ニンニクの芽炒め、そして豆苗の葉っぱとえのきの炒めたの。残り物があるとなんだか品数が多くてご馳走気分ですね。オリーブは単なるつまみ。

 

冬の初日

12月21日になりましたね。

冬の始まりです。

寒いというよりも空気がピーンと引き締まった感じです。

 

今年の冬は、例年よりも寒いらしいという噂ですし、ここ数日、日々の最高気温も例年より低くて寒いらしいです。

 

でもね、この数年来、冷え込む日が数日あるかと思うと気温がプラスになる日がポンときて、積もっている雪が溶け始め、その夜は必ずまた氷点下になるので溶け始めた表面が凍りつき、翌朝の通勤路はツルッツル、週末のスキーの雪のコンディションはジャリジャリで最悪、、、という、そういうのがパターンになりつつあるようです。

 

お願いですから、寒くてもいい、そのまま同じような気温をキープしてください。(誰に頼んでるのか不明。)

 

 

寒い時期は、ウールの靴下

私、中学の頃は部活でバレー部に所属しておりました。

朝練っていうやつがあって、朝早くから寒い冬でも暑い夏でも関係なく、学校が始まる前にひとしきり練習していたんですよね。

 

私が住んでいた地方は、冬は雪が積もることは数回あるかないかくらいで、今なら「なんだ、温暖じゃん」と言い切れますが、まあその当時は冬は当たり前に寒いと感じていましたし、なんと、足にしもやけができていましたよ。

 

痒くってかゆくって、あれは本当に情けないものでしたよ。(なぜスポーツの練習しててしもやけになるのか、と思いますけれどねえ。)

 

でね、冬が厳しい北国に住むようになって思うのは、今の自分はしもやけなんて全然ならないし、なってる人の話なんか聞いたことがない、、なぜ?

 

それは一言、防寒具が発達しているということにつきます。

ああ、もう一言ありますね、寒い冬にしもやけになるような環境で練習なんか誰もしないから、、、。

 

防寒具としては、マイナス40度くらいまで平気なウィンター・ブーツを履いていれば、大概の場面で寒さを感じなくてすみます。

(外出するときにはそういうごついブーツを履きますが、職場などに行って室内に入ったら、普通の靴に履き替えます。)

 

我が家の場合は、室内は靴は脱いで過ごしているのですが、冬の寒い時期は私はウールの靴下を履きます。

 

ヴィーガンになってからはウール製品は買っていませんが、この靴下、よく考えてみると、90年代半ばあたりに買ったものや、一番最近でも2010年に買ったものなど。

 

長持ちしてます。

 

買った当時は「うわー、靴下なのに20ドルもする!」(値段は正確なところを覚えていませんが、20ドル以上で、財布にインパクトのある金額だった覚えはあります。)

でも、毛玉だらけになりつつも、つま先もかかとも薄くなることなく、毎年冬の間だけとはいえ、何年、、20年以上?使い続けていますよ。

仮に一足25ドルだったとしても元が取れてますね。

 

まだまだ薄い部分なんか見当たらない丈夫で暖かい靴下ですので、あと何年もつのやら。 

手入れらしいことも一切せず、ただ履いて、洗って、干して、また履いて、の繰り返しです。

私は結構歩くので、安物の靴下なんかは結構すぐに穴あきになったりかかとが擦れて薄くなってきたりするんですよね。

それを考えると、この毛糸の靴下たちは本当に丈夫で頼りになります。

 

これがダメになったら次も同じメーカーのを、、と思いますが、メーカーがどこのなんだか一切不明ですので、もう2度と同じのは見つけられないでしょう。

そう考えると、ブランドのロゴ入りの衣料品を買う意味はそこらへんにあるのかもしれません。ブランド志向がないもので、今まで考えつきもしませんでしたが。

 

話が逸れましたが、、、

しもやけになった中坊時代に使っていたのは、木綿の靴下と、木綿のスニーカーだったんですよね。

 

氷点下になることは滅多にない気候だったとはいえ、木綿のスニーカーなんて薄っぺらで、木綿のソックスなんか汗をかいたら濡れたまましばらくそのままですからね、防寒具としては全く役立たずというか、有害です。

 

冬に日本に帰った時や、冬にイギリスやフランス、オランダなどを訪問したときに感じたんですが、割と温暖な地方だと、冬の厳しさがそこまでひどくないからか、そこまで防寒対策を必死でやらないでもまあ、何とかしのげるということなのか、室内の暖房とか、隙間風の予防とか、割と大雑把で、室内に入っても暖かくないところが多かったり。

そういう風だと、せっかく温暖な地方なのに冬はそれなりに辛いから、もったいない!

と感じたものでした。

 

日本には今でもしもやけに悩む子供さんは存在するのでしょうか。

もしそんな子がいるようなら、防寒具をちょっと本格化してあげてください!

しもやけは辛いんです!

 

ヴィーガンにとって一番の防寒靴下は何か

まだ買い替える予定はありませんので、きっちり調査などしたこともありませんけれど、今持っているウールの靴下が全てダメになったら、次はどんな素材がいいでしょうか。

ウールや羽毛という動物性の暖か素材を使わないウィンター・ジャケットといえば、やっぱり化繊、ゴアテックみたいなの、フリース素材など、などですよね。

化繊は石油製品なので、あんまり使いたくないという思いはありますが、ウールを新たにお金を出して買うつもりにはなれないので、ここら辺を今のうちからじっくり調べておかないといけません。

 

編み物用の糸では自然素材でなおかつ植物が原料のものが色々とあります。

植物性繊維の筆頭であるコットンは吸水性がすごいですけれど、吸い込んだ水分を放出するのに時間がかかりすぎるため、防寒には最悪な素材です。

そのため、たとえ夏場でもカヌーとかカヤックなどするときに身につける衣服にはコットンは最悪です。

コットン以外の自然で植物素材で、防寒にも役立つもの、ちょっとググって見たら、こんなの見つけましたよ。

 

 


麻やヘンプがいいとか、他にも木(木?)とか海藻とか、大豆(大豆??)とか。

ただ、ここで言われている暖かい、がどこらへんまで暖かいのかは検証が必要かと思いますし、PETAが「ウールよりもずっと暖かい!」と言ってるわけなので、ちょっと植物性に贔屓目気味なのでは、という疑いもあります。

だってオーガニックコットンが筆頭に上がってますからね。コットンは、あったかいかもしれませんけど、極寒の状況では最悪なんですから。

こんなのも見つけましたが、こちらはヴィーガンはカバーしてても天然素材ではなさそう。

Vegan Hiking Socks – Vegan Outdoor Adventures

 

ウールの靴下の寿命が続く間にいい素材が出てくるといいなあ。。。

 

冬の始まりの朝はこんな感じでした。

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うちのあたりでは、冬場の必需品はサングラスです。すごーく寒い日というのは、天気がすごく良くて、目が開けてられませんよ。


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