日曜のEarth Day まであと数日となりました。
職場でのEarth Weekの催しも明日でお終い。
今日は市のÉco Quartierという環境保護関連の窓口のような事務所の方を招待して、ゴミ問題やりサイクリングについてプレゼンテーションをしていただきました。
これについては後日書きたいと思いますが、今日はこちら。。。
こんな記事見つけました。
「(市議会)議員たちはニューヨーク市の公立学校からBaloneyを排除しようとしている」とでも訳せましょうか、、、。
加工された肉が体に悪いというのはすでに誰もが知っている話ですが。
加工された肉、中でもBaloney とか spam とか、悪の代名詞みたいなものが、今でも子供達の口に入っています。
料理のブログを見ていて、たまにスパムを使ってるレシピを紹介されてる方がいたりして、びっくり仰天するのですが。
スパム食べる人って、塩分が好き?脂が好き?
Baloney(Bologna)は日本語会話の中でカタカナで聞いたことがありませんので、きっと日本には普及していないんだと思い(たい)ますが、スパム同様、ゴミ肉です。
ソーセージというか、いろんなくず肉をペースト状にした(以前北米ではpink matterと言われて騒がれました)ものに、添加物てんこ盛りして固めてスライスしてパッケージされたものが加工肉コーナーに並んでいます。
アメリカの食生活は乱れていて、子供たちが口にするジャンクフードも恐ろしいものが多いですけれど、アメリカにはその一方で、それを変えようという運動を推し進める人たちもしっかり存在しますし、地方自治体レベルで改善の動きがみられますから、何年かしたら「うわー日本の人って食いしん坊だけど栄養や健康の害については皆無視しててひどいねえ」とアメリカの人たちから言われることになってたりして。
この記事で書かれている「Baloneyを学校給食から排除」という決議案は可決されても法的拘束力があるわけではないようですけれど、そうなるといいですね。
“We cannot continue feeding our children substances that are scientifically proven to increase their chances of cancer later in life,” Adams said.
市議会議員アダムス氏の発言を要約すると、発がん性物質だと科学的に証明されていて、将来がんになる可能性を高めるような食品を子供達に食べさせ続けることはできない、と。
他にも「子供達にタバコを吸わせようとする大人は居ないのだから、同じように子供達に加工食品を食べさせるなどという、毒を盛るのも同然なことを続ける理由はない。」
本当に仰る通りです。
スパムとか加工肉を食卓に載せるお母さんたちは、多分加工肉の害についての認識が不足しているせいなんだろうと思うんです。
体に害があるようなものをお店で売ってるわけないじゃないの、発がん性があるようなものを政府が野放しにしておくわけないでしょう、と政府や企業を信頼しているのかもしれません。
加工肉を食べたからと言って即病気になるわけではないし、たま〜にちょっと食べるくらい大したことはない、とは思いますが、こういう加工食品を食卓に乗せる方はやっぱりどちらかといえば、加工食品を食べることが習慣になっていると思うので、「加工肉」そのものはたまに食べるだけにしても、インスタントラーメンとか、健康に有害な加工食品の摂取量と摂取頻度はやはり、大したことはない、では済ませられないレベルかもしれません。
子供の頃に食べ慣れたものは大人になってからの食習慣にも大いに影響するでしょうし。
ジャンクフードたっぷりで育って大人になって、医者に「そういう食品は毒だからやめなさい」と言われたって急にはやめられません。
いや、そういう食品は中毒性があるから、一生やめられないかも。
自分で食事内容を決められない子供達に食べ物を与える立場の人は、やっぱり責任重大ですよね。