氷に閉ざされた世界=うちの界隈です。
春の気配はするんですけどねえ、まだまだ氷の塊は溶けて消えていきません。
無理やりカチ割ってJohn Deereのトラクター・ローダーですくい上げてトラックの荷台にほりこんでどこかの空き地に持っていく計画なようです。↓
Eブック...
本は紙派です。
というのは、別に大袈裟な理由があるわけではなくて、使い始めて見るまで自分に合うかどうかわからないのに大枚叩いてキンドルなどを買う気になれないしぃ、面倒臭いしぃ、と、そういう理由から。
ページを捲る手触りとかインクの匂いとか、充電してなくても本さえ持ってれば読み始められるとか、そう言うのもあるかな。
あ、あと、デジタル・ファイルの整理があまり上手ではなくて、滅多に開けないフォルダーに保存してある書類を見つけられずに焦る、、ということがたまにあるので、本も目につきやすい紙状で書棚にどんと鎮座してくれてた方が見つけやすい、、とか、そういうまあ、アナログな発想が根強いんです。
職場のコミュニティ・キッチンの準備にあたり、色々と調べ物をしているのですが、この本は便利だろうか、と市の図書館のカタログを検索してみたら、フランス語訳のものはあるのですが、英語版は全部貸出中、、でもEブックなら在庫ありと。
え〜、紙の本がよかったな〜と言う気持ちは若干ありましたが、どうせ調べ物の9割はオンラインの読み物やPDFを画面で読むんですから、同じようなもの。
1冊あるうちの0冊が入手可能、とあるのは、その1冊は私が借りちゃったから。
三週間の貸出期間中なら、パソコンからでも携帯からでもiPadからでもアクセスして読めるとか。
読むにはEブックのファイルを解読できるアプリが必要ですが、そんなものはダウンロードすれば良いのです。
キンドルを100ドル出して買おうかどうか迷うよりも決断は楽です。
私はスマートフォンのあの小さな画面で字を読むのは苦手なので、自分のパソコンとせいぜいiPadです。
と言うことで、アドビ社のAdobe DIgital Editions 4.5と言うのをダウンロードしました。
画面下のドックに鎮座してるオレンジ色のがそのアイコン。
ついでにiPadにもダウンロードして、どちらからも閲覧と言うか読書可能になりました。
やあめでたい、と喜んだのもつかの間。
このリーダー自体が不便なのか、はたまたこの書籍そのものが正しくファイル変換されていないのか、ページを見開きで見たいのに、それが叶わない(見開きで見る、と言うリンクがグレイになってて選択できなくなっている)し、横向きのページは紙の本をよいしょっと90度動かしてから眺めるようにできてるんでしょうが、iPadを90度回転させると画面もクルッと回転してしまうので、首を傾けるしかないような。笑
そんなまさか。
一気にほぼ全ページを斜め読みしまして、この書籍は私のリサーチにはあまり有効でないと判断しましたので問題はないのですが、初のEブックだったのでちょっとがっかり。
よく見ると、版元がDK (Dorling Kindersley)とあり。
ここの出版物は図解エンサイクロピディア的なぱっと見が面白そうなのによく見ると中身が表面的で読み応えがないと言うパターンが多く、この本もそんな感じでした。(サイエンスって名乗るほど科学的な説明がない。)
そんなわけで、別の書籍ならちゃんと読めるのか(見開きを表示できるのか)気になったので、今度はこの本を借りてみました。
欧米で出回ってるクックブックは日本によくある「ムック」形式に比べると大判で重いので、クックブックを借りるなら紙の本よりも便利かもしれません。
ページが見開きでみられるのならばね。笑
と思ったら、ダウンロードが終わるや否や「ブラウザですぐに読む」と言うボタンが。
ブラウザって、ウェブ・ブラウザ?と思いつつクリックしたら、その通り、ブラウザで楽々ページを繰って中身を閲覧できました。
アドビのリーダーではどうかしらと思ったら、ブラウザで読んでいるせいなのか、アドビのライブラリーには出てきません。
何かしなきゃいけないのかな?
とブラウザの画面左下にダウンロード済みのファイル名が出てくる、そこのところをクリックしてみたら、見事にアドビのライブラリーにトランスファーされました。
私はクロームを使ってるのですが、別のブラウザだとまた違うのかもしれません。
これがアドビのプログラムでみた目次のページ。
ちゃんとクリックや矢印ボタンでページがスムーズに繰られて行きます。
やっぱり最初に借りたあの本はファイルがおかしいのかな。
そう思うと、図書館で無料で借りた本がおかしなファイルで閲覧しずらいのは良いけれど、買った本がそんなことだったら嫌だなあ、、、とやっぱり紙に回帰していきそうなアナログ人間でございます。
そうそう、前から気になってたんですが、ゴミ箱のアイコン、何も入っていない空っぽの状態はいいんですが、たったひとつファイルを捨てただけでこの有様、これはないんじゃないでしょうか?
ゴミが溢れるほど溜まってるように見えて、納得いきませんわ。笑
一つ入れるたびにゴミ箱を空にするか、いくつか入れといてあとで一気に片付けるか、持ち主のマメさ加減を試されてるような気がしませんか?
いつもこんなに暇なわけでは、、、