三連休の最後の1日を利用してハイキングに行きました。
モントリオールからは車で小一時間で行ける距離に、ちょっとした山がいくつかあります。
ちょっとした、というのは、色々なトレイルを組み合わせて二つ三つの山頂を全て登って降りてきたら四時間から五時間くらい、、、という感じのサイズ。
6月24日 の祝日は、さぞや人手が多かろうと朝9時にモントリオールを出て、10時には駐車場に車を止め、10時10分にはトレイルを歩き始めました。
到着した時には駐車場へ入るために並んでる車が3台くらいあったかな、という感じでしたが、すでに駐車場はかなりいっぱい。
でも、午後3時すぎに下山してきたら、駐車場への車の行列は、山の公園管理事務所のドライブウェイから公道にはみ出し、信号を一つ超えた向こうまでずらずらと、、。
あの後方に並んでた車は、きっと駐車場に入れるのは一時間後くらいなのでは。
10時に歩き始める時点で、すでに下山してくる人たちも少数ですがいらっしゃいましたので、地元の人たちはもっと早い時間にきてるんでしょうね。
上の写真の模型の、左手に山頂がちょこちょこと点在していますが、全て制覇。笑
そしてぐるっと右手に回って湖の横の比較的平坦な道を通って戻ってきました。
湖の右側にもちょっと山っぽいものがありますが、こちらはハイキングコースとして一般公開されておらず、山の自然保護や植物の研究などのために隔離されてるような感じですね。
この山はモントリオールの英語系大学の一つ、マギル大学が管理している大学の山です。
山に登る前に地図をもらうのですが、他の山では地図は勝手にもらえるようになっていたり、案内の人が気軽にホイっと一枚くれたりするのですが、この山は以前から、「地図は希望者に貸し出します。25セントいただきます。返却時にお金は返金します」
という態度で、どうせ地図をもらって帰宅しても無くしたりして、次に遊びに来る時にはまた同じ地図をもらってしまうという「消費」のサイクルに歯止めを、、、という姿勢がありました。
が、今回夫が25セント渡そうとしたら、「ああそれ、最近はやってないの」と言われたそうです。
もらって帰る人がほとんどだし、25セントくらいじゃ「返却してお金を返してもらおう」という動機には結びつかないのでしょうか。
絶景かな?いえいえ
山頂で岩に腰掛けてお昼ご飯を食べましたが、食べている間にどんどん人が登ってきて、頂上の岩の上はすぐに人々でいっぱいに。
連休中はこんな感じでしょうね。
山の上から見渡す景色は、正直ちょっとがっかりなのです。
それは、上の模型でもわかるように、登山用に解放されている山頂が全て山の西側にあり、西側は平地部分がかなり広い範囲で住宅地や商店などに開発されているため。
山の中を歩いてる間は「保護されている自然の中を歩いている」気分が盛り上がるのですが、山頂から山の周囲を見渡すと「あああ、サバービア」という感じ。
目の前には果てしなく広がる大自然、、、とは行かないわけです。
でもね、山の東側、模型で見たら右側、こちらは割と延々と緑が広がっていて、天気のいい日には国境の南、ニューヨーク州やバーモント州方面の山なんかもうっすら見えるはず。
それでも、保護されてる自然、森の中では色々な動植物を見ることができます。
あ、次の写真は蛇がいますので、苦手な方は飛ばしてください、、、
(ロープみたいに見えますが)
お口直しにチップモンク。
かなり増えてました。
しかも、人間を見ても逃げていかない、、、、これは、餌をやる人が増えてる証拠です。
連休終わっちゃった〜、、と残念な気持ちもしますが、あ、そうだ、この週末も三連休なんだった。笑