食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

庭のクインス初収穫で何作る?

クインス(木瓜)の実 

待ち兼ねたぞ。クインスの実。
庭のクインス

 

この家に引っ越してきた翌年に、庭にクインスを三本植えました。

 

当時お隣に住んでいたマーサ・スチュワートみたいな万能主婦的お婆さんによると、クインスはケベックでは育たない、うちの界隈は北米の気候帯でいうゾーン5なんですが、クインスは無理だと盛んに水を刺してくれました。

 

でもね、家の近所の園芸店に若い苗木が販売されていたのですよ。

 

地元で育たないような苗木を売るわけないと思いましたからね、園芸の知識も経験もお隣のマーサ・スチュワート婆さんの爪の垢ほどもないきゃすぴえですが、なぜか不安には感じず、「はあ、そうですかね、まあ大丈夫でしょ」と。

 

 

そしてマーサの予言は大いに外れ、三本のクインスはスクスクとどんどん大きく育ち、あれれ?クインスってこんなにも大きく育つもんなの?というほどに大きく育ちました。

 

毎年春には花が咲き乱れ、花が目当てだった私は大いに喜びました。

 

 

そして、誰かが言いました「クインスの実は美味しいよね」と。

 

 

「え?実がなるの?食べられる実が?」

 

それから、花が終わった後のクインスを観察しましたが、実らしいものを見たような気がしても、その小さな実はそのうち消えてしまい、収穫することもないまま15年。

 

ある年はご近所さんの入れ知恵により、絵筆でお花の真ん中の花粉を別のお花にフリフリと「人工授精」してみたり。

 

でも雄花と雌花の区別もできない素人がそんなことやったって無理でしたね。

まあダメもとでやってたのでガッカリはしませんでしたが。

 

 

そして去年、小さなクインスの実がまたいくつかつきまして「おおお!」と思いつつ近づいてみてみると、どれもなんだかオレンジ色のカビ?病気?のようなものがついていて、いやこれは食べたくないわ、と。

 

まあそういう次第で、なかなか実らなかったクインスでしたが、今年は前庭の一本に3つ大きな実がつき、裏庭の一本にも2つ実がついたのです。

 

 

前庭の分はご近所さんたちが「あら〜、クインスだよ!」と大喜びで発見してくれまして、皆さん人んちのクインスなのに自分のことのように喜んで。

 

そんなわけで、今年は収穫できるかもしれないということで、いつどうやって収穫期を知ることができるのか、と調べました。

「実が黄色くなったらもいで良い」

とのことで、ずっと待ちかねておりましたよ、黄色く変わるのを。

その前にリスに奪われたらどうしようとか思いつつ。

 

でもね、クインスって生では食べられないそうです(人間は)

だからリスにも硬すぎて手が出ないのかな?

いやいや、木の実は食べますから、やっぱり硬いってことはあるまい。

お好みじゃないのかな?

 

りんごはもうかなり小さな実のうちからリスにしょっちゅう齧られ奪われますからね。

クインスは、裏庭の方の実が一つ消えただけで、被害はほぼなし。

 

消えた実はどこへ行ったのか謎なんですけどね。

 

実を収穫するのも、りんごみたいに片手でヒョイっとは行きません。

枝を片手で支えてもう片方の手でグイッと捻るように枝からもぎ取るのです。

うむ、がっしり。

 

クインス、レシピ調査中

もぎ取った四つの実は、前庭からのものの方が大きくて黄色く、裏庭のは小ぶりで、比べてみると結構黄緑っぽい。

むむ。

 

先週末はりんごのケーキを作ったので、クインスは卓上で熟すのを待ちつつ、レシピなど検索して調査しましたよ。

レシピのリンクを貼りましたが、なぜかうまくカード状態で表示できませぬ。

 

How To Cook Quince

 

Quince: The Tough Fall Fruit With a Secret Reward

 

週末には何か作ってみたいと思っております。

 

 

乞うご期待!(本当に期待できるのかは不明です)


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