食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

今年は大漁、クインスの収穫と失敗は成功の母かも?

2023年のクインスの収穫第二弾

ちょっと早めかもしれないけど全部収穫しました

クインスの実は鮮やかで深い黄色に色づいて枝からすぐに離れるくらいになった頃が収穫どきだということなんですが、徐々に緑色が黄緑になり、黄色っぽくなっていくその段階で、「もうこれ黄色いよねえ」ともいでみたら、こっちっ側は黄色っぽいけどあっち側は緑色がかってるとか、何しろ比較の問題というかグラデーションの「これこそ黄色!」の線がよくわからない、、、。

 

という次第でなかなか収穫できないでいたんですが、枝から離れやすいくらいになったもののいくつかはリスに先を越されたり、落ちてしまってダメになっていたり、その上雨続きの天気予報だったりということで、先日、さっさと収穫してしまうことにしました。

 

前にとってあった分と合わせると全部で6キロくらいでしょうか。

 

りんごの木みたいに全体にわーっと実がたわわに実ってるわけじゃなくて、枝の中をちょっと見てたら「あれ、ここにも、あれ、あっちにも」という感じに隠れてる感じで、でもよく見たら結構あるよねえ、という状況だったので、この収穫量は結構感動もの。

今年が初めてですよ、こんなにも沢山取れたのは。

 

ということで、どうやって使おうかググって、ジャムだけじゃつまらないし、ポーチして食べてみることに。

 

でもこれがまた、実の形が変形で、剥いて芯を切り取る作業だけで結構疲れてしまいました。

 

ネットで見つけたレシピに従って、2パウンドのクインスに対して水1リットル、砂糖四分の1カップ、シナモン一本にカルダモンを4つくらい入れて加熱し始めたのですが、レシピでは40〜50分じっくり火を通すとありましたが、ふと気がついた頃にはぐつぐつと沸騰してて、慌てて火を弱めながら中を見てみたら、実の形が煮崩れてふわふわのジャム状になってしまいました。

 

火が強かったのもありますが、うちのクインスは硬くない?

弱火だったにしても五十分も煮た状態で形をとどめていたとは思い難い。

 

最初に水をたっぷり入れたので、このままジャムみたいにしたら緩いかな、ととりあえずざるで越して水分と固形分をわけ、別々に砂糖を加えて煮込んでみました。

 

なんとなく水分と固形分とに分けたものの、煮詰めていくうちに、これって分けてやってる意味は?と自問自答。

いや、答えは見つからないまま。

 

でもなんとなく、この際だからうんと煮詰めてしまって、固めてしまうことにしましたよ。

味を見るとまるで甘味が足りてないので、もっとドバッと追加して、それでも結構えぐみを感じる酸っぱさだったので、さらに追加して。

煮込んだ後で甘すぎるといけないと思って少しづつ追加していって、最終的には酸っぱさも好みに仕上がりましたよ〜。

 

 

Quince paste



最初に参考にしたレシピはこちら

 

https://www.thekitchn.com/how-to-cook-quince-cooking-lessons-from-the-kitchn-196597

 

他にもいろんなレシピが存在するのでとりあえずまとめてあるリンクを。

 

 

www.bbcgoodfood.com

 

最終的にこのレシピと経緯はちょっと違うけど目的地は同じになりました。

水分だけ煮込んだ方も結果的にはジェリー化したので、一緒にしたまま煮詰めたらもうちょっと硬めに仕上がったのかなと。

 

このレシピではフードプロセッサーでピュレ状にしてから煮込んでますが、私のようにハッと気がついたら煮崩れていた場合は機械を登場させる必要なく(その分若干粗いのかもしれませんが)洗い物も少なくて良かったです。

 

あと、型に入れる時にベーキングシートを敷き詰めるのですが、その前に型に油を塗るとあったのですが、水で濡らして代用しました。

多分これ、紙をピタッと型にくっつけるためだと思うので、油である必要はありません。これも洗い物を減らしたいという動機から。ふふふ。

adamantkitchen.com

スライスしたもの。

煮崩れた後で皮やタネを取り除けば面倒な皮剥き作業なしで大量にこれ作れますね。

大量に作りたいわけではないんですが、まだ残ってる分があるので、これ作ってお隣さんたちにお裾分けしよう、、。

 

酸っぱくて美味しい


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