食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン・フォーと、ワクチン接種

 

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薬味てんこ盛りのフォー

 

ヴィーガン・フォー

フォーが大好きだったので、ヴィーガンになってからはちょっと寂しいものがありました。

でも、フォーの何が好きかと言えば、麺とスープとハーブの香り。

上に乗っかってる生肉は半分くらい夫のどんぶりに移動していましたし、なくても平気。

だから、スープさえ肉抜きで作れるなら問題ないんですよね。

 

 

モントリオールにはベトナム系の移民がたくさんいるので、フォーのお店はあちこちにありますが、ベトナム系の知り合いにおすすめを聞いては新しい店を開拓。

 

現職に着く前に実習していた総合病院が位置するCote des Neiges界隈はあらゆるところからきた移民の皆さんが住んでいるので、病院近辺にはあらゆるエスニック系の小さな店がたくさんあり、その中に一軒、フォーならここ、と何人もの人たちにおすすめされたお店もあります。

 

ランチ時に行くと待ち時間あり、相席あたりまえ、ですが、その価値あり。

そこの店じゃなくても美味しいフォーの店は他にもありますけどね。

 

ヴィーガンになってからは一度も訪問してないし、パンデミックだし、今もあのお店が健在かどうか存じません。

ものすごく人気だったから、テイクアウトや出前などで今でも繁盛していると良いですが。

ロックダウンでレストラン内での会食はずーっと禁止なのですが、これが解禁になったらランチのラッシュを避けて食べに行ってみたいと思います。

 

 

ヴィーガン・フォーを食べさせてくれるお店もあるのですが、麺が残念なんですよね。

 

というわけで自宅でたまーに作るのは、ベトナム系カナダ人のヴィーガン、LisaさんのYouTubeで見かけたこのレシピです。 

 レシピはこちらのブログで。↓

thevietvegan.com

 

ベト・ヴィーガンのLisaさん、MSGは避けていらっしゃるようですが、彼女がおすすめするマッシュルーム・パウダーにはMSGは入っていませんが、別の化学調味料が入っています。

このマッシュルームパウダーの化学調味料風味がちょっと苦手なので、私は使いません。

このパウダーを使うことで旨みが増すのだとおっしゃっていますが、普段加工品を食べないので不自然なケミカルな風味が邪魔くさい感じなのです。

 

詳細はさておき、ヴィーガンでも美味しく楽しめるフォーのレシピを公開していただいて大変ありがたいです。

うちはもうちょっと大振りの丼が必要ですけどね、具が溢れそうで大変です。 

 

 
 
ワクチン接種事情

多くの国で高齢者や医療関係についている人たちから優先的にワクチン接種を受けています。

ケベック州に関していえば、一回目を大勢の人々に接種し終わってから2回目、という方針。

なるべく州民の多くを接種してしまう方針。

接種一度めでの効果は92%とかで、二度目を接種するとそれが95%になるとかいう話ですので、それなら一度打った人は二度目を待って、まだ接種受けてない人を優先するのが理にかなってますよね。

 

イギリスに住んでいる友人も同じようなことを言っていましたが、イギリスは何しろ接種キャンペーンが早くからガンガン進んでいた様子で、摂取率もかなり高いようで、友人も「2度目も打ってきた」と。

 

アメリカの義姉妹は「2度とも打ったけど、拒否して打っていない人はもちろんいるし、打ちたくてもまだな人たちもいる」と。

アメリカの場合は、順番になるべく2度の接種をすませてもらう作戦なようです。

アメリカは医療費が高いので知られていますが、ワクチンもひょっとして有料なんでしょうか?

それはないよね?

 

聞くの忘れてたわ。

 

 

私は四月半ばすぎに一度めを打ってもらいまして、同僚もその翌週に打ってもらってました。

エッセンシャルワーカー枠で。

上司は年齢枠でその数週間前にすでに接種済みで、他にも年齢の上の知り合いはほとんどが接種済み。

同い年の知り合いはまだまだ先の予定でしたが、アストラゼネカのワクチンが入ってきたようで、予約有無かかわらずアストラゼネカで45歳以上の希望者が接種できることになり、早速ワクチン打ってきたよ、と。

 

そういうわけで知り合いはほぼみんな1度目の摂取を終えたようです。

知り合いの中にはAnti Vaxerもいません。

変異株という未知の問題はありますが、大勢がワクチンを接種して感染者数が減り続けていけば、希望の光が見えてきそうな雰囲気を感じます。

夏ごろには仕事場に戻れるかな?なんて。

 

 

 

そしたら、ワクチン摂取の年齢枠にはすでに入っているはずなのに、忙しくて先延ばしにしていたのか、躊躇していたのか、同僚のご両親が感染してしまいました。

 

 

 

 

同僚の弟さんがご両親と同居していて、弟さんが仕事場で感染して帰ってきて、そこから広がってしまった模様です。

 

 

 

ワクチン接種後だったら、感染しなかったかもしれないのに。

感染したとしても重症化の恐れがかなり低いはずだったのに。

 

 

と同僚もかなり悔しい気持ちのようです。

心配でしょうがないみたいです。

 

 

 

二人とも、予約をもうちょっと早めに入れていたらこんなことになっていなかったかもしれない。

弟の職場に感染者が来ていなかったらこんなことにはならなかったはず。

人当たりの良い弟、気を緩めていたのかもしれない、もっと注意しておいて欲しかった。

 

 

でもそんなこと今言い出してもね。

明らかに危険だし政府からも規制がされているような、レストラン会食やカラオケなどをして感染したのではなく、ただ毎日の仕事に赴いていて感染してしまったのですから、弟さんを責めたい気持ちはわからなくもないけれど、やはりそれは可哀想です。

同僚もそれはわかってて、だから本当に怒りのやり場がないみたいです。

 

 

これ、自分の身に降り掛からなかったのは単なる運ですよね。

 

 

私の両親も、市町村のワクチン予約開始予定のお知らせを受けたらしいのですが、予約がいつ取れるのか、まだわからないと言っています。

自分の親だけじゃなく、日本中、世界中で大勢の人々がワクチンを待っています。

 

世界貿易機関(WTO)の加盟国は、新しいCOVID-19ワクチンの知的財産権の放棄に焦点を当てた2日間のジュネーブでの協議を水曜日に終えました。

www.voanews.com

 

この権利放棄により、裕福な国に比べてワクチン接種率が低い発展途上国にCOVID-19ワクチンをより迅速に届けることができます。

各国政府がこの知的財産権の一時的な放棄に合意したとしても、ワクチンを製造している製薬会社各社がこの考えに合意しないと始まりません。

人々の健康のためという企業の存続理由と、利益追求という私企業のあり方と、うまくバランスをとって折り合いがつくよう、各国政府の働きどころです。

 

 

日本は発展途上国じゃないのになぜ、、、と思いますが。


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