隔離期間が終わった後も、まだ一度も電車に乗って都会へ出たりしていません。
美術館とか、ちょっと面白そうな下町とか、いつもの帰省なら足を向けるような場所に、今回は一切出掛けておりません。
家と、徒歩圏内の家の近所ばっかり。
例年帰省するのは冬が割と多く、冬場は実家のある地域のマイルドな冬を満喫して、歩いて結構遠くまで散策したりするのですが、真夏日で日陰もあんまりない中延々と歩く気にもなれず、出掛けてもせいぜい徒歩20分圏内。
せっかく日本に来てるのにもったいない!という気持ちもありますが、なにしろパンデミックなんだからしょうがない。
下手に感染してカナダへ戻れなくなっちゃうのは困りますし、下手に感染して悪化しても病院が満員だというのだから、それも恐ろしい話です。
やれやれ。
家族サービス各種
2週間きっちり隔離生活をしたので、親世帯への出入りは今ではマスクなし、同居しているように一緒にご飯を食べたり作ったり片づけたりしています。
兄一家の「子」世帯へも、そのまんま出入りしています。
姪と甥と話すときも、マスクなし。
でも気が付いたら、大学で寮に住んでいてたまに帰省してくる姪は、親世帯へ来るときにはマスクをしています。
年老いた(私の)両親に万が一感染させてはいけないと気を付けてくれているのですね。
それなら私もあちらへ行くときにはマスクすべし?
完璧に隔離するならそれは必要かもしれませんね。
とりあえず、一日の多くを過ごすのは両親の世帯で。
片づけものやら手伝ってます。
手伝うというより、嫌がられるギリギリのところで「ここは何とかしましょうよ」とおせっかい焼いているというべきか。
限られた時間、何をすることが一番の助けになるのか、はっきりとした答えはありませんが、良い時間を過ごしつつ、先のためになることもしておきたいと、ちょっと焦ります。
自分のヴィーガンメニューのため、というのもありますが、フムスつくりました。
母はこういうの大好きなので早速パンにつけて食べ、あとで野菜スティックを準備してみんなでつまみましょうと。
フムス用にゆでたチックピーが結構残ったので、今日は日本のカレーっぽいけれど、チックピーと大豆ミート入りのものを作ってみました。
ヴィーガン・和カレーv2:チックピーと大豆ミート入りのカレー
材料
- チックピーの水煮(煮汁も)豆は2カップくらい、煮汁は3カップくらい
- 玉ねぎ二つ
- 人参 大きなの半分
- ジャガイモ 中2個
- ニンニクとショウガ
- スパイス類 クミン、カルダモン、パプリカ、カレー粉など小さじ1杯ずつくらい
- 塩
- 植物油
- 小麦粉 大匙4杯くらい
手順
- 乾燥の大豆ミートは水につけておく(袋の指示通り)
- 玉ねぎをよく炒め、油を加えて小麦粉を大匙3~4杯いれ、良く炒める。
- スパイス類も入れてこげない程度に炒める。
- チックピーの煮汁を少しずつ入れて炒めた小麦粉でルーっぽくする。
- チックピー、人参、大豆ミートなど入れてふたをして火を通す。
- ジャガイモは軽く下茹でしてからあとで加える。
- 味を調整してできあがり。
この日はカレールーが親の買い置きのものしかなく、買い物に行くのも面倒だったので、小麦粉炒めてつくりました。
入れたスパイスは家にあったものだけ。
それでもカレー粉も入れたので風味は良かったです。
ヴィジブル・メンディングも
両親とまったりおしゃべりしながら、(親が)テレビをみているときのアクティビティは、もっぱらヴィジブル・メンディング。
荷造りの時、着替えよりも「隔離中の暇つぶしアイテム」に気持ちが集中してしまって、本数冊と、修繕し終えたら着られるビジブル・メンディングプロジェクト未完の短パンを二本入れてきていました。
和室で腰が痛くなり、座って作業するのがきつい状況になったため、立ったままで読書したり針仕事したりしましたが、読書は立ったままでもわりといけましたが、針仕事はやはり道具類がさっと手に取れて、作業している布ものもちゃんと台の上に乗っている状態でないと作業しずらくて、隔離期間中は進まなかったのでした。
というわけで、着替えの短パンが一本しかなくて、暑い日本の夏、汗かくし,早くしあげなければ、と進めているのがこれ。
暑い暑いと思っていたらここ数日ちょっと気温が落ち着いて、ホッとしています。
でもまた暑い日々に戻るだろうから、早く短パン補充を!と焦ります。
暑い日々が続くと大変ですが、涼しくなるとやはり蝉の声が聴きたくなりますね。