食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

スケジュール管理と手帳とチラシの裏メモ

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ある日のランチ。サワドーブレッドにフムス塗ったもの。このフムスは大成功、ニンニク入れすぎなかったのが良かった。小粒3かけまでですよ〜(自戒の念)

 

今週のお題「手帳」

 

年末になると文房具屋さんや本屋さんに翌年の手帳がズラズラと陳列されて、来年はどんな手帳が良いかしら、と新しいものを探す、というの、よくある光景ですよね。

 

が、モントリオールに来てからは、買い物しにお店に行く頻度がガタ落ち(海外に住む人の消費活動が滞る傾向)したせいか、はたまた行く店がいけないのか、店頭で手帳がどんと陳列してある現場に遭遇した記憶がありません。

売ってないわけじゃないけど品揃えはしょぼいし品質の割には値段もぼったくりっぽくて。

これは文房具全般に言えることですけども。

 

ある時、日本にはほぼ日手帳というのがあると知りまして、祝日がまるで違う国にいるのにあえてほぼ日手帳を取り寄せて使っていた時期もありました。

 

ほぼ日手帳って、紙が良いから裏写りしないし、文庫サイズだし、インクが澱みなく出てきて描きやすいペンがついてくるし、細かい部分に日本っぽさが滲み出てて懐かしい気分を味わえたのもよかったのかも。

 

続きませんでしたけど。

 

この頃は学生をしていまして、日別に細かくTo Doリストなどを書き込もうと思うも、全て書き込むには狭すぎて使いずらかった。

どちらかといえば科目別のノートに「次はこれをやっとく」とメモる方が内容と連鎖するし思い出しやすいし、第一その課題を言い渡されたその時にさささっと詳細をメモるのが一番早い。

 

月間スケジュールのところに「この日から春休み」みたいなことを書き込むのはウキウキワクワクやってましたけどね。

あと、2週間ごとの「給料日」「**引き落としの日」あとは永住者カードの更新手続きの時に記載する必要があるので、国境を出入りする旅行をした場合はそれも書き込むようにしていましたっけ。

 

でも基本的に日別に細かく書く分は滅多に使ってませんでしたね。

それがほぼ日手帳の9割を占めるのに。

 

というわけで、自分の生活に「スケジュール管理のための手帳」はなかなか定着せず、課題の締切てんこ盛りだったりやたらと忙殺されている時期などは逆に手帳など開いてる暇がなく。

 

それで、たまーに書き込んであった「カイロの予約、*月*日*時」とか、そういうイレギュラーなのを見損ねて、すっかり忘れていてカイロの秘書から「予約の時間過ぎていますけど、今日は遅くなりそうですか?」なんて電話があってぎょぎょ!!すみません忘れてました、今からいくと1時間遅れくらいになります!なんてことをやってしまったこともあります。

 

普段は遅刻せず直前にキャンセルなんてこともせず、模範的患者なので、ドクターに「何かあったのかと心配しましたよ、どうしましたか?」と聞かれ、正直に「忙し過ぎて手帳を開ける暇もなかった」と言ったらかなり理解に困っていらっしゃる様子でした。

 

 

ほぼ日手帳が宝の持ち腐れだと気が付き始めた頃、パソコンに搭載されているカレンダーにこういう予約や支払い期日、課題の期日などを打ち込んで、リマインダーメッセージが鳴るように設定するという技を覚えまして、それこそ紙の手帳を開く頻度も激減。

 

ほぼ日は次の年の手帳が発売になる頃、ほぼ日を楽しく美しくワイルドに使いこなしていらっしゃる人々の作品(手帳ですけどまさにそんな言葉がふさわしい感じ)をあれこれと紹介したチラシをこしらえて、「ほら、こんな使い方ができるんですよ」と、私のような人にまで「これを使って来年こそは楽しく便利に使いこなしたい」と思わせるのが上手です。

 

でも自分は、手帳にお絵描きしたりシール貼ったり色分けしたり、と時間をかけるタイプではありませんでした。

 

日記のような使い方はしないし。

日記ってどうも苦手です。

小学校の頃に日記を書いて提出せよ、とか、交換日記とか、日記行動に参加したことはあるのですが、他者の書いたものは興味深く楽しめるのですが、自分が書いたものを読み返すのは顔から火が出るような思いがするので、書いた翌日には世の中から抹消したい。

 

そんな自分がブログ書いてるのってどういう了見なのか、と思いますけども。

 

 

現在のスケジュール管理は、パソコンのカレンダーに各種期日関係を入れておいて、一日前とか1週間前とかにリマインダーのメールが来るように設定してあります。

 

詳細は、その予定が入った時にその辺の紙にメモ書きします。

その辺の紙というのはチラシの裏のこともあり、封筒の白い部分だったりすることもあります。

 

メモ書きに付箋を使う人は多いですけど、私は付箋がどうも好きじゃありません。

片面だけ印刷してある無駄な紙、その裏を再利用するので一度伐採されて紙になった地球資源をなるべく使い倒してあげようという意図と、一度使ったらゴミになる製品をわざわざ買いたくないという気持ちと。

 

チラシの裏的メモ、パッと見は雑然として見えますけどね、気にならないので平気です。

メモを持ち歩かねばいけない仕事の人はやはり手帳に書き込む方が便利でしょうが、現在の私は仕事は仕事場のデスクで、家のことは自分のオフィスのパソコン周辺で事足りていて、基本的に常にスケジュール帳を持ち歩く必要がない。

 

たまに何日もかけて仕上げる書類関係などが登場する場合は自分用にメールを送って「これをすべし」と翌日の自分に伝達したりもします。

去年の夏の帰省の折にはPCR検査やカナダの永住者一時帰国用の申請書類の準備など、家で色々調べ「あ、これは職場でスキャンしてメールしたら良いわ」なんて時、職場の自分のメールアドレスに「これをスキャンしてここへメールすべし」などと。

 

用事が終わったら全部削除してさっぱり。

 

ところで世間の皆さんは去年、過去の手帳はどうなさっているんでしょう。

捨てるにも個人情報とかプライバシーに関わることが書き込んであったりする場合はそのままポイッとは捨て難いですし、製本されてる物だからビリビリと破ったりシュレッダーにかけるのも手間がかかります。

私の過去のほぼ日手帳3年分は面倒臭いので引き出しに放り込んでありますが、読み返すこともないので、そろそろ処分したいもの。

 

 


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