ひまわりの種と胡麻をまぶして焼いてみましたが、触るたびにボロボロと落ちてくるのでやっぱり次回は種ぬきで焼こう。
四十分位、淡々とパン屋さんの仕込み風景が映し出されているビデオ。
最初の方しばらくの間はお一人で作業していらっしゃって「一人でやってる店?」と思ってたらそのうち従業員の方々が登場して、皆さんほぼ無言でさっさっさっさとすごい効率良く作業している。
すごい量の作業をこなして、間違えることもなく(私なら間違えまくりそう)美味しそうなパンを作り出していらっしゃいます。
特に有名店ではないかもしれませんけれど、近所に寄る機会があったらぜひ立ち寄ってみたいもの。
というか、品出しだけでも良いですからバイトしてみたい。
粉の配合とか、誰かがどこかでちょっとしたミスをしたらものすごく設計が狂うから、みんなすごくきっちり働いてるんでしょうね。
すご〜い。
こういう店で働いてたら、休みの日に家でパンを焼きたいなんて思わないだろうなあ。
ものすごい種類のパンを仕込んでますけれど、流行りを取り入れたり、工夫して何か開発したり、日々努力していらっしゃるんでしょうね。
四十分ほどのビデオ、観ながら想像の翼がばっさばっさ、、。
働いてる人々の黙々とした、しかも手慣れてて素早い作業の効率の良さに裏付けられたすごい生産性に驚愕しました。
今週のお題「サボりたいこと」
サボるとは一体?
語義を確認してみました、、というかググってみました。
なんでもウィキペディアがありますね。
サボるって言うのはサボタージュ(仏語)が語源!
それは知らなかった。
同義語は怠惰。
でもそれはおかしいですよ、サボタージュというのは工場労働者の抵抗運動だったんだから、怠惰ではありません。
と思ったらウィキにもちゃんとサボタージュの意味合いとは異なるって書いてありますね。
では日本語になった「サボる」は本当に怠惰なのか。
なんとなく私個人の受け取り方としてはですね、やっぱりサボるって言うとノルマを課されてて、それがつまらなくて、やりたくないのにやらなきゃならなくて、でもやっぱりやりたくないからやらないで過ごす、って言うニュアンス。
もしくは、やらなきゃ行けないと言う前提そのものを額面通り受け入れていないから、逃げると言う感じ。
だから、サボると言うのは他者に対していう場合は「やるべきことをやってない」という批判を込めてるし、自分がサボってるという場合は、何かしら反抗心みたいなものも伴ってますよね。
英語でサボる、に相当する表現だとなんだろう、Slack offでしょうか。
slack offには反抗心は関係ないと思いますが。
授業をサボると言う場合は skip classes とか言いますかね。
授業に行かない場合に発生する「先生ごめんなさい」的な感覚というのは、多分高校レベルまでの話ですよね。
高等教育では、少なくともケベック州では出席が成績に直接響くことはない(教授が出欠席を基準に加点減点してはいけない)ので、学生が授業を欠席したってそれ自体は問題にはなリません。
学生自信が授業内容を聞き逃すという事実はあるけれど、それが問題なのは本人なので、本人がクラスメートにノートを借りたり自習して取り返せると思ってるならそれで良いのです。
実際に授業を一度や二度聞き逃したって余裕で良い成績を取る人もいますし、聞き逃した授業の内容を取り返せずにやっぱり試験の結果が悪かった、という人もいます。
病欠だろうとサボって欠席してようと、逃した授業内容を取り返すのは欠席者の個人責任ですので、サボってるなあこいつ、という批判は起こりえず、単に「彼は授業に全く来ないし、試験結果も悪い、、このままだと落第するだろうなあ」という予測が立つだけです。
試験を欠席して別の日に受けさせてくれ、とかそういうのは医者の証明を提出するなどしないといけませんけどね。
やっぱり学生へのお世話度の高い高校生までの時期、生徒指導的な要素もありますから、よくサボる学生は何かしら問題に直面しているだろうから、指導者側が助けてあげなければいけない、だから「あいつはまたサボってる」という構図なんでしょうかね。
Slack offで思い浮かぶのは、ちょっと前に外壁の工事を依頼した業者の皆さん。
窓の下に取り付けてあるコンクリートの部分が、冬の間にボロボロと崩れてきたのです。
これは自分で修復できないのでプロにお願いしたのですが、その作業に来たファミリービジネスの人々が、なんともフラフラした感じで。
冬が終わってすぐの、雨が結構続いている時期だったのもあって、作業に来たと思ったら消えていて(休憩か必要な物資の買い出しか)戻ってきたと思ったらまた休憩してたり。
良い人たちでしたし結果的にはちゃんと仕事してくれてたんですけども、完了するまでは「彼ら、大丈夫なのかな?」と不安もよぎりました。
でもね、時給じゃなくて仕事単位でお願いしてますので、仕事が満足に仕上がっていさえすれば文句はないのです。
そうは言ってもキッチリ真面目に取り組んでる様子が見える方が依頼主としては安心感ありますけどね。
だから真面目で成果を出せる人、という信頼を勝ち取った方が、あいつはいっつもスラックオフしてばっかりだ、と思われるよりは得です。
でも、いくら真面目に取り組んでてもその結果が期待以下だったら真面目だろうとなんだろうと次はありませんから、結局サボるとか真面目とか、そういうのはあんまり重要じゃないような。
サボりたいこと、お題に答えてませんでしたね。