食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

在庫処理(買い物しない)メニューと、ネアンデルタール人の料理

ケール、白インゲン、ドライトマト、ニンニク、レモン汁、
塩、胡椒、キヌア

 

ほんの少し使いきれなかった乾燥白インゲン豆、使い切りたかったんです。

母国へ帰ってしまうことになり、使いきれなかった食材をドンと残していったFさんがくれた食材の一つは、キヌアでした。

 

私はキヌアは買わないことにしています。

ボイコットしているというほどではなくて、このスーパーフード産業のために、今まで安価に普通に食べられていた日常食品の値段が高騰した、それで今までのように食べたいほど食べられなくなった、、、という話を聞く一方、今まで地元でだけ作って食べていたキヌアが、欧米に紹介され人気食品になったせいで、この土地の産物を高値で売って収入の増えた人たちがいる、、、だから良いことなのだ、という話も。

どっちかよくわからないけれど、無批判に飛びついて喜んで食べる気持ちにあんまりなれない。

 

元々私の食生活の中にはなかった食材ですので、食べなくても平気。

 

 

冷凍してあったケールと白インゲンの温かいサラダ・メモ

  • ザクザク切って冷凍してあったケール、好みの量(大体5カップくらい)
  • 白インゲン(水で一晩つけてから茹でて柔らかくしたもの)好みの量(この日はカップ2杯弱)
  • サンドライトマト、好みの量(大きめのを5〜6枚、短冊に切ったもの)
  • ニンニクあらみじん切り
  • レモン汁(レモン半分使いましたが好みで)
  • 塩胡椒、タイム

 

フライパンでケールを塩胡椒で炒め、白インゲンとサンドライトマトを投入し、タイムをふりかけ、豆の煮汁を少し加えては全体に混ぜ、水分が飛んだら好みでもうちょっと豆の煮汁を入れ(サンドライトマトが柔らかくなるように)汁っぽくしたくなければ煮詰め、汁っぽくても良ければ汁が残っている程度で火を止める。

 

別鍋で炊いておいたキヌアと、カリカリにトーストしたパンを添えて食べました。

 

 

次にこれを作るときにはキヌアの代わりにブラウンライスとか、バーリとか、そんな感じで良さそうです。

 

 

冷凍庫内の在庫一掃なるか

夏に栽培していたケール、途中害獣に狙われたりして期待したほどは収穫できませんでしたが、それでも結構収穫できまして、洗って水気を切ったのをジップロックに入れて冷凍庫へ。それが3〜4袋くらいまだ残っています。

 

青菜類の値段が高いときにはこういうのがあると嬉しい。

ですが、冷凍庫に隙間がないと、焼いたパンを入れるとか、何かと困るので、ちょっと在庫整理も考えなければ。

 

ケールが入っている袋は、二人分のスープや炒め物にたっぷり使っても2回から3回くらいあるくらいの分量が入っています。

あとは秋口のリークが安い時期に買い込んで刻んであるリーク&ポテトスープ用のリークがあと2回分くらい。

 

春菊がドバッと安かったときに買って洗って袋に入れて冷凍してあるものもあるし、ニラが安かったときのもあるし、、、そろそろ使い切りたい。

 

秋にボルティモアに行く前に急いでスライスして冷凍しておいた椎茸もありました。

留守中に夫が絶対に手をつけそうにないから古くなってしまいそうな食材=和食とかアジア系の食材は出かける前にチャチャっと使い切るか、冷凍するかして処理していますが、こういうのもきちんと使わないとね。

 

冷凍庫を一時的な在庫延命対策引き出しとして使っているから、こういうことになります。

 

食料品、特に野菜類の値段が上がるこの時期には上手く使えば無駄どころか嬉しいお宝ですので、どうやって使おうか考え所。

 

ケールの用途は我が家では炒め物、スープ、、、くらいですね。

ほうれん草の代わりとしてチャプチェやビビンバに使うのも良さそうです。

 

 

ネアンデルタール人の意外に手の込んだ料理

太古の昔、人は料理なんかせず、木の実や草をそのまま食べていた、、というのは、実は真実ではなくて、というか人類が存在していた長い歴史の中で、そういう時期もあったでしょうけれど、実際はネアンデルタール人たちも調理してご飯を食べていたということが判明しているそう。

 

漫画などで見かけるような、骨付きの肉をガブリとかぶりついて食べていた、、というそういう大胆な調理法もあったかもしれませんが、このガーディアンの記事によると、ネアンデルタール人の住居になっていた地域から出てきた灰などの分析をした結果わかったのは、結構手の込んだ料理をしていたらしいということ。

 

豆や穀物、マスタードシードのような種などを石で挽いたものを水でまとめて火の上に置いた石の上で焼いて食べる、というのを記者の方が実際にやって食べています。

 

実際にネアンデルタール人が使ったのと全く同じ道具はありませんから、なるべく似たような感じのものを利用して、小雨の降るなか庭に出て調理なさった模様。

 

試食した結果、塩があったらもっと良かったけど、結構美味しかったそう。

www.theguardian.com

欧米では(北米だけかな)野蛮だったり単純だったり無神経だったりする人を「ネアンデルタール人みたいな」と言ったりするんですが、実際のネアンデルタール人は弱きを助けコミュニティを大事に暮らす優しい人々だったというのもわかってきているらしいです。

 

 

ネアンデルタール人、結構行けてたんですね。


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