食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

コチュジャン入りクッキーをヴィーガナイズしてみた

巨大サイズ、七味の容器はサイズ比較のため
 
ニューヨークタイムズのクッキーウィーク

ニューヨークタイムズは定期購読していますが、パズルセクションと料理セクションは別枠で定期購読しないと読めません。

以前はこんなにペイウォールがガチガチに高くはなかったんですけれど、紙媒体での売り上げが激減して、ネット購読が主流になるにつれ、商売だから、売れるセクションは別枠にしないとやってらんない、ということでしょう。

 

でもねえ、セクション一つの購読でも結構な値段なんですよ。

米ドル基準だからカナダドルになるとギョッとする値段。

いや、まあ払えない金額じゃないですけど。

まあよく考えてみればそんな高くないとも言えますけれども。

 

でもね、ネットには無料でものすごくたくさんのレシピや料理情報がありますので、あえて料理専門メディアってわけでもないNYTの料理セクションを購読するくらいなら、、、なんてね。

 

なんてケチなこと考えてたら、料理セクションにレシピを書いていらっしゃる韓国系記者の方がご自分が開発した面白いクッキーレシピの無料プレゼントのリンクをTwitterで公開してくれました。

 

えええ、太っ腹!

 

購読している人は、記事を月十個まで人とシェアできるんです。

あ、内部の方だと10記事という制限はないのかな。

というかTwitterで公表してしまっても大丈夫なのかな、何千人もの人が無料でレシピをダウンロードしてしまうだろうに。

 

YouTubeでも作ってるところを公開しているので、無料レシピと一緒に使えばこの方の斬新なコチュジャン・キャラメル・クッキーを作れてしまいます。

 

youtu.be

 

NYTでレシピ書いてる人としてTwitterで見つけたときには、結構いい年したおじさんを想像してましたが、若者でしたね。

クッキー・ウィークにレシピを出してる記者たちの多くが結構若いのでちょっと驚いてます。

 

関係ないですが、キムさんの着てるコチュジャンのTシャツ、これ、バーバラ・クルーガーのスタイルですよね。

 

クルーガーさんの作品はスタイルを真似した模造?バッタモンが製品化されてあちこちで回ってて、最近評判のバンクシーの作品が高値がついて取引される現象に似た皮肉さというか、資本主義のひきうすの恐ろしさを感じないではいられない。

https://www.artsy.net/article/artsy-editorial-artwork-changed-life-barbara-krugers-untitled-body-battleground

ご自身の作品のスタイルがこうやってメッセージと乖離してポピュラーになって一人歩きしてるのをクルーガーさんはどう思ってるかな。

 

 

レシピはTwitterでEric Kimさんを探せば出てくると思います。

このレシピ、キャラメルとありますが、コチュジャンの甘さがまるでキャラメルのようだという意味で、乳製品はバター以外入っていませんので、バターをヴィーガンのものに入れ替え、卵を植物性のオイル(私はグレープシードオイル使用)に入れ替えるだけで簡単にヴィーガナイズできました。

 

ただ、ビデオまで見たのについうっかりしてコチュジャンをレシピのバター全部丸ごと一緒に混ぜてしまったため、彼が意図したマダラ模様は再現できず。

 

模様の面白さを逃したのはまあよしとしても、コチュジャン味が濃厚な部分と入ってない部分とのリズムというか、おや、っという驚きというか、そういうのも逃してしまっていると思います。

なので次回こそはこのポイントを忘れず、レシピを確認しながら作りたいもの。

 

 

レシピを読みながら作るって結構面倒なんですよね。

いつもレシピは分量の比率やら温度やらの確認程度にしか見てない大雑把な人間なのでこういうことが起こるわけですけど。

 

 

でも美味しかったですよ。(砂糖は2割引いて作りましたけど。)

Kimさんありがとうございました。


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