食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

感染経路・感染後の復帰、と体力的にきつい時の手抜き料理

目が出まくった玉ねぎでしたが、出た目は要するに青ネギですからこうなりました

 

感染ルート?

夫婦でCOVID-19に感染したのは先週の話。

月曜に陽性の二本線を見た私、「そうだ!金曜日に夕飯食べに来た友人のGさんにも念の為伝えなきゃ!」と。

 

職場への連絡を済ませたらすぐにメールで(まだ朝早かったので)Gさんに状況を伝え、だからもし風邪っぽい場合は気をつけて(検査して確認して)と。

 

驚いたことに、いつも朝の苦手なGさんでしたが、お返事がすぐに来て「感染したよ」と。

おおお、早いな。

いつ検査したのか、と聞いたら、私のメールを見た後すぐに検査してみたと。

その前に週末に体調が崩れてキツくなっていたので、金曜日一緒に過ごした私たちが陽性だというなら自分もそうかも、と思ったらやっぱり!という話でした。

 

彼は感染2度目。

初めての時はまだワクチン導入前で、結構大変な思いをした挙句、後遺症で肺にも問題がある人です。

 

なので今回も肺がどう反応するかちょっと心配だと。

 

ちょっと罪悪感を感じた私。

自動的に自分達が(夫ですけれど)移しちゃったに違いない、と。

 

その時点では3人ともまだ初期だったので皆軽いまま終わりますように〜、という感じでしたけど。

 

 

その後一番先に回復して出勤したのは夫。

帰宅後話を聞いてみたら、職場の同僚P氏が怒っていたと。

 

「週末コロナで酷い思いをしたんだ。聞くところによると君も感染してたらしいじゃないか。君から移されたんだ、迷惑な!」と。

 

 

Pさんと夫の発症時期は大体同じようですが、どちらから移されたのか、感染源が夫と断定できる理由はない。

 

大体、自分が感染したのを**のせい、とか他人を責めるのって不毛です。

 

感染を承知の上で他の人に移してやる〜〜と、そういう行動をとった人も今までいたみたいだし、感染パーティーをやった集団とか(それで感染して亡くなった人も)報道で見聞きしましたけれども、そういうんじゃないんだから、Pさんの言動はちょっといただけません。

 

 

現在の北米で、仕事に行くとか学校に行くとか、普通に社会生活に参加して暮らしていると、感染の可能性を避けることは難しいです。

 

いやいや、ロックダウン中だってやっぱり感染の可能性を避けるのは難しかったんですよね。

 

知り合いみんなとやたらハグしたりキスしたりする交流大好きな欧米人だけではなく、特に親しい間柄じゃないなら挨拶でベタベタしなくても全然平気な私だって、他者との距離は2メートル維持!ってのは簡単じゃありません。

 

 

現在のケベック州保健局の指導する感染後の社会生活の指針では、「37.5度以下の熱、咳やくしゃみ、鼻水鼻詰まり、下痢、などの症状が治って24時間後」であれば、マスクして他者と距離をとればオッケーだそうです。

 

ラピッドテストして陰性を確認しなくても良いんです(しちゃダメと言われた。)

 

というか、ラピッドテストをしてもまだまだ陽性になる私(金曜と日曜にやってみた。)

 

それでも仕事に行くんですよ。

なんだか反社会的行為をしている気になるんですけれど。

 

なんでも、感染した後のラピッドテストでは、回復後でも人により(約17%くらい)十日たっても二十日経っても陽性になる人がいるらしいです。

 

 

私個人としては、陰性が出るまで隔離していたいし、同僚や上司にもそうして欲しい気がしますけれど、そういうことしてたら社会が回らないから、でしょうね。

 

 

 

 

自分が感染源になるのは嫌なので、今後しばらくは(普段と大差ないですが)マスクして距離とって手洗いして大人しく過ごそう。

 

 

風邪の症状などで辛い時の簡単メニュー

残り物を食べ尽くした後は、先に復帰した夫が、冷凍してあったパスタソースを温めてパスタを作ってくれました。

 

夫はパスタソースを3回分見込んで作るので、まだ冷凍庫にもう一回分あります。

過去の自分の労働の成果が現在の不調からレスキューしてくれるなんて嬉しいこと。

 

後は私も手抜きで頑張ってスプリット・ピー・スープを作りました。

スプリット・ピー・スープは本当に簡単なので、こう言う時助かります。

 

ただこの時、冷蔵庫の中で古くなっていく野菜を少し使わなきゃと思ってズッキーニを一本入れてみたんですが、これは2度とやるまい。

 

他にもマッシュルームと赤パプリカも入れてますが、基本的には乾燥スプリットピーと玉ねぎ、にんじん、セロリがあれば野菜出しとかなくても十分美味しく作れる嬉しいスープです。

スプリット・ピー・スープ

スープとパンで二人で3回食事できました。

 

炒め物とご飯と味噌汁も作りました。

玉ねぎからニョキニョキと生え始めた芽を収穫して刻んでみたら、250mlのジャムの空き瓶にいっぱいになるくらいありました。

 

なのでお味噌汁に入れました(冒頭の写真。)

味噌汁の具は乾燥わかめ、白菜(冷蔵庫に残っていた)と玉ねぎ。

ご飯を炊いたら、後は白菜、ブロッコリ、マッシュルームなどこれまた冷蔵庫のなかでくたびれ始めていた野菜を炒めて、炒め物定食。

 

とりあえず何か食べてホッとするのが目的というか、料理でぐったりつかれたくないので大雑把です。

 

コウケンテツさんの大根サラダも作りました。

作りました、というよりこれは発症した週末の前の金曜にお友達を呼んでディナーをやった時に付け合わせに作ってあったものの残りです。

 

刻んだだけの大根を全部使わずに別の容器にとってあったので、ドレッシングにあえたものとは違い、そのままシャキシャキでしたので、これまた使い切らずに容器に入れてあったドレッシングをかけて食べました。

 

金曜に刻んであった大根でしたが、食べたのは確か水曜日あたりだったのでは。

風邪っぽい症状のある時に生の大根をシャキシャキと食べるのはかなりセラピューティックだと感じました。

ドレッシングには刻みきれない大根の端切れを大根おろしにしたものを混ぜてありますが、大根おろしは三十分くらい経つと栄養価が破壊されてしまうんだとか聞いたことがあります。

が、大根おろしの舌触りや風味そのものは感じられるので、このドレッシングも結構美味しく味わえましたよ。

 

また食べたいな。

次に表に出たら大根買って帰ろう。

casse-pied.hatenablog.com

冷蔵庫の中でシナシナ進行中の野菜を、傷まないうちに使い切りたいとは思うのですが、どうも使いきれなくていまだにあるナスとズッキーニ一本(夫がパスタソースを作る時に買うので夏野菜だけどしょっちゅう家にあるんです)は、痛む前になんとかしてください、と夫にお願い中です。

 

 

そろそろ体力も戻ってきてるので、週末にはもうちょっと面白いものを作って食べたいものです。


ヴィーガンランキング