食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ドカ雪と春の予感とヴィーガン・レンティルローフ

月曜の朝と火曜の夕方の歩道の違い

北国にはありがちな話ですが、一冬の間には初雪(積雪)→除雪車がなかなか来ないなあ→来たきた、除雪してスッキリ→あ〜また雪がどかどか降ってきた→除雪車が間に合わないよ〜歩きにくいよ〜→気温が異常に上って雪が溶けていく!→気温が冷え込んで溶けかけの水たまりが凍って危ないよ〜→またドカ雪だ〜!除雪車!→除雪車が通ったからやっと歩きやすくなった〜→気温が上がってきてまた溶けてきて歩道のコンクリートが露出したよ!歩きやすい!→またドカ雪だよ〜、除雪車!!

というのの繰り返しです。

 

雪がたっぷり降ると、雪の上を歩くのはまるで砂浜でジョギングしてる感覚で、踏み込んだ一歩がずるっと後ろに引っ張られる感じといえばわかりやすいでしょうか。

 

雪が溶けかけた時はそれはそれでシャーベットかかき氷がそのままぐずぐずに溶け始めた感じの上を歩くので氷水が跳ね上がるしやっぱり歩きにくい。

 

溶けかけた氷がまた凍った路上は滑りやすいのでもちろん転倒の危険が増大しますが、もっと危険なのは、ツルッツルに凍ってる部分がどうにかされる前にまたドカ雪が降り積もって、雪の下のツルツルが見えない状況かもしれません。

 

そんなこんなを繰り返しつつ、そろそろ春かな、と言う3月に入りました。

 

月曜日の出勤時の歩道はかなり除雪もできていて歩きやすい状況で、ところによってはコンクリートも露出していて、嬉しい嬉しい。

ちょっと気温は冷え気味だったんですけど、そう言う日は太陽が出ているので嬉しい嬉しい。

 

春かな、、って思ってたんですが、気温が上昇した火曜の日中に雪が降り始めまして(雪が降る時ってのは気温が上がった時なんです)屋外にタバコを吸いに出たクライアント氏が、出るたびについでに積もった雪を除雪してくれたのですが、三十分から1時間おきに吸いに出るチェーンスモーカーの彼が、多分5、6回くらい除雪してくれた合間にもじゃんじゃん降り続け、彼が去った後2時間ちょっとして帰路に着こうとドアを開けたら、15センチほど積もっていました。

 

せっかく歩きやすかった歩道もまた雪がぎっしり積もってます。

車道は多少マシなので、車道を歩く人も出没しますが、この付近は危険なので歩道をのしのし行きます。

こうやってひっきりなしに振り続ける雪、除雪車は住宅街の歩道なんかは二の次で、大通りから来ますから、帰宅路はずっと雪深くて、ずっと振り続けていたので後半はかなりズボズボと深い雪の中を歩くことに。

もしくはたくさんの人々が歩いた後のぐちゃぐちゃの雪とか。

 

雪が降り続けてる時というのは空一面雪雲に覆われていて日が差していないわけなので影らしいものもなく、写真にコントラストもありませんが、この立て看板が立っている雪山はこの家のドライブウェイの除雪をした雪の山で、写真の看板の少し左側が歩道。

 

朝のコンクリート露出した歩きやすい歩道とは大違い。

 

 

そろそろ市町村の除雪予算が底をつく時期でもあって、除雪車がなかなか回ってこない地域なんてのもあります。

1時間歩く途中には、割と見捨てられてる地域なんかもあって、将来家を買って引っ越す人なんかはこういうことも買う前に調べておくと良いかもなーなんて。

 

 

早く本当の春が来てほしいものですね。

 

長い冬にうんざり

というセリフはこの時期よく耳にします。

 

同じような気温が安定して続いてくれてたらスキーやスケートもしやすいのに、異様に暖かくなったり冷え込んだり、気温が上下するので雪も氷も安定したコンディションではなくなり、冬の楽しみも思うようにはいきません。

 

実際このドカ雪の翌日の気温は0度近くまで上がり(一時期0度を超えたかも)雪がジトっと溶けかけのような状態になりましたので、スキーしにいっても板にくっついて面白くない。

 

今年はオタワのリドー・カナルのスケートリンクがオープンしないままでシーズンを終えてしまうそうです。

気温が不安定で氷が一定の厚さを保てないので、大勢が繰り出してスケートするのは危険だということだそうです。

 

冬のアウトドアの楽しみが減ると、長い冬が嫌だからと冬場だけフロリダなどに移住するいわゆる「スノーバードSnow Birds」と言われる人たちの気持ちもわかります。

 

結構いるんですよね、そうやって冬を避けてるケベック人。

 

多分ケベック人に限った話ではないと思います。

 

とはいえアメリカに長期滞在して病気にでもなったら大変なので、旅行保険に入らなきゃいけませんけれど、定年後のスノーバードの旅行保険って結構高額そうです。

 

私は多分スノーバードとしてフロリダ(なり別の州なり)に避難することはなさそう。

 

 

ヴィーガン・レンティル・ローフ

ヴィーガングレイヴィーをたっぷりかけたレンティルローフ(真ん中下)左は丸ごとローストして半分に割ったビートルート。

 

レンティル・ローフにYvesの偽肉を入れてみたら、思いのほか美味しくできました。

 

当初は夫が偽ミンチ肉だけで作る予定だったので、それは重すぎる気がしてレンティル、オートミール、レッドペッパーを入れてもらったのですが、2度目には偽ミンチを半量にしてレンティルを増やしてみたら、バランスがちょうど良かったので、次もこれやってみよう。

 

覚書

玉ねぎ一個、荒みじん切りを軽く炒め、レッドぺッパー大一個荒みじん切りも軽く炒め、炊いたレンティル(乾燥で1カップ)オートミール4分の3カップ、ベサン粉半カップ、チアシード大さじ3杯、水適量とベジタリアン・ミート1パックをよく混ぜて型に入れて40分くらい焼きます。

 

Yvesじゃなくても良いし、偽肉を避けたい場合はいっそのことエリンギのみじん切りとか高野豆腐を戻してフープロでががっと砕いたものなんかでも良いかも。

 

 

 

冬のオーブン料理は温まります


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