豪勢な貴族や武士の縁戚のご馳走の合間にあった庶民の食卓は、ご飯と菜っぱと塩。
権力者がたべてたものじゃなくて、庶民が日常的に口にしていた食品こそその社会の文化の底力じゃないですか?鮑とか鯛とかじゃなくて玄米と塩菜っぱで力強く働いて生きていた人たちって凄い。
和食展行って来ました
今回の帰国予定にちょうど良い具合にまだ開催していたので。
ウェブサイトで見ると、英語表記もちゃんとある感じでしたので、夫を引き連れて。
音声ガイドもあるし大丈夫だろうとたかを括っていたらば、音声ガイドは日本語のみで、英語表記は各チャプターごとの大まかな導入の説明文と、展示物の名前程度。
えー、音声ガイド、英語ないんですか?がっかり、、、と思っていたら会場スタッフのかたが、各チャプターの最初の部分で壁に書かれてる解説文の隣にあるQRコードをスキャンすれば音声と文字表示とで解説を見られますよと教えてくださいました。
あらーそんなのがあるんだ、嬉しい、、と思ったら、結局それは展示会場にある各チャプターの導入解説文と同じで、別に個別の面白い解説や何種類もの野菜やキノコなどの表や図解ですらなくて、あんまり意味のないものでした。
火曜日の朝、しかも「大雪」で交通網が荒れてると言う報道だったので空いてるかななんて期待していたのに結構混んでて、しかも外国からの訪問者も結構いらっしゃったんですけども、彼らはどこまで日本語の表示を理解できていたのだろう。
夫はまあ、具体的なことはよくわからなかったけどそれなりに楽しめたとは言っておりました。
2月25日まで上野で開催された後は全国各地に巡回するようです。
雪が!
ニ月五日、関東地方に雪が降りました。
朝から予報は出ていて、家の者が「寒いよ、雪が降るらしいから、冷えないように」とざわざわしていましたが、それほど寒くもなく、本当に降るのかなあ、なんて思いつつ夫と散歩に出かけ、ついでに買い出しも行い、帰る頃には小雨が降り始めました。
これが夕方くらいに気温が下がって雪に変わるのかもねえなんて言いつつ歩いてたら、歩道に張り巡らされているタイルの表面がぬるっとしていて、ちょっと滑りやすくなっていることに気がつきました。
そう言えば日本の歩道ってタイル張りの部分がけっこうありましたっけ。
濡れると滑りやすいですよね、タイル。
しかも、湿度の高さゆえか、表面にうっすらと藻?苔?のようなものが発生しているようで、濡れているとさらに滑りやすい。
そして午後になって雪混じりのみぞれ、あれ、みぞれってそもそもが雪混じりのものでしたっけ、、、が降り始めました。
ニュースで様子を見ようとテレビをつけて観たら、多摩方面で結構降り出していて、北関東も本格的に雪が降り出した様子。
そうしたら、歩行者が凍りついた路面で滑って転ばないようにと、雪道の歩き方のコツとか注意事項を説明し始め、その後靴底に装着するクランプオンを紹介していました。
おおおー、クランプオン、これつけたら大丈夫、それはそうなんですけど、東京の積雪、大半は水っぽいシャーベットみたいな雪ですから、多分すぐに溶けてしまいます。
溶け残って凍りついてる所もあるとは思うのですが、路面が溶けてた場合、クランプオンは路面に直接当たることになりますから、その路面の素材次第では逆に危険です。
一番危険なのは、タイル張りやツルツルの輝く床。
タイルって表面が固いですから、メタルの部分が食い込めなくて、ツルーっと滑るんです。
アスファルトやコンクリートの打ちっぱなしだったら表面が荒いからメタルが食い込むと言うかギザギザの表面に引っかかると言うか、だから雪が乗ってなくても滑ることはないんですけど、お店の中、駅構内など、タイル張りの床に入ってそこでクランプオンを外さずに歩き続けてると、普通の靴底ではありえないほど滑りやすいのです。
テレビで紹介されてクランプオンを購入した人が、除雪されてたり溶け去ってたりするタイルの歩道の上でつるーっと滑って転んでしまっては大変です。
紹介していたテレビ局の人は実際にクランプオンをつけてあらゆる路面を歩行したことがないんだと思うのですが、ちょっと怖いと思いましたね。
お使いになる際はくれぐれもお気をつけて。
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