職場で使っていたけどもう不要になり、ボスが「捨てましょう」と宣言したバンダナを何枚かもらってきました。
穴が空いてるわけじゃなし、捨てなくってもいいじゃない、と。
無料ですご自由に持ち帰ってください、といって並べたんですが、あんまり貰い手がなかった古くなったバンダナたち。
これで小銭入れを作ろうと思ったんです。
このYouTubeを参考に↓
芯になるものを持っていないので、バンダナだと2枚重ねようと3枚重ねようとこのハリはでないな、と思い、自分の持ってる布の中からハリの良い(というか良すぎてマスクを作った折には息がしにくいマスクになったという)布を選んで一緒に使ってみました。
出来上がりは上の写真。
結局職場でもらった不用品バンダナは裏地ということになりましたけども、ちゃんと小銭とお札と必要ならカードも入れられる財布になりました。
職場でたまに買い出しに人を送るんですが、財布がないので、ジップロックのサンドイッチバッグに入れていく人あり、お金をじゃらじゃらとそのまんま買い物袋に放り込む人ありで、財布が必要!と前々から思っていたのでした。
蓋をきっちり閉めるためのボタンをつけなきゃいけませんが。
春の森、そして川
先週も訪れた近所の森に、今週も春の花を探しに行きました。
パッとみたところまだまだ灰色で春っぽくないですが、地面を眺めるとあらあら、出てきてますよ、花も葉っぱも!
トリリアムTrilliumsというのはオンタリオ州の公式の花ですが、ケベックでも春になると咲く花です。
葉っぱが三つ、花びらも三つでシンプルな作りの花ですが、森の中の地面一面をびっしり埋めるように咲く様子は結構圧巻で、年に一度だけのことなので、満開になってる時期にちゃんと森に来なきゃ、と。
パンデミックで春先にロックダウンになったりした2020〜2022年は森に来そびれましたが、今年は久々に見たいもの。
今このくらいなら今週中もしくは来週末にはきれいに咲き乱れてるかな。
トリリアムを探しに行ったこの日は、名前も知らない別の花がいくつか咲き始めていました。
この花なんか、葉っぱがお包で赤ちゃんが中にいるみたいな感じでなんだかキュートです。
風の強い土曜日。
森の中に入ったら木々に遮られて風は感じませんが、上空では強風が吹いているので、先々週のストームで痛め付けられて折れちゃったり折れかけてて他の枝に引っかかってる枝などが風で揺さぶられて落下していました。
足元の花々に夢中で歩いていたら、10メートルほど先にそんな枝がバキーんと音を立てて落ちてきて、これ、頭上に落ちてきてたら下手したら即死か?と気がついて、夫に声をかけて速攻引き返して森を出ました。
引き返す道中たまに頭上を見上げると、あちこちに折れかけの枝とか折れちゃって引っかかってる枝とかまだありました。
あんなのがたまに落ちてくるんでしょうね。
その時にその真下にいたら結構痛いですよ、即死じゃなければ。
春の小川か雪解けの洪水か
ウォーターフロントってどこの国や地域でも、ホテルでもコンドミニアムでも一戸建て住宅でも、他所の同等の物件よりも高価ですよね。
それだけ皆が水際の景色の良いところに滞在したいということ。
でもここ10年くらいは、モントリオールでは川辺の住宅のオーナーたちは春先の洪水で大変な目に遭い続けています。
雪解けの水が一気に川に流れ込み、川の水の流れが滞って水位が上がり、普段なら水辺からハシゴで1〜2メートルくらい上がってからやっと庭や建物のレベルになるはずなのに、住宅が浸水してしまう被害が例年のように繰り返されています。
火事も怖いけど水の害も大変怖いですよね。
春先になると、洪水を警戒してこうやって川辺の地域では水害をなんとかして最小限に止めようとサンドバッグをおき、下水の逆流を防ぐためのポンプも設置して挑んでいます。
上の写真の防水堤の左上は民家なんですが、ここの住人は気が気じゃないでしょう。
我が家はこの地域よりももうちょっと南、島の端っこよりかは標高も多分1メートルくらいは高いので、川の洪水の影響はこれまでありませんが、温暖化で異常な洪水が発生するようになったらわかりません。
NYのマンハッタンだって温暖化で海水のレベルが上がったらかなり沿岸部が浸水されて面積が狭まりますけれど、日本も人ごとじゃないですよね。
洋の東西を問わず、ウォーターフロントは皆が憧れる高価な物件でしたけれど、今後は浸水という恐怖を伴う面倒な物件ということになるかも。
いやむしろもう既にそういうことになっているかもしれませんね。
春が一番好きな季節なんです