食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

春はまだ〜?、と冷凍しない保存食

再び春を探しに行った森。お目当てのトリリアムはまだ早かったけど、前の週より若干緑が、、、。

Trillium(トリリアム)はこんな花(満開だともうちょっと大きくなります)


個体差が若干あるのかスポット次第で若干日当たりが良かったりするのか、ポツポツと咲いてますが、日本の桜の花と同じように、満開はそりゃあもう「うわー!綺麗!」と息を呑む感じなんですが、この日はまだまだという感じ。

でももう直ぐ、きっともうすぐ。

 

レモンバームはすでにこんなに茂ってます

森の中より我が家の方が庭の前にアスファルトがあるし、若干暖かいのか、庭のハーブのいくつかは結構元気よく再生しはじめました。

ミント、オレガノ、レモンバームなどは本当にしぶといというか知らないと雑草かと思うんじゃないかと思うほど生命力逞しい。

もうちょっと暖かい日本などではローズマリーも強くてガンガン繁殖しますよね。

ケベックではローズマリーは越冬しません。残念。

 

 

フリージングレインで3日間停電

4月半ばに三日間停電してあたふたしました。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

同じことはもう経験したくないですけど、この土地に住んでればまたあり得ます、いえいえ、絶対またあります。

3日間でうへ〜って思ってたんですが、夫の同僚は6日間停電が続いたとか。

そんなの大変すぎるよね〜、とカイロの先生に言ったら「うちも」ですって。

三日で済んだのはラッキーだった、それだけ。

 

 

次回は自分たちがそうなるかもしれないですから、今回の経験から学んでちょっと賢くならねばいけません。

 

ということで、食べ物を無駄にしない対策を(食べることばっかり考えて生きてます。)

 

 

冷蔵庫や冷凍庫の中身は数時間から数日間電気が途切れることで、保存に適した温度(4度以下、0度以下)より高温の状態に晒されます。

 

食品次第では数時間でも危険なので破棄するべき、と言われるものもありますし、ものによっては24時間以内なら大丈夫、切ってなければ大丈夫、など色々。

 

素人ではわからないので、みんなクンクン匂いを嗅いだりちょっと食べてみて大丈夫、と判断して食べたり、よくわからないから捨ててしまおう、と捨てたり、個人の考え方や経済的な背景にも大いに影響された判断をします。

 

で、食中毒で救急治療室へ駆け込む人が続出したということで、州のパブリック・ヘルスからうちの職場のようなコミュニティ・オーガナイゼイションに対して「クライアント諸氏に安全指導を!」というお達しがきました。

 

どの食品は捨てて、どの食品は大丈夫か、というリストもついてきました。

が、そのリストを見てもよくわからない。

 

職場の冷蔵庫に入ってたメープルシロップ(缶から瓶に移してあったもの)一つとっても、どうすれば良いってことなのかわからない。

一般人が間違った判断をしないようにという意図で作られたリストのはずなのに、うちの職場のように、ごくごく一般的な食品しかないような冷蔵庫ですら、「えっと、これはどうすれば?」と悩むのですから、我が家のよううな北米以外からやってきた人たちの家庭の冷蔵庫の中身だったらリストに載ってる食品に該当しないものが沢山。

 

どうすれば良いのよ、っていう話です。

 

アメリカのCDCにも食品安全性の観点から、冷蔵庫や冷凍庫で保存する食品の通常の保存期間や停電した際の安全性の判断基準になる表が載っています。

が、やはりわかりにくい。

 

www.foodsafety.gov

www.foodsafety.ca

 

なるべく冷蔵庫や冷凍庫に依存しない、それが一番。

 

うちの冷凍庫には、去年の自宅の収穫から作ったアップルソースやルバーブジャムなどもどんと場所をとってます。

こういうのは冷凍庫じゃなくてきちんとカニングすれば地下室で保存できてるはず。

 

面倒くさそうだからずっと避けてきていたカニングをやってみるか〜。

 

カニングとは

Canといえば缶、アルミや鉄の密閉容器でトマトの水煮とかシーチキンとかが入ってるあれを思い起こしますが、北米ではメイソンジャーに水煮やソースにしたトマトやらジャムやらピクルスやらを詰め込んで蓋して沸いてるお湯の中にしばらく入れて殺菌して、、、という作業があり、それをCanningと言います。

 

冷蔵庫が普及する前はもっと大々的に普通に行われていたことだったと思うんですが、現代ではこれを毎年やってる家庭はかなり減っているだろうと思われます。

 

が、毎年秋くらいになるとカナディアン・タイアというカナダのホームセンター的なチェーン店でもカニング用のメーソンジャーや蓋がチラシに載ったりしますから、減ってるとはいえそれなりの需要はあるのかな。

 

そういえばうちのお隣さんも毎年手作りのケチャップとかジェリーとかを小さめのメイソンジャーに入れてお裾分けしてくれたりします。

ちゃんとカニングしてあるかどうかは聞かないとわかりませんけどね。

 

www.allrecipes.com

nchfp.uga.edu

伝統的には夏の畑の収穫物が取れる秋ごろがカニングの季節です。

でも今年はうちは畑をしっかりやることは難しそうだし、旬に鮮度の良い野菜や果物が安くなった折にたくさんかって保存食でも作るかな、と思っています。

 

でもジャムやピクルスばかりではつまらない(あんまり食べないし)ので、ちょっと調査を開始しようと思っております。

 

 

どうなるでしょうか。

 

 

経過をお楽しみに(なんて言っちゃって大丈夫なのか、、少々不安ですが。)


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