行ってみたい国はたくさんあります。
その全てに行くことはできないと思うのですけれど。
実際に旅先を決める時は大体予算、行き先までの距離、時期的なもの(お祭りとかコンサートまたは訪問先に住んでる友人の誕生日とか)、政治情勢や物価の変動などを考慮して絞り込んだ国々の中から決めますが、何の縛りもなく、どこに行きたいかな〜、と考えるのは好きなこと100個考えるのと同じくらい楽しそうなので書いてみます。
行ったことのあるところにもまた行きたいですが、とりあえず未知の国と文化をみてみたいので、こんな感じのリストになります:
中近東のあちこちで、うまいもの三昧。
インドとスリランカでも、あちこちでうまいもの三昧。
モンゴルで広い空のもとで過ごしてみたり。
モンゴルからシベリア鉄道に乗ってロシアへ(まさにそんな旅の経験を書いてらっしゃるブログを発見しました。羨ましい。)
スペインではカミノを歩きたい。(一部自転車でもいいかも。)
南米各地にも行ってみたい。
スコットランドでハイキングしたりウィスキー醸造所をめぐってみたり、エディンバラのフリンジフェスティバルに行ってみたい。
日本国内で行ったことのない日本海側各地、北海道、四国、沖縄、にも行ってみたい。
台湾にも行って、素食三昧してみたい。
中国もあちこち行ってみたいところがありますが、広い国なので何度行っても行き足りないかも。
アフリカは特に北アフリカ各国に行ってみたい。
紛争地帯とかテロリズムとか、グリーンハウスガス排出量とか、何も考えずに行きたいところにひょいひょいいけたら良いんですけどねえ。
まあその前に予算と有給に限りがありますが。
モンゴルとかシベリア、中南米はヴィーガンが移動する場合は食べ物を見つけるのが結構大変そうだという話ですしね。
モンゴルへ行って輸入物のヴィーガン加工食品を買って食べるとか、ちょっと愚かな感じがしますし、栄養失調になってもいけないし。
まあそんな心配は行く可能性が出てきてからでも良いんですけど。
ヴィーガンフレンドリーな国や地域を調べるのも楽しいですね。
旅の醍醐味
何と言っても行く前の下調べや宿や鉄道の手配など、ワクワクするので大好きです。
こういう楽しみがなくなるので私はクルーズとかツアーとかには向いてない。
実際に現地に到着したら、地元の人が使ってる交通機関やお店を使って、食べ物屋さんの隣のテーブルとか行列の前後の人たち、商店のおじさんおばさんなどと世間話したり彼らのおしゃべりに聞き耳を立てたりするのも楽しい。
普段住んでいる地域と全く違う経験や雰囲気を味わうことが旅の醍醐味ですが、似てる部分を発見して喜んだりするのも楽しいし、何しろ旅は楽しい!
今年もこの季節になりました
以前もこの話題について書いてましたけども、大事なことなので繰り返します。
北米にハイキング、トレッキングやキャンピングに訪問する方々は特に要注意ですよ。
日本語ではマダニと言われるそうです。
5年前にいただいたチルルさんのコメントでは、日本でも問題になっていて、茂みに入ってはいけないという注意がされていたということですね。
ここ10年ほど、北米の北の方でもダニの問題が広く取り上げられるようになってきています。
以前は「アメリカ南部とかヨーロッパに行く時は森の中や公園の芝生に注意」だったんですけどね、最近はカナダでも毎年、ダニに注意する必要があります。
ダニに噛まれて何がいけないかといえば、ライム病に感染する恐れがあるから、というのが一番に思い起こされますが、ライム病以外にも恐ろしいウィルスは色々とダニ経由で人間にも感染しうるんだそうです。
ライム病の症状はインフルエンザ同様、高熱や頭痛などから始まるようです。
ぼうぼうに伸びてて葉っぱがふくらはぎや膝の上まで伸びているような草原や森の茂みをかき分けて歩いたりすると、葉っぱの先っぽにくっついて待ち構えているダニがぴょんと人間の足や洋服に飛びつくんだそうです。
何しろダニは後ろ足で草の上に立って、前足は上に向かって広げた状態で獲物がやってくるのをまってるんだそうですよ。
そしてダニは飛ばないけれど上に這い上がっていく習性があるので、例えばズボンの膝あたりに飛びついたら、そこから上に這い上がっていって、シャツをズボンの中に入れていない場合はそこからお腹など肌の上に移動し、仮に靴の上に飛び乗った場合はそこから上に這い上がりズボンの内側からふくらはぎや脛の部分に移動するのだそうです。
だから、草むらへ入る場合はズボンの裾を靴下の中に、シャツの裾はズボンの中に入れて、ダニが入り込む隙間を作らないようにするべきなんだそうです。
格好悪いですけどね。
犬など動物を連れて森へ入る方などは、犬へ飛び乗ったダニが、帰宅後にソファやベッドににとびのったりハグしたりモフモフを撫でくりまわしたりしている時に人間に移動する可能性があるので要注意とか。
ライム病のウィルスを持っているダニは、鹿がキャリアーになって森の中の草むらに持ってくるパターンらしいので、鹿が出没する森を散策する場合は草むらへ入らないようにするとか、トレイルの真ん中を歩く(トレイルの脇だと茂みの草が飛び出ていてズボンで草に触れる可能性が高い)とか、工夫をするべきなようです。
もしもダニを捕獲できた場合はジップ袋などに入れて保管しておき、発症したら医療機関に持参すると、どんなウィルスに感染したのかなど調べがつきやすいようです。
体にマダニがついていることに気がついた場合
「ぎゃー!」と手で払い落とそうとしてはいけません。
ばちん、と手で潰すというのもダメです。
肌に噛み付いたその口の部分だけが肌の中にくっついて残ってしまうから。
専用のピンセットでそっと排除するべきだそうですが、そんなの持ってる人はほとんどいないでしょうね。
マダニが住んでいそうな森や茂みを歩いた後は、肌の上にダニがくっついていないかどうかをしっかり確認し、シャワーを浴びるべきだそうです。
あとはきていた洋服をきちんと洗濯すること。
乾燥機で高温で10分でダニは死んでしまうそうですが、化繊など高温で乾燥できない場合は化繊の設定で11分で死ぬと書いてありますね。
ダニに刺されてすぐに感染するというわけでもないようで、ちょっと潜伏期間をおいて発症することもあるようです。
森へ入る時にはくれぐれも準備と心構えを。