ついにやってきました、夏至
夏ですよ、夏。
庭でご飯、庭でお茶、庭でビアー、が楽しい季節です。
日本の感覚で言ったらまだまだ梅雨の時期なんですけれど、夏至が来たからには夏なんだ、というのが多分北半球西欧諸国の受け止め方。
ラジオで毎朝政治談義に花を咲かせる出演者たちの「秋までお休みします」バカンス宣言相次いでます。
ケベック州ではFête Nationale (St-Jean Baptist)ナショナルホリデーが6月24日に控えてて、お祭り気分の人も多かろう。
今年は6月24日もカナダの連邦のナショナルホリデーである7月1日も土曜日なので、私も振替休日をいただいてお祭り気分です。
今年は金曜の23日が振替で、月曜じゃないのでちょっとびっくりしています。
カナダデーの振替は月曜の3日なんですけどね。
ケベックではこのように今週末から来週末まで、祝日続きで嬉しいんですが、カナダのよその州は6月はなんてことない月で、8月にファミリーデー、とかなんとかいう祝日が一日あるんですよね。
ケベックは8月はもう夏の終わりで悲しいだけで、祝日はありません。
同じカナダという国に属してるとはいえ、ケベックはやはりブラック・シープなのです。
現在24歳になる姪っ子が生まれた時をきっかけに禁煙しました。
わーもうそんなに経つんだ。
喫煙が体に悪いのは当然知っていましたが、辞めたい辞めたいと言って禁煙に挑んでは無理無理、とまたタバコに火をつける、、というのを繰り返す知り合いが数名いたので、ああはなりたくない、いいのよどうせ(何が?)と開き直っていたんですが。
生まれたばっかりの赤ちゃんを見ていて、なんだか汚れちまった自分?が嫌だなあと思って、辞めてみようと思い立ったんです。
当時は食後の一服で落ち着いた気分になる、寝る前にいくら外がマイナス30度近くても吸いに行ってからじゃないと眠れない、、みたいな感じでしたので、まずは朝晩のその大事な2本は最後に回して、日中の喫煙頻度を一本ずつ減らしていく作戦に出ました。
もうかなり昔なので細かいことは忘れましたが、たとえば朝食後に吸った後は昼ごはんまでにあと2本吸っていたとしたら、それを一本にするという具合。
徐々に。
そしたら今度は昼食後から帰宅前までの間の本数を一本ずつ減らしていく、、と。
吸いたいな、と思った時はタバコを持ってるふりしてエアシガレットを手に深呼吸する。
あと、水を大きなグラスに一杯飲んだりして、口を忙しくしてやる。
それと、喫煙者の友人と飲みにいくのはなんだかんだ言い訳して避けました。
大体室内での喫煙はどこも禁止だし、友人のアパートなども吸いたい人は表に出て、というパターンなので、誰かが吸いに行こうって誘ってきたら「さっき吸ったから自分は今はいい」みたいな白い嘘をついて、とにかく喫煙者と距離を置いて誘惑を避けてましたね。
寝る前の一服をついに辞めて、最後の難関は朝の食後の一服でしたが、それも最終的にはできましたねえ。
後は確か、徐々にニコチンの量の少ない、スーパーエクストラライトみたいなのに移行して行ってた気もします。
喫煙しない友人が箱を見て「そこまでして吸う?」って笑うような。
だから要はフィルターを通して吸うような運動があれば誤魔化せそうかな、と(それでエアシガレット。)
カナダでは喫煙してた始めの頃は25本入りで3ドル代後半だったのが、どんどん値上がりしていたので、その出費がなくなったのはかなり嬉しいご褒美でした。
現在はいくらくらいなんだろう、25本入りで10ドル下らないくらいでしょうかね。
もっとするのかな。
今ではタバコなんて臭いしニコチンが染み付いて歯や指先がシミになってる人なんか見ると汚らしいし、こんな習慣は身につけないのが一番だと思うのですが、若気の至りでなんとなく、、だったんですよね。
日本は今でも飲食店の中で吸える場所があるんでしょうか。
あれは久々に帰国して気がついた時にはちょっとショックでしたね。
喫煙席なんかあっても、同じ空間だから匂いが漂ってくるし。
吸ってる人たちはどんなに臭いか気が付かないんですよね。
自分もそうだったからわかります。
何事も自分自身がそうしたいと思わないと始められないし続かない