食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

木瓜の花と いいなと思う海外の習慣(お題)

2年くらい前の花の写真。赤い花の木にピンクの木を接木したものらしいのですが、局部的に赤い花がつきます。

 

ボケ・木瓜・Quince

我が家には木瓜が3本あります。

2本は裏庭に、一本は道路沿いの前庭の際に。

前庭に植えた分が、パンデミック初頭あたりからぐんぐん育ち、春先にたくさん花をつけ、実をつけるようになりました。

 

ボケのはながつくのは両隣の素敵な庭が花盛りになるちょっと前くらいなので、散歩する人たちの注目を浴びます。

 

休みの日など、前庭で何かやっていると通りすがりの人がボケの前でワイワイ「これなんだろう、これあれじゃない?なんだなんだ、写真撮ろう、パチパチ」

とやっているのに出会し、「ああそれはボケなんですよ」と言うと、そこからひとしきり世間話が始まります。

 

そこではてなのみんなのお題↓

お題「いいなと思う海外の習慣」

 

日本では行き交う他人と言葉を交わすことってほぼなかった(全くなかったかも)んですけれど、これは関東圏だったから、というのもかなりあるとは思うんです。

関西とか田舎とかだとちょっと違うかもしれませんから「日本は〜」とは言っちゃいけないですけれど、とりあえずカナダでは(これも言っちゃいけないかも、、)もといモントリオールでは、他人とちょっとしたことで和気藹々と話をすることはよくあります。

 

知らない人とすれ違う時に、その人がやってること、言ってること、持ってるもの、などなど「面白いな」「素敵だな」もしくは「それ何?」「困ってる?」「おかしくないか?」などと気がついたら、知り合いでなくとも言葉をかけます。

 

だから我が家にいて人が通り過ぎる時に我が家の花を見ていれば「それは**ですよ」とか、「楽しんで」とか、一言かけるのも普通。

で、言葉をかけられた方がたとえばシャイだったりあんまり他人と交流したい気分じゃない場合は、無言で会釈っぽい動きをして立ち去る可能性もありますが、大半はこちらの一言をきっかけにその時に思っていることや気になることを口にするので、そこから気軽な会話が広がります。

 

それでお友達になるわけじゃないし、次に同じ人が通っても気がつかないことも大いにあるし、犬の散歩や頻繁な散歩コースになってる場合、同じ人に何度も会うようになるとお互いに気がついて軽く挨拶するようになったり、人によっては立ち話をするようになったり、いろいろですけれど、とにかく他人と言葉を交わすのが気楽にできます。

 

知らない人とそうやって前庭でお話ししていると、両隣のお隣さんもフラフラとやってきて参加して大勢でワイワイ、、ということもよくあります。

 

同様に自分が散歩していて誰か(何か)面白そうな場面に出会したら気軽にコメントしてちょっとした会話をしたり、一言ずつ言葉を交わすだけのやり取りをしたりもよくあることです。

 

こういう習慣があるからって知り合いが増えるわけでもなし、得することがあるわけでもなし、むしろ自分のスケジュールが狂ってしまうとか、疲れて帰宅したら家の前で人々がワイワイやってるからさっさと家に入って夕飯の支度を始めたいのになんだかズルズルと話が終わらなくて、、とか、そういう面もありますけれど、私はこういう習慣結構好きです。

 

notfarfromthetree.org

 

ぼけ、っていう名前がね、ちょっとやはり可哀想ですよねえ 


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