食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

スンドウブ・チゲと第三波でも近所を楽しむ

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散歩途中で見つけた、鳥好きさんの前庭
 
春ですが、まだ寒いのであったまるスープを

春先は最高気温がジリジリと上がるごとに「プラス5度だって!暖かいよ!」「今日は11度まで上がるよ!バーベキューしよう!」と冷静に考えるとまだ涼しげな気温でも喜んで表に飛び出します。

 

イースターの三連休では早速早めの夕飯をBBQにしましたが、やっぱり食べ終わる頃には若干冷え、「もったいないけど家の中入るわ」と。

なんでもったいないと感じるのか、それは、やっぱり日照時間のごくごく短い冬を過ごしたせいで、太陽教の教徒になっちゃった気分なのです。

 

はー、太陽〜、ありがたや〜、表に出なきゃ〜、と。

 

 

今日は夫は半ズボン履いてましたし、道ゆくジョガーはタンクトップ姿で、春を通り越して夏気分みたいですが、朝がた干したタオルは夕方5時の時点で、まだ下の方がしっとりしてましたから、そんなに暖かったわけではありません。

 

無理して薄着して余計に冷えますので、今夜は久しぶりにウィーガン・スンドゥブ・チゲ。

作り方は日本語で解説してくださっているこの方のレシピをヴィーガナイズして使っているうちに徐々に我が家風になった感じです。

 

 

美味しくいただきましたが、なんと、スンドゥブ(純豆腐)チゲだというのに、豆腐を最後に入れるのをすっかり忘れておりました。

写真も忘れましたが、これは毎回写真撮りながら、フォトジェニックじゃないスープだ、と思っていたことだし、しょうがない。

 

過去のブログ記事を見てリンクなどを辿るのですが、今見たら、最初にこの方のレシピを見て作ったのは暑い時だったようです。

食べたい気分の時が食べごろということでしょう。

casse-pied.hatenablog.com

 

 

旅行に行きたいけどまだいけないので

 

パンデミック終結の暁には、どこへ行きたいか、、、

先日も書きましたが、考えるだけなら無料で休暇も不要ですから。

 

 

夢は広がりますが、実際は毎朝起きたら「さ、今日もパンデミック生活再開しましょ」となるわけです。

 

気分が落ち込むこともありますが、何も考えずに朝は1時間ちょっと歩いています。

歩いた後は気分がかなりスカッと晴々とするのです。

ちょっと曇っていても、ちょっと雨が降っていても。

腰痛持ちなんですが、腰の具合も去年からずっと最高潮です。

歩くの、オススメです。

 

 

国や地域によって、規制の具合や人々の反応も若干違いますが、モントリオールはずっと、ずっと、レッドゾーンで規制された生活。

規制の具体的な部分が時期によって変更されたりして、今では人によって認識が結構違っていたりして、何がよくて何が許されてないんだか曖昧。

 

 

基本的には、人と接触することで感染が広がるという基礎を考えるに、規制が緩められてようといまいと、同居している人以外とは近づくな、触るな(ハグするな)物を交換したり一緒にご飯食べたりするな、ということだと判断しています。

 

 

早朝散歩では、往復の間にすれ違う人が二人か三人くらい。

ほとんどの人が同じ歩道の上ですれ違うのではなくて、歩道から車道に降りたり、あちら側に渡ったりしてすれ違う相手との距離をしっかり取ろうとします。

段々自分も、相手が気がついて移動する前にすれ違うのを避ける習慣がつきました。

すれ違う直前に移動するのはやっぱりキマリが悪いですから。

 

 

パンデミックの始まった頃はみんなそうでしたね。

人の多いダウンタウン周辺の人たちはどうなんでしょうか。

いちいち道路を渡れない車の多い地域や人の多い地区などでは、そんなことはできないですもんね。

 

 

職場再開で毎日複数の人々と接する日々を過ごすようになって、そのころはモントリオール全体の感染者数も減っていて「もう終わったんじゃない?」という雰囲気があったせいもあり、通勤途中ですれ違う人たちも、歩道から降りて距離を取るなんてことは全くなく。

 

だから当時(夏頃)の私は「春先にはみんな歩道を降りて避けてたのにねえ」と思っていました。

年末から感染者数が急増し、今年の一月から再び自宅勤務になり、自宅勤務再開後の早朝散歩で再び人々が歩道の上で近づくのを避けるようになっていたことに気がついてちょっと驚きましたが、今は異変株の登場もあり、第三波を迎えたこともあり、物理的な距離をとるのが礼儀みたいな感覚もあります。

 

 

そんな現実なんですが、それでも旅行に行きたい人は行っちゃうんですよね。

市民に我慢しましょう、みんなで助け合いましょう、なんて言ってる政治家がこぞってヨーロッパや中南米に出かけて戻ってきたところをスクープされているのをみたら、なんだそりゃ、と呆れますし、全員が守るべきルールを提示しつつも「自分はちょっとだけずるしても大丈夫よね」という、根拠のない「自分は大丈夫」を基準に行動する人たちが結構いることに気がついて、それにも驚きました。

 

 

 

旅に出なくても、自分が住んでいるところでどれだけ美しさを発見できるか。

ニューヨークタイムズで紹介されていた英国にお住まいの写真家さんの朝の自転車散歩とそこで撮影された写真の数々です。

www.nytimes.com

 

とても素敵な写真がたくさんあるので、何度もスクロールして見入ってしまいました。

 

でもぶっちゃけ「そりゃあ海辺に住んでいてこんな素敵なカントリーロードを毎朝自転車散歩できたら、飛行機で遠くへ行かなくても良いでしょう」と僻みたくなる気もします。

 

 

とはいえ、隣の芝が青いように、自分が住んでいる地域の景色にも住んでない人が見たら気がつく面白さというのがあると思います。

街角写真なんかですごいのを見ると、それが自分が住んでいる街の片隅にもありそうななんでもない場所で撮影されたものなども結構ありますからね。

 

もうちょっと気持ちを前向きに、朝の散歩にも美を見つけるべく、キョロキョロしてみましょうか。

 

 

 

出かける時間を早めるというのも美しい光に出会えるチャンスを高めますね。


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