食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

旅行と旅行者、地元旅とクインス入りタルト

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ピークを過ぎた紅葉ですが、それでも森の中に身を置くと気持ちよい
レッドゾーンのモントリオール住民は

禁止されてるわけじゃないけれど、ハイウェイを運転して田舎にハイキングとか紅葉見物とかしに出かけようとすると、チェックポイントで警官に止められて、細かい規制事項や「何しにいくん?必要な事情がないのにいくん?」と尋問されるという噂です。

 

基本的には不用意にモントリオールを出られない。

 

秋のお天気の良い週末は、暗くて寒い冬のまえに、森の中を散歩したり、友達や家族と歩きながらお喋りしたい、と言う人々が、そんな散歩に最適な場所へ繰り出します。

 

今まではそんな人出の何割かは車でモントリオールを出て田舎の州営公園SEPAQの山々を訪れたり、知り合いや親戚が住んでいるイースタン・タウンシップスの小さな町を訪れたり、オタワ方面へ行ってみたり、一方何割かの人々は遠方へ行かずに地元の市営の公園の森を散策したり、と拡散されていたんでしょうね。

 

それが、ほとんどの人々が市内の割とナイスな公園の森を目指さざるを得ない状況に。

 

今までは車が20台停まってるかどうか、程度だったようなちょっとマイナーな公園すらも、駐車場が一杯、散歩道では人々とすれ違い、中には大家族なのか、5〜6人で細い散歩道いっぱいに広がって喋ってて人通りを遮っている人たちがいたり、ゆっくり歩く老夫婦の後ろが詰まってて渋滞してたり、、、、

 

いつもと様子がちょっと違いました。

 

先週はそんな感じで人の多さにうんざりしたので、今週はもうちょっとマイナー度の高い、地味な公園へ行ってみたのですが、それでも人出が多かった!

結構人が多いんだな、モントリオールも!?

 

山の近所に住んでいる友人は、モント・ロイヤルの山(は市民に人気の憩いの場なのでいつも他の公園よりも人出が多い)はすごい人出だった、と言っていたのですが、こんなマイナーな公園まで結構な人出。

 

 

観光収入が大事なのにツーリストをちょっと軽視してる?

モントリオールは入植当初は毛皮交易とか木材とか紙とか、いろんな産業がありましたけれども、現在は何が盛り上がっているかと言うと、コンピューターゲームと、あとは観光くらいでしょうか。

他にも何かあるのかな?

うちの近所にはボンバルディエと言う飛行機とスキドゥーで儲けてる会社がありますが、やっぱりモントリオールといえば、北米における唯一のフランス語文化圏であることから、おフランスの影響があちこちに残っていることがウリで、観光客が多く訪れる町です。

 

でもね〜、観光客が落としていってくれるお金で生活してる人が多い割には、「ツーリスト」と言う言葉に含まれる若干の軽蔑と言うか、はっきりとはしませんが、見下した感じが聞き取れる部分が、個人的には不思議な気がします。

 

どこの街でもそんなもんでしょうか?

例えば京都とか、観光でかなりの収入を得ている街って、他所から来た人がウロウロしてて、道に迷ったり不慣れなので券売機の前に行列ができちゃったり、ってことを見かけるのは日常茶飯事でしょうけれど、やっぱり「観光客がドっと押し寄せて鬱陶しいなあ」なんて思っているのかしらん。

 

モントリオールの人たちの場合、観光客=太っててウルサイアメリカ人、と言う感じの表現につながってるような感じがします(あくまで個人の感想です。)

 

もちろん客商売の方々は相手がアメリカ人であれ何人であれ、お客さんには愛想が良いですし色んな国からの来訪者と世間話するのが楽しいでしょうし、人当たりは基本的に良いと思います。

 

モントリオールは治安も良いですし、旅行で来て怖い思いをすることは、常識的に行動していればあんまりないと思います。

でも留学生が多く集まるダウンタウンの食堂などではボーッとしてる金持ち国出身の学生のカバンから財布を置き引きする悪い奴が出没することはあるようです。

 

 

パンデミックで世界中からの旅行者がぱったりさっぱり来なくなり、レストランもバーもイベント業者も商売上がったりの今年です。

出かけるのも制限かかってますが、受け入れるのも扉が閉まってる状態で。

ツーリストが沢山歩いてるオールドポート、今となっては懐かしい風景です。

 

 

クインス入りタルトタタン

先日から一人で騒いでおりましたクインスの収穫。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

casse-pied.hatenablog.com

 

クインスのみで立派なデザートを作るほどのカサが取れなかったのと、何故だか半分くらいが煮崩れてしまったためと、で、クインスの形を前面に押し出したデザートは断念し、りんごのタルト・タタンの隠し味(隠れるかどうかは不明ですが)として使うことにしました。

 

タルトタタンは毎年焼いてますが、年に1、2回焼くだけなので、レシピの詳細は毎年忘れ、毎年本やらググる先生やらに頼っております。

覚えるほど頻繁に作ってみたいものですが、二人暮らしだし、砂糖を結構入れるお菓子だし、甘いものをそれほど好まないし、まあこんなもの。

 

 

今年はこちらのサイトを参考にしてみました。

smittenkitchen.com

パーフェクトってあるあたり、いいじゃないですかボールドで。笑

 

バターをヴィーガンバター(りんごを煮る方)とココナッツオイル(ペーストリーの方)に入れ替えて作りました。

 

 

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ちょっと煮崩れ。今年はこればっか。

 

りんごを若干煮崩れさせてしまったのは残念。

りんごがスカスカになり始めていたのが敗因か、煮込み過ぎたのが敗因か。

 

りんごとパイ・ペーストリーの間には先週ポーチしたクインスを薄ら敷き詰めております。

 

 

夕ご飯の後に食べます。クインス効果はいかに?


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