冷蔵庫の中身一掃メニューは、残ってたバスマティ利用の焼飯。
なんとなく使いそびれていた真空パックの銀杏も投入して見ました。
今週のお題「最近おいしかったもの」
お題と冒頭の写真とは関係ないんですが(美味しかったですけどね)最近美味しかったものってなんだろう。
いつも美味しいもの食べてますけれどね。
いつも美味しいと思って食べてるけど、たまに「おお!これは美味しい!」という感動的なものと出会うと、そりゃあいつもの美味しいは影が薄くなりますけれど。
おにぎり
先週末の職場の催しで、料理好きなクライアントさんが頑張って作ってくださったおにぎりが美味しかったのが、最近の感動的に美味しかったもの。
日本食といえば「す〜し〜」って言われるのはいまだに同じですけれど、最近はアニメファンの若者たち経由なのか、外食産業が常にちょっと目新しく売れるものを探し続けているせいなのか、寿司とかラーメンとか以外の日本の食品が割と知られてきてると思います。
ランチにおにぎりを持参して「寿司?」と言われることは今だにあるけれど、「おにぎり?」と言われることがポツポツ出てきた、という感じです。
で、アニメ好きな彼女、おにぎりを作って皆さんに提供したい、と。
で、何週間か前に試しに一緒に作って出して見たんですが、やっぱり白いご飯に海苔ですから、醤油をくれ、っていうリクエストが数人から出て、仕方ないのでミルク用のピッチャーみたいなのに1カップ分(その場にいた二十人くらいに行き渡るであろうと)くらい入れて出したら、想像がつく方は想像がつくと思いますが、ドバドバと、米粒が全て黒く染まってばらけてくるくらいにドバドバとかける方続出。
ちゃんと手に塩つけて握ったんですけどね、ダメでしたかね。
というわけで、白いご飯じゃやっぱり無理がある、でも炊き込みご飯のおにぎりは握りにくいだろうから、最低限の具でやってみましょう、と、炊くときにお水の一部を醤油にして、刻みネギと胡麻、あとグリーンピーズを混ぜ込んでやりましょう、と提案しました。
おにぎりくらい日本で育ってる人ならなんてことないとお思いでしょうけど、何しろ大人数分で、米を炊くだけでも大量です。
白米に醤油をドバドバかけかねない人たちに出すわけだから、美味しいと感じてもらえるかどうかも不安ですしね。
事情があって私は思うようにサポートしてあげることができず、遠くからポジティブなバイブを送るのみ。
当日提供されたおにぎりは、パッと見た感じ美味しそう!
そして、ひとついただいてみたら、まあなんてこと、大変美味しいじゃないですか!
大鍋でご飯炊くのって、鍋が沸いてきたときに目を離してたら焦がしてしまうし、炊飯器で炊いてたって水加減間違うときだってあるわけですから、うまくいってよかったよかった。
ご飯の味付けもちょうどよく、握り具合もちょうどよく、大変美味しくいただきましたよ。
このおにぎりが美味しかったのは間違いありませんけれど、おにぎりのおいしさってもう一つはやっぱり誰かが握ってくれたというそこにも大きな要因があると思うんですよ。
なんというか、美味しくなあれ、って念じて握ってる、その念がおいしさに繋がるとでも言おうか。
スーパーナチュラル系にはあんまりピンとこない私ですが、おにぎりに関してはこれは真実に近いものがあるように思います。
美味しいと再現したくなる
私だけかもしれませんが、美味しいものを食べると、また食べたくなります。
家で再現できそうなら家で作ってみます。
というわけで、うちでも週末にちょっと醤油を入れてご飯を炊いて、ネギと胡麻と混ぜておにぎりを作ってみようと思ってます。