久々に美術館
定期的に通っているカイロプラクティスの治療の後は、ちょっと足を伸ばして美術館へ行くことにしています。
カイロでいつも行かないダウンタウン方面に行くので、ついでに忙しいからと見過ごしがちなものを目にして心をちょっと楽しませてやらねば、というつもりで。
この日見たのは Berthe Weill, Art Dealer of the Parisian Avant-gardeという企画展。
Berthe Weill(1865 – 1951)はパリのアヴァンギャルド美術の顕在化と20世紀美術の市場創造に重要な役割を果たしたフランスの画商。パブロ・ピカソとアンリ・マティスのパリでの最初の販売をプロデュースしたことで知られている。(ウィキより)
ピカソとマティス以外にも彼女に発掘された当時若手だったアーティストたちの作品を集めたこの企画展は九月七日まで開催中。
常設展では
大きなキャンバスに白いペイント。
こういう作品を見るたび、昔学校の美術の時間に美術館訪問した時、そこには真っ黒にペイントされた巨大キャンバスがあって、同級生の子が「なんじゃこりゃ〜!」って怒ってたのを思い出します。
この部屋にはそういう感じで学校からやってきたっぽいティーネイジャーっぽい子たちが大勢ウロウロしてました。
そういえば、アートとクラフトの違いは、なんていう話につながりますけど、うちの台所のドアを塞いで壁にした後、プラスターをひたすらまっすぐ、ひたすら凸凹の無いように塗り重ねていたMさんのことを思いましたよ。
彼はアーティストじゃないから、ヘラの跡を残さずまっすぐにすること、プラスターと水の配合を正しくして乾燥後に空気穴がボコボコ現れないこと、などを達成すべくひたすらペタペタやってましたけど、一方で画家は同じ平面に向かいつつ、自分の思うように筆の跡をベタベタと付けて芸術だー、って言うんだから、職人はムッとするでしょうね。
手抜きパスタソースでパスタの水配合
以前から何度も写真を載っけてる、大量に作っておいて1回分ずつ冷凍しておいてそれを解凍している鍋に水を足してパスタ乾麺を入れて一緒に鍋一つで作る手抜きパスタ。
長い名前ですね。
でもワンポットパスタ、とかいう名前はいやなんですよ。
鍋一つパスタ、でいいかな。
それはさておき、今回は水の量と調理時間の配合が最高で、とても美味しく作れたのでメモしつつシェアしたいと思います。
ソースはトマトベースで、好きなものを入れていつものように作ったもの、具はなんでも良いのです。
これを冷凍しておいて、疲れてやる気のない晩のご飯に使います。
冷凍庫から出したソースは室温でおいておくか電子レンジの解凍機能で、完全に解凍するのではなくてスルッと容器からお鍋に取り出せて、しかも容器にトマトソースがべちゃっと残らない程度(薄い色が残る程度)にしておきます。
うちのよわっちい電子レンジだと解凍機能で六分くらい。
厚手の鍋にソースの塊を入れたら、水を、ソースの塊の半分くらいのところに届く程度まで注いで蓋をして、中火程度で加熱します。
鍋のサイズは、鍋底が15センチくらいで蓋部分は広がっているので22センチくらいの小ぶりな鍋で、私が冷凍する容器は直径12センチちょっとの円形(モントリオールで売られている中国豆腐が八切れ入ってる容器)で、きちんと測ってはいないですけど、多分加えた水は冷凍ソースと同量くらいの体積であろうと思われます。
鍋の形状とサイズ、はソースとちょうど良い分量の水を入れて、そこに乾麺をきちんと沈めてやれるものが良いです。
ソースがほぼ溶けて、凍ってる部分が拳より小さい程度になった頃に二人分のパスタ150グラムを入れ、麺が水面下に沈むようにヘラで整えたら蓋をして、パスタ茹で時間にタイマーをセットします。
途中ぐつぐつ言い出したら火を弱め、鍋底にくっついた麺を擦って鍋から解放してやります。
この時全体を混ぜて全ての乾麺が同じように水分を吸ってくれるようにします。
タイマーがなったら一つ試食して茹で加減を確認し、ちょうど良いと思われるまで追加一分ごとくらい追加してちょうど良いところまで茹でたら火を止めます。
火を弱めるせいか、水で茹でる時より麺がちょうどよく茹で上がるのに時間がかかる気がします。
試食するたびにきっちり鍋を掻き回すことで、麺の表面の澱粉質がソースに溶け出すので、最終的にトマトベースのソースが若干クリーミーになります。
早く台所が欲しい