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食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

野生動物に餌をやっちゃダメでしょう

環境 考える 暮らし

北米には、日本ではあまり日常見かけない動物が割とあちこちにいます。

うちの町にも、街中の公園やちょっとした山の中や、あちこちに。

一番よく見かけるのはリス。

うちの裏庭にも住んでいて、畑を荒らすので毎年あの手この手で野菜やリンゴを奪われないように、、と必死です。

仮に彼らのお腹が減っていて、「あ、トマトだ、これを食べよう」と言って食べ切ってくれるのだったらまだしも「あ、トマト、これを枝からもいで、ちょっとかじって、ここんちの人間が見つけるようなところにわざと置いておこう」と意地悪しているかのように手を出すから腹がたつのです。

 

いやいや、今日書きたかったのはリスの悪口ではありませんでした。

 

そんなリスたちも、街中の公園なんかで観光客に「あ、リスだ、リスがいるよ!」と騒がれて写真を撮られてたりしますので、こやつらがあまり出没しない土地に生活している人たちにしてみれば、可愛らしい小動物なんだろうと思われます。

 

うちの近所で見かける小動物、他には、スカンク、アライグマ、カモメ、カモ、カナディアン・ギース(群れ)などなど、、、。

ちょっと田舎へ行くと、牛や馬もいます。

牛や馬は家畜ですけれど。

野生動物は、しょっちゅう見かけるとはいえやっぱり野生ですので、必要がなければ接触しないで済ますようにしています。

基本的には彼らは餌を求めて迷い込んでくるだけですので、人間とのふれあいなんか求めちゃいません。

こちらも、ここんちの庭の隅っこの、このでっかいプラスチックの容器には食べ物(ゴミですけれど)が入ってるんだ、と知られてしまうと今後のゴミ漁りのターゲットになりますから厄介ですからね。生ゴミは庭に放置しないようにします。

庭にはコンポストもありますが、こちらもふたを開けるには二箇所のロックを解除しないと開かないようになっています。

病気を持ってる動物が出入りしたりして、糞なんかされたらやっぱり衛生上良くないし、ゴミをシッチャカメッチャカにされるのもあとが大変。

リスもアライグマもスカンクも、この界隈では害獣というか、まあ、特に好まれてはいない動物という認識だと思います。

ところで、アライグマはこちらではラクーン( racoon)とよばれています。

「生ゴミの容器、ちゃんと閉めておかないと、ラクーンが来て荒らしていくよ」みたいな感じで。

正直な話、ラクーンが日本語で言うアライグマなんだと知った時にはちょっと驚きましたけどね。

日本では日常生活で見かける人の方が少ないように思いますが、アライグマ・ラスカル、なんていうアニメも昔ありましたし、なんだか可愛いもの、という認識がありますよね?

こちらの人たちにとっては、アライグマが特に可愛い〜!っていう受け止められ方はしていないんじゃないかなあと思います。まあ愛嬌はあると思いますけれど。

まあ敢えて、可愛らしいからこの動物大好きです、っていうリストには上がらないだろうし、とにかくゴミを荒らされると後が面倒だから、敢えて餌付けしてる人なんていうのもあんまりいないんではないかと思います。

 

そんな感じで野生動物が背景にちらほら存在する北米の片隅の街ですが。

ここ最近、野生動物に餌をやってる人をあちこちで見かけるんですよ!

特に多いのが、山の上の公園でリスに餌をやってる親子連れと、川べりでカモメやカモに餌をやってる親子連れ!!

 

カモやカモメはまだしも、リスに餌を手渡しでやってる人たちを見るたびに、齧られたらどうするんだろう、痛いじゃすまないよ、とヒヤヒヤします。

リスのあの前歯は飾りじゃないのよ、、、と。

子供にパンくずやらナッツやらを渡して「さ〜、リスさんにあげようねえ」なんてやってるお母さんは、一体何を考えてるのか。

何も考えてないんでしょうか。

自分の子供の小さな指先がリスに齧られて血みどろになったらどうするつもりなんだろう。

齧られないまでも、リスの爪で引っ掻かれてばい菌が入ったりしたら、それだって変な病気になるかもしれない、、とか、想像しないのかなあ。

 

自分のペットでもない動物に餌をやってはいけません、っていうのは、知らない人について行っちゃいけません、と同じくらいにしつこく子供の頃から教わったことだと思うんですけどね。

 

山の公園のベンチなんかに座ってサンドイッチでも食べてると、リスやカモメが寄ってくるんですよ。

それって、人間を恐れていない、人間=食べ物を投げてよこしてくれる便利な存在だと思っている、ということです。

野生動物にとってそれはいけないんじゃないかと。

自力で食料を調達して、食料がある場所に移動して生き残っている渡り鳥なんかにも、餌をやっちゃいけないですよ。

地球温暖化でただでさえ渡り鳥のスケジュールはかなり狂ってるようですけれども、彼らは北の国でいつまでもパンくずで食べていけるんだ、と冬を迎えてしまってはいけないわけですし。

 

動物に餌をやってる親子連れは、人種や言語を問わず、いろんな人たちです。

アジア系もいればフレンチ系もアラブ系もヒスパニック系も英語系も。

そういうちょっとした愚かさっていうものはユニバーサルなんだなあと感じるひとときです。

いやむしろ、小さな子供を連れて、動物に餌やって、ちょっと楽しいひとときを過ごしたいという家族の気持ちが世界共通ってことなのか。

それにしてもねえ、やっぱり野生動物に餌やっちゃダメだと思うんですけども。

 

例えば1億人に一人がたまに近所の動物にパンくずをやるくらいならなんでもないんでしょうけれども、町中の子持ちの家族が同じ公園に来てワイワイとパンくずを放り投げてたら、やっぱり動物たちの行動に影響を与えると思うんです。

 

餌やっちゃダメですよ、って声を大にして言いたい。

 


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