食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

誰かのせいにしたくなる時

チューリップ泥棒は誰? 

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先日、チラチラと雪が降った日に写真に撮ってこのブログに載せたチューリップ、その後の姿です。

違いにお気づきでしょうか、、、(先日の写真↓)

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そう、チューリップの花の部分が鋭利な刃物のようなもので切り取られているんです。

去年もそういえばそうだったんですよね。

一昨年は、、覚えてませんが。笑

 

去年は「どこの誰がこんなことするんだろう!」と驚きつつ、気持ち悪〜い、と思ったのでしたが、今年は「ほとんどの住民が毎日家の中にいるのに、あえてそんな状況でチューリップの花を切って盗むなんて誰もやらないんじゃない?ひょっとして、動物?」と思い当たり。

 

毎朝一時間ほど近所を歩いているのですが、ご近所さんのおうちの前庭にはチューリップが植えてあることが結構多いので、なんとなく眺めながら歩いていると「あれ?」

そうなんです、あっちでもこっちでも、チューリップの茎の、花のすぐ下あたりで切り取られたような、そんなのがたくさんあるのです。

 

「うちだけじゃなくて、どこのお家でもチューリップがやられてる?」

 

勘の良い方はもうお分かりですね。

そうです、リスの仕業だったんです。

 

ひどいなー、リスはうちの林檎も取っちゃうし、トマトだって取っちゃうし、かなり迷惑なんですけど、チューリップまで!

 

ちなみに、チューリップが花壇に群生?していて綺麗だな〜、と見ていると、一つ二つ花壇の外の、変なところに生えているチューリップを見かけることがあります。

我が家にもそういう「種が風で飛ばされてそこに生えてきた?」ようなチューリップがあちこちにあるのですが、もちろん球根は風で飛ばされたりしません。

この「はぐれチューリップ」は、まさにリスが球根を土の中から掘り出して、ちょっと離れたところに自分の非常食として隠した(植えた)ものが生えてきたもの。

リスってよくこういうことするんですけれど、ちょっと迷惑、、、、仕方ないですが。

 

 

COVIDでキャンセル、、、悔しい思いはわかりますけど

ブライアン・アダムス氏はカナダ出身のポップ&ロック歌手です。

先日、夫に「ブライアン・アダムスが怒ってレイシストコメントしたって話聞いた?コロナウィルスが人間の世界に広まった原因は中国のウェット・マーケットなどで不潔な動物を食べる風習のせいだ、Go Veganって言ったんだって」と。

夫は何故か、ヴィーガン関連のゴシップを聞くととりあえず私に教えてくれます。

 

なんのこっちゃとググって見つけたのはこの記事。

www.theguardian.com

 

彼はちょっと前にあったWHOなどと協賛のオンライン・イヴェント One World Together at Home だったか、その1週間後にあったカナダ版のイヴェント Stronger Togetherだか、どちらか(どちらも?)に登場して歌っていらっしゃいましたが、自分のショウがキャンセルになるとは思っていなかったんでしょうかね。

彼が言っていることは理解できますけれど、この発言に中国系カナダ人や、多分よその国に住んでいる中国系の人たちも「またか」って怒ってるんじゃないでしょうか。

 

彼のコメントには中国という言葉は使われていませんので、「レイシスト発言じゃない」のかもしれませんけれど、ウェットマーケットの話にふれてあるのに中国を想像しない人はいないですし、発生した国が中国だったせいで、アジア系の人々が世界中で迷惑していると報道されているのに、怒りが先立ってしまったんでしょうかね。

 

ここでGo Veganとヴィーガニズムをプッシュしたのも、「あ、またアンチ・ヴィーガンに油を注ぐ」と思ってしまいましたよ。

 

記憶に新しいエピデミック各種を考えるに、畜産業のあり方を変えなきゃいけないと思わされる物ばかり、、、と思いますけれど、あんまり同じことを連呼するとメッセージは聞き入れてもらえなくなり、「ああ、また言い出したよ」と片付けられるだけです。

 

ここ最近、あちこちのメディアで「ヴィーガン食を続けている人間の方が**が低い」(**の部分には健康に有益な用語を代入してみましょう)というような、「健康的と言われているヴィーガン・ダイエットだが実はそうじゃない」「環境に良いと言われているヴィーガン・ダイエットだが実はそうじゃない」と言ったヘッドラインがポツポツ登場しています。

 

変化を受け入れたり自分の行動を変えていくというのは誰にとっても大変なことですから、ヴィーガンを一時的なファッションのようなものに終わらせないためにも、メッセージを発する時には慎重に、、と思うのです。

 

 

うちもリスのせいにしていないで庭を綺麗に片付けなければ。


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