食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

夏は終わるのに夏マスク作ってみた 

朝晩ちょっと寒すぎます!

weather network のスクリーンショット、時間ごとの天気と気温が表示

これは昨日の朝方の気温のスクリーンショット、今朝は起きた時は10度でした

日中は日向に座っていれば太陽のおかげで暖かい(暑いとも)ですが、朝晩はひんやり。

ちょっと待ってください秋さん、まだ来ないで〜。

 

 

なのに「夏」マスク試作

以前何度か作っていた「香港マスク」は夫も私も愛用しているのですが、私は毎日マスクを着用して8時間労働、出勤時とランチ後にフレッシュなのをつけて(4時間つけていると蒸れてくるので)毎日2枚、翌日は別のフレッシュなの2枚持参して出勤、と、同じマスクを何度も洗っては使い、洗っては使い、、、、なので、新たに作らなきゃなー、と思っていたのでした。

 

香港マスク、ずれないし良いですよ〜。

職場にくる人たちの中にはいろんな手作りマスクや市販の布マスクを使ってる人が来ますが、ずれやすくて鼻が露出しやすいデザイン(もしくは素材?)が驚くほど多いのです。

 

黙ってそこにいるだけならずれないんでしょうが、ちょっと会話すると口が開閉して周りの筋肉も動くわけなので、どうしてもマスクも一緒に動きます。

そうすると、小さいのをつけてればぐんぐん下がってくるし、大きめのマスクでもひっかけてる紐やゴムが長すぎたりしてればずれてきますし、手作りマスクの場合だと、しっかり厚手の布を二枚重ねにしたようなものだと、そもそもその重みでだれてくるような感じ。

 

それに引き換え、香港マスクは偉いなあ。

そうそ、オリジナルのままではなくて鼻筋のところにワイヤーを縫い付けているんですが。

 

でもね、香港マスク、裏地と表地を別々に裁断して、きっちり合わせて縫わないとずれてきてしまいますし、縫代の線の上きっちりに縫うかちょっとずれるか、その1ミリくらいの差が、最終的に全てが組み立て上がった場合のサイズに結構響きます。

お裁縫が上手な方は絶対香港マスクがお勧めだと感じますが、私のように大雑把だと、同じ型紙で作ったのに結構ピチピチのマスクとユルッとしたマスクを作れてしまいます。

www.youtube.com

 

ということで、手抜きで簡単なものはないかと色々探しまして、マスクの作り方なんだから日本の方がいっぱい作り方チュートリアルやってるだろうと探して見つけたのが「夏マスク」です。

 

youtu.be

 

縫うのは直線だけだし、簡単。

フィルターを入れたいと思った時にそのオプションがありませんが、香港マスクだって今のところフィルターを入れたことはないし、手順も少なめなので試しに作ってみました。

 

老眼鏡、手作りマスク二枚黒いテーブルの上

自分用と夫用、糸通しの際になくてはならない*眼鏡と共に。

 

日本語を頑張っててお相撲もたまにチェックする夫には相撲柄で。

あと相撲取りの絵柄で上下がわかりやすいというのもポイント。

 

このマスク、自分にはちょうどサイズ、夫にはちょっと小さめというか、デザインがアジア人顔に向いてるというか、鼻が高い人がつけると、それこそちょっと口を動かすだけで鼻が露出する系な模様。

なので鼻筋にそわせるワイヤーをつけよう、と思ったのですが、今回はワイヤーでなく、アルミニウムの使い捨てのベーキングパン、あれを切って使ってみました。

 

ワイヤーは両端が曲がって肌にぶつかりやすくなってきたり、何度も何度も洗濯したり折り曲げ直したりするうちに折れたりしやすいですが、アルミニウムのシート(ホイルじゃないですよ)だと幅があるので鼻筋に沿って落ち着きやすいし。

 

使い捨て食器などを買うことはないのですが、ずいぶん大昔に中華の出前を取った時に料理が入ってきた丸いアルミ皿を洗って取っておいたのがあったので、使いました。

 

こんなもの取っといてどうするのさ、と自分でも思ってたんですが、あんまりにも立派なアルミ皿、何かに使えるだろうと思うと捨てきれなかったんですよね。

トキメカナクても断捨離などしなければ何かに使える日がくることもあるんですよね。

 

まだマスク10枚分は余裕に取れると思います。

 

 

夏マスクっていう名前ですが、秋も冬も使うつもりです。 


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コーンの季節です

8月はコーンの季節です(ケベック州)

田舎へドライブに行って、道端の農家のスタンドで買ったコーン。

新鮮なので、熱湯に入れて三分茹でただけで。

ヴィーガンマーガリンと塩をテーブルに出して、あとは茹でたてを皿に乗せたら「さあ熱いうちに!」

写真は茹でる直前。

剥きたてのとうもろこし、調理前、白い皿の上

1人二本です。皮やモジャモジャのヘアーを取り除いたらさあ茹でよう

コーンは茹ですぎは罪悪ですので、さっと湯がきます。

鮮度次第では茹でなくても美味しいくらいなんだとか。

これ、前にも書きましたっけ。

 

今年はありませんでしたが、コーンの季節になるとあちこちのコミュニティが公園などで無料で茹でたてコーンを振舞う催しがあります。

老いも若きも人種関係なく、住人や通りすがりの人たちが並んでコーンを受け取って嬉しそうにバターや塩をつけてカブリつきます。

 

「カナダ人はコーンが好き」というより、コーンを食べる習慣は広まりやすいから、ヨーロッパからの入植者がいつからかやっているところに、後進の移民たちも参加して、ここに住んでる人たち(や訪問者たち)はコーン大好き、という感じかと思います。

 

それにしても今年はこういうことができないから、コーンの売れ行きは大丈夫かしら。

 

買ってきたコーンの皮とヘアーを除去する作業は、台所でやると床に細かいヘアーが落ちたりして嫌ですので、表でやります。

 

木箱の中にとうもろこしの皮、真ん中に向いたばかりのとうもろこし一本

皮とヘアー(なんて呼ぶんでしょう、、)はそのままコンポストへ

十二本買ってきましたが、一回に四本消費で三回分です。

毎回同じ食べ方も多分飽きますので、別の食べ方も、、、、

とかなんとかいいながら、茹でたてが一番美味しいので毎回同じかもしれません。

 

 

以前バーベキューに日本出身の知り合いを招待した折、コーンもグリルで焼いて、バター醤油で食べようよ、と何本か持ってきてくれたのですが、その場にいたカナダ人全員に「えええ?やだよ、茹でてすぐ食べようよ」と抵抗されていました。

 

いくつか作って非日本人客に試食してもらいましたが、皆さん「コーンは茹でたてにバターと塩、これが一番」と。

醤油風味にころっとなびくかと思いましたが、ダメでしたね。

 

外皮をむかずにそのまましばらく浸水させてからバーベキューグリルに乗せて真っ黒になるまで調理(皮はそのあと剥きます)すると風味が閉じ込められるので美味しいと聞いてやってみたこともありますが、ガスのバーベキューならいざ知らず、うちは炭のグリルなので「手間がかかるし、炭を長時間維持してやるほどのことじゃないね」と。

 

そして結局茹でただけのコーンに戻るのです。

 

 

何か面白い食べ方をしてみたい気もしますけども。 


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生姜処理、ショウジョウバエ捕獲!(嫌な写真無し!)

オーガニックの生姜、包丁、これから処理をするところ

オーガニックの生姜はちょっと小ぶり

生姜は焼きなすや冷奴に乗っけたり、炒め物に入れたり、素麺を食べる時におつゆに入れたり、肉や魚を調理しなくてもたくさん出番があります。

 

でもとっさの時にさっと使えるようにと常備しておくと、いつの間にか干からびてたりカビてたりしがち。

 

今までにそうやって無駄にした生姜の量はどれくらいだったのか、、。

 

無駄を避けるために、買い物のたびに親指大くらいにちぎってちょこっとだけ買うようにしていたこともあります(この辺の店では大概生姜は剥き出しでそのまま陳列されていて、量り売りなので好きなサイズのものを選んだりちぎったりして買えます。)

 

生姜は濡らした新聞紙で包んでおくと良い、と聞いてやってみたこともあります。

でもこれだと視界に入りにくく忘れやすいので使いそびれて結局かびさせたり。

 

スライスして冷凍してみたりもしましたが、これもあまり定着せず。

 

生姜は繊維が強いですから、擦り下ろしたり切ったりする時についでに指もおろしてしまったり切ってしまったりしかねない(私だけ?)

 

そんな折に、ゼロウェイスターのぽこさんのブログで、お酢を入れてフードプロセッサーでおろしてしまって瓶に詰めておくというのをみて、面倒くさがりな自分にぴったり、と早速真似して以来、生姜人生が変わりました。

gominaikurashi.blog.fc2.com

 

ぽこさんはわのわさんのブログにインスパイアされたそうなのですが、お二人ともゼロウェイスト、プラスティックフリーを徹底して実践なさっています。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

お二人のおかげで今はもう、生姜はガガガっと処理して瓶に入れて使い切って無駄なしです。

ああスッキリ。

 

 

皮ごとスライスした生姜 フードプロセッサー

皮ごとスライスしてフープロへ

この日は鮮度の良いオーガニック生姜が手に入ったので、たわしでしっかり洗ったら皮ごとスライスしてフープロへ。

 

11カップ容量のフードプロセッサーのボウルにたっぷり入れてプロセスし、お酢をちょっと合わせてだいたい5〜600mlくらいになります。

 

うちはだいたい二ヶ月くらいで使い切る感じ。

最後まできっちり生姜の味と風味があります。

お酢の量はいつも目分量ですが、酸っぱいと感じることはありません。

 

うちの近所のお店でしかオーガニックの生姜を購入したことがないので、これが一般的なことなのかどうなのか定かではありませんが、オーガニックの生姜はそうでないものに比べると小ぶりで、水分も若干少なく、ちょっと黄色っぽい。

生のターメリックに似てる感じ。

でもちゃんとスパイシーな生姜の味です。

 

 

 

ショウジョウバエ(気持ち悪い写真はありません)

うちのあたりではフルーツフライ(フルーツにたかるハエ)と呼びます。

フルーツだけではなく、玉ねぎの古くなったのとか、コンポストの容器とかにもたかります。

下手すると室内の観賞用植物の土の中に発生したりもします。

 

うちは調理する時にでる野菜くずやお茶の葉っぱなどを一旦1リットルくらいの容器に入れておき、たまったら庭または地下室にあるコンポストに入れます。

一回食事の支度をすれば容器はすぐにいっぱいになりますが、朝お茶を入れた時にでる緑茶の葉っぱなどはそのままに、夕方まで容器の中に入った状態で一旦放置するのですが、ここに例えば桃の種とか、果物の皮や芯などを追加してあると、蓋を開けた時にフルーツフライがブワーんと飛び立って「ああ!やられた!」となります。

 

一旦発生してしまうとなかなか駆逐できないのです。

だから、夏場はコンポストは容器がいっぱいになったら、じゃなくて容器に何かを入れた後、皿洗いなどする前にさっさと庭に持ち出してしまいましょう、とコンポスト担当の夫に提案しているのですが、、やっぱり忘れがち。

ということで、ちょくちょく発生するショウジョウバエ。

 

ネットで検索するとこんなアイデアが出てきます。

左の写真はアップルサイダービネガーと食器洗剤をちょっぴり瓶に入れて、ラップをして真ん中に小さな穴を開け、ビネガーの香りでショウジョウバエを誘い込んで、ビネガーに達したら洗剤でコロリと、、、という作戦。

ラップを使うの嫌だなと思ったら、ラップじゃなくて紙を丸めて小さな入り口をビネガーの水面近くに持ってきて、ハエが飛び出てきにくいようにする作戦もあります。

 

上の写真はググって見つけたサイトから拝借した写真ですが、同じようなアイデアがゴロゴロお洒落な写真付きで出てきます。

 

ショウジョウバエの写真もググってみたんですが、あんまりにもあんまりだったのでそちらはやめておきました。

見たことないわっていう方は多分いませんよね?

そんな方いたらラッキーですよね。

 

 

先日この話を夫にして「だからトラップを作ろうと思う」と言っていたところ、前日飲んでそのままテーブルの上に放置されていた空のワインボトルを水で濯ごうと手にとった夫、「うわあ、フルーツフライが沢山飛び出てきた!」と。

下の方にちょっと残っていたほんの小さじ半分ほどのワインの香りに寄せられてフルーツフライが中にたくさん入っていた模様。

 

「トラップ作らなくてもいいんじゃない?これを一晩置いておいて、朝そっと蓋してしまったら?」

 

例えショウジョウバエでも酸欠でじわじわ死ぬのは残酷。

「もう全滅したかな?」と蓋を開けた時点でブワッと飛び出てくるかもしれないし。

 

ということで、ワインボトルにおちょこ一杯くらいのワインを残しておき、底に台所洗剤を一雫垂らして瓶を揺すって混ぜてやり、一晩放置してみました。

 

ラップもなし、紙もなし、ただ瓶を放置しておいただけで、翌朝は底にたっぷりと捕獲された奴らが死んでいました。

成功!

 

喜んだ勢いで写真撮ろうかな、と思いましたが、やはりやめておきましょう。

ワインは赤でしたが、白でも行けるのかな?どうでしょう。




お勧めです。


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猛暑の日本、快適温度、我慢しないで!

コロナでパフォーマンスできなくなった音楽家さんたち

夕飯の支度をしようと思っていたら通りから素敵なバイオリンの音が。

 

地元の音楽家たちが、通常営業できない代わりに「コミュニティに音楽を持ち込む」プロジェクトで政府から助成金を受けているとかで、うちのご近所にもやってきました。

 

美しい音楽、しかもいきなりご近所から、とても驚きましたし、癒されました。

 

バイオリニストが花畑の前で演奏 http://ensemblecaprice.com/ Ensemble Caprice 所属のバイオリニスト

うちの目の前でいきなりプロがバイオリンを奏で、、

音楽や舞台演劇関係の人たちもパンデミックで多くの仕事を失いましたね。

こう言う活動に援助が出て、結果として私たち市民が心地よいひとときを過ごせるとは、ありがたいことこの上無し。

芸術は日々の暮らしに直接関係ないように思われがちですが、実は心の健康や思想の活性化にとって大変重要です。

 

彼らの活動についての新聞記事はこちら。(フランス語) 

www.lapresse.ca

 

秋の訪れと猛暑

モントリオール界隈では朝夕の通勤時に自転車を漕いでも汗が出ない気温になりました。

 

明日の朝の出勤時の予想気温は15度程度。

 

靴下や靴(夏場は素足にサンダル)長ズボン(夏場は膝上くらいの短パン)、薄手の長袖を羽織る感じでないと寒そうです。

 

秋がきた〜。

寂しい〜。

 

夏は短いんだから、暑い暑いと文句を言うんじゃなかった、、(言わなくても秋は来ます)

 

 

一方で日本は凄い猛暑ですね。

熱中病で亡くなった方の数をみて驚きました。

気温も40度とか。

日本は湿度も高いから、こんな気温だと汗が蒸発しないのでかなり苦しそうです。

 

洪水の後片付けの作業をなさっている方々の映像をネットで見たのですが、こんな猛暑の中での作業は辛いですね。

いくら水を飲んでも追いつかないでしょう。

休憩する時間を設けて、体を休めながら作業できると良いですが。

 

 

熱中症で亡くなった方々の多くはご自宅で亡くなったとか。

その多くはエアコンを利用していなかったとか。

 

利用していなかった、ということなのか、電力消費をなるべく控えるようにしていて、無理がたたって、、だったのか。

 

福島の原発事故以来、日本では電力の浪費を控える動きが定着し、帰国するたびに空調の設定温度に驚いたものです。

「クールビズ」という言葉を聞いた時は、そりゃあ日本の夏、暑苦しいスーツやらナイロンのストッキングやら、不快でしょ、と思ったものですが、冷房の設定温度を下げずに体感温度を2度下げるためだったんですね。

 

ondankataisaku.env.go.jp

 

電力消費を抑えようという動きは素晴らしいですが、猛暑の間はちょっと休止して、病気になったりしないように気をつけていただきたい。

 

冷房や暖房の温度設定は家の構造や間取り、機械の設置位置、サーモスタット(室温を感知するセンサー)の性能などの条件次第で結構難しいと思います。

 

だから室温のターゲット温度と冷暖房機の設定温度は同じとは限りません。

 

28度、どんなに薄着していても湿度が高い日本だったら私はぐったりしそうです。

 

自宅で仕事をしていた7月あたり、モントリオールでも最高気温が32度だの35度だのという日々がありましたから、一階で木陰の私のオフィスでも28度くらいのことは何度もありました。

 

28度はクールじゃないですよ、暑いですよ。

 

 

体感温度ってどんななの、と思いましたら、上のリンクによると

人間は、体内で発生させた熱を外部環境と熱交換を行って、体温の調整を行っています。この熱交換に影響を与える要素は、温熱環境要素と呼ばれ、「代謝量」「着衣量」「気温」「熱放射」「風(気流)」「湿度」の6 要素が挙げられています。
(出典:環境省ホームページ http://www.env.go.jp/air/report/h16-13/02.pdf

だそうです。

 

冷房のない家では、暑いときには水のシャワーを浴びたりバスタブに水を張って沐浴したり、濡らして絞ったタオルを首筋やおでこにあてがって扇風機に当たる(と水分が蒸発するときに熱も一緒に奪っていくのでクーリング効果があります)などするのが効果的ですが、これは体温を下げるために有効だということですね。

 

北国のケベック州の住宅は、冬の条件を考慮した構造。

夏が暑いというのを忘れて設計してる?建物が多いため、日本ほどではないけれども冷房無しの室内温度はかなり不快な温度になり得ます。

 

新築の家もありますが、多くは何十年もしくは100年、200年前も前に建てられた家を補修したり改築して住んでいる住宅なので、温暖化なんて考慮されてないというのもありますね。

 

窓を全開にしても風が通らないような構造はざらにあります。

 

昔からの住宅街は街路樹があって庭にも大きな木があることが多く、木陰になる部屋は比較的涼しい(我が家がこのパターン)ですが、新しめの住宅街は大きな住宅の周りに大した樹木がなく、照りつける太陽が屋根をガンガン熱し、最上階に住んでいたら蒸し風呂みたいになります。

 

 

そんなわけで冷房を完備している住宅は思いの外多いですし、夏の時期はずっと冷房を入れっぱなしの家庭も多いようです。

我が職場のクライアント諸氏も、9割はウェルフェア受給者ですが、その多くが冷房完備の住宅に住んでいます。

熱中病で死亡する可能性があるんだから、冷房はもはや安全対策です。

 

快適だと感じる温度の個人差

冬の寒さに対応しなきゃいけないせいか、やはりカナダに長く住んでいる人たちが快適だと感じる室温は日本の多くの人々が好む室温よりも低めだと言えます。

 

以前ピラテスのレッスンで私以外の全員が「暑い暑い、空調が壊れてるんじゃない?」と文句を言い出したのは23度でしたし(運動しているから暑く感じやすいとは言え、23度で?と思いましたよ。)夏の冷房も冬場の暖房も21度に設定してあることが多いと思います。

 

初めて夫をつれ雪がちらつく飛騨高山を訪問した折、旅館の部屋に入ったら石油ファンヒーターで部屋がガンガン温められていて、蒸し暑く感じた我々。

申し訳ないけれどこれは耐えられない、と窓を全開にしてヒーターを消したのですが、設定温度が26度になっているのを見て「これは何かの冗談?」と夫は本気でびっくりしていたものでした。

 

 

長く住んでいるうちに、私も日本の友人や家族よりは涼し目の室温が心地よくなりましたが、冷房ガンガンで20度切るようなところでもタンクトップだったりサマードレスで羽織りもの一切無しで丁度良いと言う友人たちとは確実に体の造りが違うと感じます。

 

 

 

寒すぎても暑すぎても我慢せずに、早めに休息してお体を大事にお過ごしください。

我慢は美徳じゃありません。

 

 

何やらを滅却すれば火もまた涼しい境地に至れなくても、冷房でも氷でも使って涼しく過ごしてください。


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プラスティックフリー7月の反省と今後

もう8月も下旬ですが

今更ですが、今年のプラスティックフリーJulyの反省をば。

 

何しろ月日はあああああっという間に過ぎてしまいます。

 

私がのんびりし過ぎなだけなのかもしれませんが、それでも毎年こんな調子ですので、そろそろ自覚して、そして宣言しましょう。

 

「私はプラスティックフリーJulyは三ヶ月くらいかけてのんびりやります」と。

 

そして、その三ヶ月くらいの間に気がついたことや変えてみて続けられそうなことは続けて行こうと思います。

 

というわけで振り返ってみます。

 

食品パッケージ部門

今年は、食品の買い出し頻度が激減している上、ロックダウンもあってあれこれ求めて遠方へ買い出しにいくなどと言った活動がしにくいこともあり、食品パッケージ類に関しては「いつも通り、なるべくできる限り避ける」で止めましたので、変化なし。

 

買い物自体減っているので、実際には選択するアイテムの変更はないものの、全体としてのゴミ排出量は減っているはずですけれども。

 

使い捨てプラスティック消費

元々カフェなどでテイクアウトのドリンクを買うなどは一切しないので、これはで横這い。

 

夕食に近所のインド食堂の出前を一度取ったので、マイナス三点

 

この食堂、ロックダウンで一時閉店していましたが、デリバリーとテイクアウトサービスを再開してくださいまして、なんとか支援したい、という気持ちと、楽しておいしいもの食べたい、という思いで、注文してしまいました。

この店、メニューにヴィーガン・タリーがあるのです。

 

この店からの出前で消費してしまう使い捨てプラスティックは、発泡スチロールの容器、夫のと私のと二つの容器を一緒に入れているプラスティックのいわゆるレジ袋的な袋(2018年の規制以来、皮肉なことに分厚くなってゴミの量が増えてしまっている悔しい袋です。)

 

この店はよその店と違い、不要なプラスティックのフォーク&スプーン&ナイフのセットを自動的にいれるということはやっていません。

よその店はつい習慣なのか、それともオーダーをいれる袋にすでに先に全部入れてしまっているのか、断っても入ってくることが多いです。

 

アイルランドや英国でのテイクアウトではほとんどの店が再生紙のようなものをプレスして作ったテイクアウト容器や茶色っぽい厚紙の箱などを利用しているようでしたが、ケベックではいまだに発泡スチロール容器が主流。

テイクアウトも物によっては単なる紙袋に入っている場合もあるのですが、インド料理系は紙袋では無理ですし、コンポスタブルな厚紙系の容器は発泡スチロール容器に比べるとかなり経費が上がるので、小さな個人経営の店では手が出ないんだと思います。

ここら辺はもう市か州か連邦の政府が何か対策を打ち出さないと、COVIDの痛手から必死に立ち直ろうとしている個人営業の店には無理すぎますよね。

 

出前をとったこのインド飯屋、夕飯時はテイクアウトや出前がメインで、レストランの部分は多分昼間に近隣の学生やビジネスマンの利用が主で、夕飯を食べに行くと大概混んでいないのです。

なので今後の方針としては、なるべく店で食べる(もしくは容器を持参して持ち帰りできるか聞いてみる)ことを考えています。 

 

 

使い捨てプラスティック減量作戦

お尻に穴のあいたカットオフ・ジーンズに布を当てて糸をチクチクやって補修、新しい洋服の消費を回避しました。

 

先日職場に履いて行ってクライアントの女性に見せたところ、お褒めいただいて気分よくなっております。

彼女は編み物などクラフトをする方で、しかもいつもお召しの洋服がいわゆる流行り物のどこにでもありそうなものではなくて、ちょっと面白い可愛いものをスリフトストアなどで選ぶ方なのです。

こうやって修復したものを見せ合ってキャーキャー喜んで補修ムーブメントを地味に広めていけたら楽しそうです。

 

まだ完成したのは一着だけですが、よく考えてみると今まで穴が開いたものは「ああ残念、気に入ってたのになあ」と諦めておりましたので、修復して補強してお気に入りの洋服の寿命を伸ばしてあげられるのはかなり嬉しいですよ。

 

とかなんとか思っていたら、気に入っててしょっちゅう羽織っていたデニムのシャツが薄くなっていたのが、べりっと破れました。

 

「やった!お尻以外にも修復プロジェクトができた!」

と変な喜びを感じたり。

 

破れたり薄くなってきたりしても愛着があるものは端切れとして切ってクッションにしてみたり小物入れにしてみたり、または「何かに再利用しよう」と思ってため込んであったりするので、無理やりクッションにするよりはつぎはぎして着続ける方が手軽だし、つぎはぎのデザインをリサーチして再発見した日本の「刺し子」にも興味が出てきました。

これからも楽しんで続けていきたいと思っています。

 

穴のあいたジーンズに別のジーンズ布を当て白い糸でブランケットスティッチで修復。赤いまち針

補修第二弾はデザインを変えて

 

ゴミを出さない暮らし、進めていきます。


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