大ピンチってなんだって感じですけど。。。。
右手を怪我してしまいました。
折れてないとは思うけど、念のためにウォークイン・クリニックで診察してもらったら、折れてると。(でも折れてない可能性もあるからしばらく様子見て、また診察しましょう、それまでは暫定的な固定処置で、と。)
治るまで料理できません、、、一人では。(折れてると完治するのがかなり先ですからね、折れてませんように、、、。)
夫に色々言ってやってもらって、左手でもできることだけ手を出して、、。
家では大量に作って二日三日同じものを夕飯にするとか、手抜きの工夫をせねば。
いざとなれば出前もありますけど、続くと嫌ですからね。
職場でも、週に2度、厨房当番です。
いやー、参った参った。
職場では、参加希望者にあらゆる工程の作業をやってもらって、彼らがご飯を作るのをスタッフがサポートするという風に持っていくのが仕事。
調理をしたことのない人や、包丁の握り方が怪しい人、込み入ったことはできない人、、、、など、多種多様な人たちに、彼らの能力に合った作業を任せてそれをまとめながら12時にランチを仕上げて提供するというのがわたしの役割です。(他にも、例えば玉ねぎを切るのは目にしみるから嫌だと参加者全員に言われたら私。その日のランチを作る責任者なので。)
英語がよくわからない人相手や、私がフランス語の単語をパッと思い出せない時など、口で説明するよりも実際に一つやって見せて「こうするんだよ」と見せるのが一番わかりやすいのですが、それができない!
手を出せないとなると、色々と作戦を立てなければいけません。(図を書いてみせる、とかも無理です。右手が使えないので。)
仕事ではなくて家での夕飯には、今日は簡単な野菜スープを作りましたよ。
天気が良くて外は最高気温27度まで上がった日に何もスープにしなくてもと思いましたけど、我が家は家の周りの木々のおかげで夏も涼しいので、熱々のスープでも大丈夫でした。
家にあるもので適当に作るスープには、レシピなんてものはありません。味噌汁と同じです、風の向くまま気の向くまま、夫が剥いてくれる野菜次第です。
とはいえメモ程度にレシピを。
大ピンチの時になんとかなったスープ
材料
じゃがいも 3つほど
セロリ3本
人参小ぶりなの2本
玉ねぎ 中くらい2つ
ネイヴィービーンズ 茹でたのを750mlほど(汁も)
トマト(完熟か缶詰)好みの量
塩、ハーブやスパイスを好みで(この日はオレガノをタップリとベイリーフ、スモークトパプリカを使用しました。)
手順
セロリ、玉ねぎ、人参は微塵(人参はそこまで細かくなくても)に切り、オリーブオイルでじっくり炒める。トマト(生でも缶入りでも)も好みで加えて炒める。じゃがいもを好みのサイズにコロコロっと切って加え、ゴロッと混ぜたら水を足して蓋をしてじゃがいもに火を通す。水は入れすぎず、じゃがいもを蒸しても焦げない程度に入れる。
芋が柔らかくなったらネイヴィービーンズを汁ごと加え、塩、スパイス類を入れ、全体の水分量を調整(今回はベジ・ブロスの作り置きがなかったので水を加えました。)味を整え、味が馴染むまで弱火で煮込んで出来上がり。
材料さえ切ってもらえばあとは片手でなんとかなります。
今日はハムスの残りとピタパンとともにいただきました。
洗い物も全て夫任せ。
役得なような申し訳ないような、、。
あんまり負担をかけるとストレスたまるでしょうから、手が治るまでシンプルなレシピ中心に軌道修正です。
って普段も大したことしてませんけどね。
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ここまで左手で頑張って書いて保存してから数日後、再び医者へ行って見てもらいましたら、結局骨は折れてないから、大丈夫だと。(最初に撮影したレントゲンで、ヒビが入ってると判断した医師と、それはヒビじゃなくて血管だと言っていた医師との間で結論が出たらしい。なんだか人騒がせですが。)
ということで固定してあった右手が久しぶりに自由に。
今後は痛み&腫れが引くまで、薬を続けて少しずつ指を動かすようにと。(とは言えこっちは折れてるのかもしれないと言われて数日間過ごしていたので、急に「もっと動かせ」と言われても「あんた達の間で出した結論が間違ってたらどうするの?」という不信感もちょっとあって、最初はちょっと動かすのが怖かったんですけどね。)
折れてなくってよかったー。
まだ痛いですけど(でも確かに痛いのは、折れてると言われてた指2本ではなくて指の付け根から手の甲あたり)自由になった手はだんだんと感覚が戻ってきつつあります。
動かし方次第ではまだ痛いですけど。(瓶の蓋とか歯磨き粉のチューブのキャップとか、ひねる動作がまだできません。)
いやー、本当に折れてなくてよかった。でもまだちょっと手が腫れてて痛いので、夫には引き続き色々お願いしようと思ってますけど。
両手が使えるのがいかにありがたいか、、。