食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

大量のほうれん草と春菊で、フィロ・パイ

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蒸したブリュッセル・スプラウツ、青菜のフィロ・パイ、ローストしたビーツ

 

近所にできたアジアン・グローサリー。

お店の人たちも皆さん朗らかで、売ってる野菜も基本的にだいたい鮮度はモントリオールのアジグロ的には良い方で、値段も近所の地中海系スーパーより若干安いものがあれこれあり。

 

 

困るのは、たとえ1パウンドあたりの単価が安くても、それら葉物野菜はプラスティックの大きな袋にぎゅうぎゅう詰めになって売られているので、葉っぱ野菜を一つ買うと、一週間連日それを使わないと使いきれない、、、ということ。

 

春菊とか、好きですけれど、春菊のおひたし、春菊の炒め物、春菊の味噌汁、春菊春菊、、、って連続するとやっぱり疲れます。

痛むのも早い葉野菜ですからね、何種類も買っちゃうと、本当に使い切ることは難しいです。

 

そんな中、Ottolenghiさんの料理本、「エルサレム」から一品ずつ全品作ろうプロジェクトをなさっているid:Marichanさんのブログで、Ottolenghiさんのレシピの青物入りフィロが紹介されていました。

www.maricafejp.com

 

Ottolenghiさんのレシピ、私も色々作りたーい、といつも思うのですけれど、イギリスよりもハーベスト・シーズンの短いケベックで、色々取り揃えるのが大変そうだなー、と思うようなよりどりみどりな材料リストを見るだに、ハードルが高くて、、、と思っているのですが、Marichanさんのブログを読むうちに、そうか、そうだったか、と。

 

そういうわけで、うちの冷蔵庫でしなり始めていた春菊と、新たに入手したほうれん草と、これまた先日作ったFalafelのために買い込んだけど使い切れなかったパセリを使って、全然ハーブパイじゃ無いけれど気持ちだけOttolenghiさん風に、フィロも買ってきて(作ればいいんでしょうけれど、まあ今日は手抜きで。いつもか。)作りましたよ!

 

Marichanさんのブログにはもちろんコピーライト保護されてるOttolenghiさんのレシピは載ってませんので、うーむ、味付けはどないしよ、、とネットで色々見てみました。

料理名と「レシピ」と入れてググると日本ではクックパッド、英語圏ではallrecipes.com が上位にヒットすることが多いですが、最近はPinterestのページが出てくることが結構増えましたね。

 

でも、Pinterestの写真って、それをピンした人がその写真の元々のリンクも入れてるのかどうか、とか、よくわからないんですが、レシピに到達しないこともあったり、見かけは綺麗でもレシピが謎だったり、あんまりあてにならないような、、、。

 

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いろんな写真が並びますが、関連性のないものも

 

いくつかレシピのページを見た感じでは、ほうれん草入りのギリシア系レシピだと、みなさん塩とフェタチーズくらいしか使ってないんですねえ。

 

 

ということで、適当にやってみましたよ。

 

 

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いつもながらプレゼンテーションは手抜き

買ってきたフィロシート、95%くらい使いましたが、もういいかな、と感じて使い切りませんでしたが、使い切ればよかったとあとで後悔。

薄いですからね、たくさん入れたつもりでも、具が濃いともうちょっと皮が欲しいと感じます。

でも美味しかったですよ。

 

 

いつものことながら、レシピというほどでもない、きゃすぴえ的メモ書きを書き留めておきます、、、

 

青物野菜入りのフィロ・パイ

材料

  • 青物野菜色々、食べたときにびろーんとならないように適当に切り分けて、中華鍋に入れて溢れない程度の嵩を用意します
  • マッシュルーム スライスする
  • 玉ねぎ 一個くらいを角切り
  • 豆腐 Firm Tofuをボロボロっと崩しておきます
  • ヴィーガンチーズ 残り物があったので小さく切り分けて使い切り
  • にんにく
  • ナツメグ
手順
  1. 青菜色々を適当にきり、中華鍋のような大きな鍋を火にかけて加熱し、量を減らす。(油は引かなくても平気ですが、風味づけに入れたければ入れればよし)
  2. 他の野菜類も切って、好みの油少々(今回はオリーブオイル)を入れた中華鍋(先の青菜はボウルに取っておく)でしんなりするまで炒め、スパイス類を適当に入れる
  3. 青菜とそれ以外の炒め野菜を大きめのボウルで混ぜ合わせる
  4. 豆腐とかチーズも混ぜる (豆腐が水気の多いものだったら事前に調理するなり水切りするなり下味つけるなり)
  5. オーブンを予熱
  6. オーブン皿に油を塗り、フィロシートを二枚のせ、野菜ミックスを満遍なくほどほどに敷き詰め(何層になるかわからないのでたっぷり敷き詰めない)上にフィロシートを2枚載せ、オリーブオイルを塗り、野菜ミックスを載せ、フィロシート、オイル、野菜ミックス、フィロ、オイル、、、と繰り返す。
  7. 一番上にフィロシートを載せたらオイルを塗り、ヘリにはみ出たシートをなんとなくまとめてからオーブン皿をオーブンに入れ、こんがりするまで焼く。

簡単なわりに見栄えが良いので子供受け、いや、多分万人うけする一品では無いかと思います。

 

パパッと参考にしたイナ・ガーテンさんのレシピです↓が、1時間焼くって、、それは無視しました。笑 

中身はヴィーガンチーズとトーフ以外全て調理済でしたのでね。

www.foodnetwork.com

 

 

パリパリサクサク、美味しいです。


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