先週、玉ねぎがものすごく安かったので、買い込みました。
10パウンド入りで2ドルちょっと。
古いの?ダメなの?と疑いの眼差しできっちり吟味しまして、多分一個くらいはダメになったのが入っているでしょうが(そんなことは日常茶飯事)買いました。
そこで、6クオートのスロークッカーを出してきて、玉ねぎをひたすら剥いて、ガガガっと切っては放り込み、切っては放り込み、、、。
いくつ剥いて切ったか、数は覚えておりません。
二十個くらい?
大きな袋の中の玉ねぎで、ダメになってたのは一つだけでした。
キャラメライズド・オニオン
スロークッカーで一気にキャラメライズド・オニオンを作るというインスピレーションはとあるブログからいただいたのですが、今見たらサイトを整理された模様で、ページが見つかりませんでした。
フライパンで炒めるのとは違い、蓋をして弱火で長時間(24時間やりました)加熱するので、次第に水が出てきます。
途中から蓋をちょっとずらして水分が蒸発するようにしましたが、最終的には水分を掬い取って、小鍋に入れてバスサミコ酢を同量入れて煮詰めて即席バルサミコリダクション風にしてみました。
玉ねぎの方は小分けにして冷凍。
小さなことで命が救えるかもしれない
プラスティック汚染とか環境問題とか気候変動とかいう話題が日常的に聞かれるようになるうんと前から、野生動物のためにと気にしていることがあります。
まだ20代の頃に友人に聞いてから毎回やってることです。
それは、プラスティックの輪っかは切ってから捨てる、ということ。
例えばボトルに入っている調味料や飲み物を開ける時、キャップを捻って開けると中にさらに入っているプルトップ形式のプラスティックの輪っか、これを引っ張って取り外したあと、ぽいっとそのままプルトップを捨てるのではなくて、輪っかの部分をハサミで切ります。
日本は台所から出るゴミは焼却される市町村が多いでしょうから話は別かもしれませんが、北米では埋め立てゴミになります。
ゴミが捨てられた現場には鳥が飛んできて、食べ物になりそうなものを啄んで行きますが、その際にプラスティックの輪っかがゴミに混ざっていると、突っ込んだクチバシが輪っかに引っかかってしまって、クチバシが縛られる形になってしまい、そのあとはクチバシを開けてものを食べることも飲むこともできなくなり、死んでしまうのです。
これ以外にも、例えば缶入りのビールなどを4つ、6つまとめて輪っかのプラスティックで固定して販売しているものがありますが、ああいうものも小さな野生動物がハマってしまっている写真を見たことがあります。
上の写真はChange.orgからお借りしましたが、このサイトではコカコーラ社に対してこのプラスティックリングの使用を辞めるよう働きかける署名ができます。
コカコーラだけじゃないですけれど、このリング使ってるの、、、、でもまあね。
キャンペーン · Coca-Cola: Stop Using Plastic 6-Pack Rings! · Change.org
自分ではリサイクルに出したりゴミ箱に入れたりしてきっちり処理したつもりのものも、最終的にはどこに行くことになるのか、知ることはできませんので、自分が出したゴミが野生動物の命を奪ったり苦しめたりしないために、こんな小さなことですけれど、いつも忘れないようにしています。
もちろん、こんなことをしていたって現代人の生活をしていますから、別のルートで野生動物を苦しめる結果を生み出すことをやっているとは思いますけれど、輪っかをハサミで切るだけ、時間も手間も全くかけないこの行為で迷惑を被る野生動物の数が減るのなら、と続けています。
人間って本当に迷惑な存在でしょうね、野生動物からしたら。