ウェルシュ・ケーキ焼きました
甘いものが食べたい、ってあんまり普段は感じないのですが、たまにはあるもんなんですね。
と言うことでウェルシュ・ケーキ焼きました。
パンケーキのような、エクールズ・ケーキのような、チュウイィなクッキーなような、地味目な焼き菓子です。
昔東京で大学生だった頃、無*良品の「味噌パン」が好きだったんですが(今でもあるのでしょうか)あんな感じの、じんわりくる甘さ(砂糖の入れ加減次第ですが。)
このビデオのGazさんはウェールズ出身だし、ヴィーガンだし、渡に船と、早速彼のブログのレシピページの材料の配分を参考にさせていただきました。
レシピ↓
お菓子のレシピってヴィーガンじゃないもの(卵、バター、クリームなど)をみて、「はてさてこれはどうやろう」といつも思うのですが、ヴィーガン・ユーチューバーの皆さんのおかげでかなり助かってます。
が、やっぱり伝統菓子の場合は、ヴィーガンじゃない昔ながらの作り方はどんな感じだったのか、生地の感触や細かいコツみたいなものはどうなのか、やっぱりそこら辺を抑えてる方のレシピもみておきたい気がします。
ウェールズのNiaさんのお婆さんのレシピ(↓)は卵とラード、と言うアニマルっぷりですが、Niaさんのお母さんやおばあさんのお話や、昔の炭鉱労働者が休憩の時に食べるために持っていった話などがやはり貴重です。
Niaさんのおばあさんの「ラードをちょっと入れるのがコツ」を真似て、参考にしたGazさんのレシピにココナットオイルをちょっと入れてみました。
まあ気分だけ。
スコーンやパイ生地と作業の流れは同じですが、もうちょっとハードルが低い感じです。
朝食やスナック、ハイキングやキャンプの時に携帯するにも適しているかも。
Twitterで騒がれている?
自分では呟きませんが、 気になる人たちが何を呟いてるのかな、という好奇心でツイッターやってます。
呟かないんだからやってるとは言わないか。
興味があることを呟いてる人がいると、その呟きを読んでみたりリプライを読んでみたりするうちに、アプリのアルゴリズムが「このユーザーはこの話題に関心があるぞ」とばかりに同じトピックのものを集中的に乗せてくるようで(YouTubeもそうですし、多分ネット上はどれもこれもそうですよね)見ているうちに「世界中の人々がこの話題で持ちきり?」という錯覚をしかねません。
過去四年間は特に政治関係の話題はうんざりするモノが多かった。
酷い言葉を目にしてげんなりすることが多いのでリプライは読まないようになった。
さてそんな中、フォローしている方数名がリツイートしていたことで目に入った日本の大学入学試験の英語の問題の問題が気になりました。
本当に問題になってるのか、一部の人たちが言ってるだけなのかはよくわかりませんが。
問題というのは、試験問題に出てきたUSB memory stick という表現。
こんなこと英語では言わない、こんな変な表現を使われたら受験生は混乱してしまうと批判する人たちが存在するらしい。
たまに「***という表現は英語圏では誰も使わない」などということをネット上で目にして「使うけど?」と思ったりしますが、また?
自分が USB memotry stickと一字一句同じ言い方をするかといえば、そういうわけでもないというか、USB stickとかUSB keyとか 若干の変化があることが多いですが、問題ないですよ。
誰かが「USB memotry stick」と言ったら「なんのこと?」と混乱するかといえばそれはあり得ませんし、広告のチラシに載ってたら「あら32GBが安くなってる、買っとこうかな」などと普通に反応すると思います。
試験問題では友達同士が携帯のテキストメッセージで「寮の部屋におきっぱなしにしてきちゃった私のUSB memory stickを持ってきてくれないかな?」とお願いする場面が展開されていて、そのメッセージから理解できる状況をいくつかの設問で回答するわけですが、私はこのやりとり、取り立てて問題視するようなことには思えません。
テキストメッセージのやりとりでは、忘れ物をした学生が最初にUSB memory stickと表現した後で the USBという言い方を何度かしているのですが、これも「USBという単語はUniversal Serial Busの略語だからこの使い方では意味をなさない」などという重箱を突いた批判をしてる人が。
でもそれって、「私が大好きなインスタント焼きそば・UFO が無いから、お母さんスーパーに行くならUFOもついでに買ってきて」というのが日本語の試験問題だった場合にUFOはUnidentified Flying Objectだからこの文は意味をなさない、と言うのと同じくらい無意味な批判。
定冠詞theは名詞の前にくっついて、「(今さっき言及したその)名詞」と特定のものを示しますから、ぶっちゃけ USB memory stick という言い方が仮に間違っていても、そう呼んだブツのことを次からthe USB といえば聞いている方は理解します。
それくらいは受験生は知ってますよね?
仮にこのテキストを受け取ったルームメートが「彼女の部屋を探したけど見つからないから私が持ってるUSBスティックを持ってってあげよう」とか言い出したら、この子はthe USB が何を示すのかを理解していないことになりますけれども。
試験の英語は実際に使われている英語とかけ離れているとか、日本の英語教育はダメだという批判は私が英語の授業を受けて試験を受けていた頃から聞かれた話です。
英語がコミュニケーションの道具であることを思い出せば、日本に住む学生が英語を身につける目的とか利点がはっきりするはずだし、重箱の隅をつっつくような批判(やカリキュラム)ではなくて、こういった試験が受験生が将来的に英語(または別の外国語)を身につけて使いこなして仕事や更なる勉強の可能性を広げていくことを視野に置いた教育につながるかどうかに目が向くのではないでしょうか。
コミュニケーションは大事