食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

来月はアースデー、プラゴミ問題と取り組み

 

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暖かい春分の日、前庭で見つけた春。
4月22日はアースデー

仕事で毎月催しているワークショップがありまして、先日関係者と来月の日程の調整をしていたら、あらあら、その日はアースデーじゃないですか。

 

もうそんな時期ですね。

早いな。

 

 

詳しくはこちらを。

www.earthday.org

 

 

数年前のアースデーのテーマはプラスティックゴミ問題で、職場を利用するクライアント諸氏と一緒に現状や各地の取り組み、各自でできることなどを話し合うワークショップやりました。

 

汚れた海洋の現状を知ると誰もがショックを受けますね。

 

 

7月のプラスティックフリーJulyの取り組みと同様もっともっと多くの人々に認識されると良いと思うのですが、こんなサイトを見つけましたのでリンク貼ってみますね。

 

 

NHKが時事問題をわかりやすく解説したサイト。

www3.nhk.or.jp

「就活応援ゼミ」とあるので、就職活動をする大学生の年代の人々むけなのかなとは思うのですが、サイトの画面左上にはNHK のロゴの脇に「おうちで学ぼう!for school!」なんて書いてあって、バナーの中央にも漫画のキャラクターみたいなものが描かれていたりして、ぱっと見子供向けにも見えます。

 

これってなんですかね?

設定している年齢が低いように見せてわかりやすそうな印象を与えようっていうことでしょうか?

 

と、ちょっと引っかかりはするものの、わかりやすく解説、というのは大いに結構。

ただ、本当にこれが就職活動をするくらいの大学生の世代をターゲットにしている記事なのだったら、例えば海洋プラスティックの話に触れている部分で「毎年800万トンのプラスティックが流入していると推定されている」など言及したところにもっと詳細を知ることのできる参照先のリンクをつけるなどして、きちんと詳しく知れるように構成するべきでは。

 

マイクロプラスティックの海洋における濃度の世界地図など、ショッキングですが、その引用元の研究者の名前などは地図のグラフィックの大元が地図の下に記載したものですから、どこのサイトに行けばこの地図を見られるのかリンクをつけることはむしろ転載する側の義務、というより著作権大丈夫なのか。(と思ってググってみたら簡単に出てきました、環境省のpdf。)

 

気候のことを学んでいる学生や環境に関係する仕事をしたい人たちがこの記事を情報源として読んでるわけはないですから、こういうのを読もうとする学生というのは、目指す業種も普段の生活も環境問題と直接係関わりのない人たちなのかもしれませんが、どこでどんな人がこういうページに刺激を受けてインスパイアされるかはわかりません。

 

こういう話題だからこそ情報源もはっきりと表示して透明度を上げてほしいと感じます。

 

 

日本政府の取り組みは

 

こちらもNHKですが、国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター 副センター長の寺園 淳さんという方が「プラスティック循環促進で新法案、何がどう変わるか、変えられるか」というタイトルでお話しされているという情報をえまして、喜んでクリックしてみましたが、日本にいないのがバレたのか、プレイヤーが正しく表示されず、聞くことができません。

 

プラスティック循環促進で新法案、何それ、と、新法案自体知らなかったので、ググりました。

日本のプラスティックゴミの『リサイクル率の高さ』は上のリンクでも指摘されていますが、実際は焼却した際の熱エネルギーを利用しているだけのものですから、本質的な対策が必要だと政府もやっと動き出すのかな、、、、どうかな、、、どうだろう、、、と興味があります。

 

www.nhk.or.jp

 

新法案のことを検索して出てきたいくつかのリンクの中の一つがこの記事↓

www.sustainablebrands.jp

 

環境省のリンクも出てきますが、「日本は**年までにこうします」という目標が出てこないのが不思議。

先のNHKの(1)には(2)へのリンクがあって、そこには「政府は2030年までに使い捨てプラ排出量を25%減らす目標」とありますが、他には見当たらない。

 

 

ますますNHKのラジオで寺園さんが何をおっしゃってるのか知りたくなりました。

国立の機関の方だから政府のスポークスマン的な発言のみなのか、意味のある内容を伝えていらっしゃるのか。

 

 

 

個人レベルで参加できること

 

ゼロウェイストを目指していらっしゃる方々が存在します。

ゼロまで行かずとも「不要な使い捨てプラスティックをなるべく減らそう」という発想で暮らし始めることで、問題の根の深さというか巨大さというか、そこに気がついて驚きます。

 

避けられるものを避けるようになると、自分の消費パターンも自覚できるし、要らないものがわかってくる。

  

ラップはもう10年以上使っていません。

ラップは大変簡単に脱却できる便利商品です。

昔は便利そうだと買って使ったこともある使い捨てのワイプなどもなくても平気ですし、買い物には布バッグを持っていけば何の問題もない。

 

使い捨てストローだとかフォークなんてものは真っ先に辞めることのできるアイテムですし、

プラスティックボトル入りの水に関しては、被災地など非常時でなければ家で水道水を水筒に入れたら済むだけのこと。

 

一方で、これなしで生きていくのは難しいな、というプラスティック製品にも気がつきます。

医療関係はもちろん、パンデミックになって以来、使い捨てワイプやマスク、手袋など、「使わなくても大丈夫」とは言えないものの需要が急増しましたし。

 

衣料品などでは綿100%など天然素材だけで作られているものは案外見つけにくいし、靴、カバン、自転車、車、ありとあらゆるものにプラスティック部品が使われていますから、完全脱プラスティックは難しい。

長く使えるものを大切に長く使おうという気持ちになります。

 

 

パンデミックでサワドーブレッドを焼き始める人が急増した去年、ゼロウェイストに挑戦した記者のお話しです↓

www.nationalobserver.com

 

 

レジ袋有料に怒ってる場合ではありません


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