食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

マイクロプラスティックに蝕まれている私たち

マイクロプラスティック

という話題ですから、良い話じゃないでしょう、だってマイクロプラスティック自体が良いことじゃないんだから。

と言いつつ若干希望の光をちらつかせる記事を見つけました。

 

 

マイクロプラスティックとは、我々が日々濫用して捨てているプラスティックゴミが細かく細かくなったもの。

下水、地中、空気中、海洋中あちこちから検出されていて、昨今では人間が食べるや、雨水人間の胎盤の中飲水野菜や果物、有りとあらゆるところから検出されるようになっている物質。

 

プラスティック製の例えば洗濯バサミなど、日光に当たって長いこと使っていると、脆くなってある時モロモロと壊れてしまいますが、古くなってゴミになって埋立地とか、河川に流れ出て海に浮いてたりとか、そうやって環境に出ていったプラスティックはいずれ粉々になってマイクロプラスティックになります。

それだけではなく、化学繊維の洋服などを洗濯することで排水にマイクロプラスティックの繊維が流れでたり、歯磨き粉や洗顔料などという製品に最初から細かいつぶつぶのプラスティックが入っていて(研磨剤みたいな役割をするんでしょうね)それが排水から下水処理場へ行って、下水処理場のフィルターに引っかからないまま海洋に出ていく、と。

 

いろんな形で環境にプラスティックゴミが流出しています。

 

現段階で人類が日常的に使っている使い捨てプラスティックの量を、可能な限り減らさないと、とんでもないことになりそうです。

 

  

というわけで、マイクロプラスティックについて書き始めたら、やっぱり悪いことだけでここまで一気にきてしまいましたが、このガーディアンの記事は、ネガティブ一辺倒ではない話題なんです。

 

www.theguardian.com

 

アイルランドの発明家、20歳のFerreira氏が開発した「オイルと粉末状のサビの磁気混合物」は、サンプルの水の中のマイクロプラスティックを88%除去することに成功したとか。

Ferreira氏はこの20名で2019年のグーグル・サイエンス・フェアで最高の賞を受賞したそうで、実際にこの発明を汚染処理場の浄水システムに応用したいと考えているそう。

 

海洋生態毒性学と保全の専門家であるフアン・ホセ・アラバ博士は、環境にすでに存在する「生ける掃除機」ナマコのような底生生物や微生物や細菌などにプラスティックゴミを食べて分解させるようにできないかと研究しているとか。

 

フィンランドの科学者は、植物性のナノセルロースメッシュから作られた新しいタイプの浄水フィルターを開発しました。このフィルターは極小のナノプラスティックを飲料水から除去することに繋がりそうです。

 

 

と、いくつかのマイクロプラスティック関連の楽観的なニュースでした。

 

 

 

とはいえ、こういう楽観的なお話もまるっきり安心して鵜呑みにできないというか、人間が打ち出す対策って、対策のはずが数年後に別の問題が明らかになったり、一概に解決につながらないことが多いですからね。

 

プラスティック、簡単にぱっぱっぱっと使って捨てる習慣を捨てることがまず先決。

 

 

先週のパン

このところ、週に3回くらい焼いてるパン。

以前は夫一人で食べてもらっていたので、週に一度で足りてましたが、家で仕事するようになって、弁当持参しなくなったので、昼時に「ぱぱっと食べることができるランチ」にパンは最適なので、夫婦二人でパンを食べ始めたら、焼く頻度もあがりました。

サワドースターターの回転率が上がるのはいいこと。

 

f:id:casse-pied:20210223091200j:plain

発酵カゴに入れるときの打ち粉に米粉を買ってきて使ってみました。

前にも米粉は使ったことがありますが、使い切った後買い足すのを忘れて数年。

久々に思い出して使ってみたら、やっぱり米粉は良いです。くっつかない。

でも、生地を折り畳むときに米粉がついてしまった面は絶対くっつかないという問題も。

 

 

 

くっつかせたくないので鬼ほど打ち粉を振るうのをやめなければ、、、でもついつい。


ヴィーガン ブログランキングへ