食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

COVID19パンデミック状況・2021年2月8日

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今年のロックダウン一月経過

Stay-at-home orderと言われていたり、Confinement と言われていたり、正式にはロックダウンではないのですが、とりあえずこのブログではロックダウン。

 

1月10日あたりから始まった夜間外出禁止令やエッセンシャルでないビジネスなどの閉鎖、リモートワークへの切り替えなどなど。

先週の月曜に州知事の記者会見が。

 

私は会見、見ませんでした。

毎回、中継してる時に拝聴したことがない。

会見を生で見るより、その結果をまとめて報道してくれるのをささっと斜め読みした方が効率が良いです。

 

8日以降からの若干の変更もしくは継続項目は;

 

夜間外出禁止 モントリオールそのほかレッドゾーン地域では8pm-5amの外出禁止継続。

広大なケベック州、田舎の地域の多くはオレンジゾーンに移行し、8時の代わりに9時半から外出禁止になるとか。

 

一月半ばにホームレスの男性が凍死するといういたたまれない事件がありました。

彼はベッドの設備のある簡易シェルターの常連でしたが、パンデミック状況下の政策変更によりホームレスを夜間収容することを禁止されたそのシェルターを出たあと、警察を避けて簡易トイレに隠れていて凍死したようです。

 

州知事は「ホームレスを罰金対象外にすると、ホームレスのふりをして外出する人たちが現れる」とか言って執拗に特例処置を拒否していましたが、帰る家のないホームレスに外出禁止違反の処罰を与えるのは人道的でないという裁判所の判定が下りました。

 

お金もない、帰る家もない、おまけにシェルターも夜には追い出される、そんな状況のホームレスに罰金って、どういう思考回路なのか。

globalnews.ca

 

 

商業施設 商店やショッピングモールなどは客数制限付きで再開が許可。

 

ヘアサロン 客数制限付きで再開許可。うちは私が素人床屋さんなのでヘアサロン閉鎖の影響は無し。

 

レストラン&バー レッドゾーンではデリバリーとテイクアウトのみという規制継続。

オレンジゾーンでは一つのテーブルにつき大人二人まで、18歳以下の子供の同伴も許可される、というよくわからない制限付きで店内での飲食許可がされるようです。

バーは州全土で閉鎖継続。 

 

 

学校 小学校とハイスクールは現在の規制を継続(マスクなしでおしくらまんじゅうみたいに遊んでる子供達が校庭にも教室内にも見受けられるので、何がどう規制されているのやら)

大学などではキャンパスでの授業は教室の50%のキャパシティで許可。教師、スタッフ、学生、全てにサージカルマスクの着用義務。

マスクは州政府から学校側に供給される。

 

スポーツ、リクリエーション 野外でのスポーツはレッドゾーンでは一つのグループにつき4人までの制限付きで許可。(え?もっと大勢のグループがすでにあちこちにいますけど?)

オレンジゾーンでは別々の住所から集うのも8人まで可。

 

図書館とミュージアム 図書館はピックアップ(予約した本が届いたと連絡を受け、取りに行く)のみ可能。ミュージアム(博物館や美術館、プラネタリウム、昆虫館、植物園など)は制限付きで再開。

 

独居、室内サービス 下水工事や電気工事などの作業員が一人訪問すること、独居老人などを世話したり孤独にならないように、などの理由で一名が訪問することはOK。

 

 

反応

どこの国でも政府の対応に色々と不満がでているようですが、当地も御多分に洩れず。

中小企業、レストランやバー、芸術系の仕事をしている人たちなどには厳しい状況ですし、再開させてくれなきゃ潰れてしまう、という声は切実。

 

 

政府の対策は「不満が爆発する前にちょっと空気抜きが必要だから**人まで集まるのを許可しておこう」というような場当たり的な感じを受けるのです。

 

ゾーンごとに微妙に詳細が違う上、それも何度も変更になったので、現在は何人まで集まって良いのか、常に混乱があります。 

先日摘発された「某宗教団体が室内に**人以上の集会を開いていた」報道では主催者が「政府がいう室内10人までというのは、一部屋に10人なのか、一つの大きな建物に10人なのか、こちらは一部屋10人と解釈していた」と。

詭弁ですけれど、それが通るような曖昧でわかりにくい規制なんだからしょうがない。

 

政府がなんと言おうと私は同じ建物に何十人も集まるような場所には行きたくありませんが、こういう報道を聞いて「こっちは規則を守ってたのに、ずるい。これからはうちもうまいことやって大勢で集まろう」なんていう発想になる人もいるのが恐ろしい。

見つからないように工夫して集まる人たち、感染したらどうするんでしょうね。

 

ゾーンを超えて外出するのも禁止なはずですが、無視してスキーに行ったり実家に帰省したりする人が知り合いの中にもいます。

クリスマスの前に通りで挨拶したお向かいさんなんか「今年は何もできないわ〜、ケベックシティの母の家に行くだけよ」 

規制が一切なかったらどんな大移動をするんでしょうね。

 

montreal.ctvnews.ca

 

 

私と夫は元気です。

 

通勤では往復で2時間毎日歩いていたわけなので、家で仕事するようになっても散歩で2時間歩こうと思っていましたが、必要がないとなると連日2時間散歩というのは続きませんね。

 

現在は朝1時間10分くらい。

目的地としている公園まで住宅街を歩いていき、公園内をぐるっと歩いて戻ってきます。

 

去年の春は散歩コースをいろいろ変化させて飽きないように工夫してましたが、通勤で歩いてみると、「さっさと最短で職場に到着しなきゃ」と同じ道を毎朝。

飽きてきたなー、この幹線道路沿いは排気ガス臭くて嫌だなー、なんて思いながらも通るしかない。

 

そう考えると、散歩で歩く場合、幹線道路は避け、素敵なお家の間を雪だるまなんか眺めながら歩けますのでうんと気楽。

コースは嫌になったら変えればいいや、と思ってるうちに気がつけば連日同じ道。

 

パンデミックになって、わいわい集まるのが大好きなタイプの友人知人の多くがかなりストレスを感じている様子ですが、私も夫もズームで会うだけでも割と満足というか、終電を気にする必要もないし、楽ちん。

旅行に当分いけそうにないのは寂しいですが、辛くてたまらんという程ではないし。

たまに、どこか遠くへ行きた〜い、と思いますが、以前だってそう思うたびに飛行機に乗って旅してたわけではないし。

 

 

夜会外出禁止だって、私の生活にはまるで関係のない話。

 

 メトロ徒歩圏内に住むのが必須だったのは過去の話か、、田舎へ引っ越す?


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